ベタなタイトルですみません。
大型連休に入り、プロ野球としては書き入れ時。オリックス・バファローズは29日~5月1日までの3連戦のみが主催試合であるが、ここに「オリ姫デー」、「オリ達デー」、「オリっ子デー」とイベントシリーズを並べてきた。このうちどこに行くかということだが、私の予定のこともあり、29日の「オリ姫デー」に、いつもの鈍な支障さんをお誘いして、おっさん二人での観戦とする。
この企画は昨年から始まったものだが、昨年はネイビーをベースにピンクのラインをあしらったもので、これはこれで締まった感じであった。


それが今年は・・・このチェック柄。街でファッションとして着るにはまだいいかもしれないし、グラウンドに出た選手たちも「着こなし」としてはいいが、どうも「戦う集団」としては迫力に欠ける。このチームは以前からあれこれ限定ユニフォームを出しているが、昨年の夏の陣の地球儀ユニフォームに今年の宇宙ユニフォームなど、このところ路線が逸脱し過ぎているようにも思う。当の「オリ姫」たちはどう思っているのだろうか。
試合前は「オリ姫」対「イーグルス女子」による対決ということで、障害物リレーがグラウンドで行われる。実は先に第1ラウンドがドームの外で行われていたようで(大声対決)、イーグルス女子が先勝ということだった。


そしてこのリレーだが、グラウンドを2周するもの。最初はイーグルス女子が大きくリードしたが、途中でじわじわと追いつき、最後はオリ姫が逆転。これで1勝1敗となり、この後は5回終了後に綱引き対決があるという。

さて試合、バファローズの先発は今季初めての松葉。イーグルスがエースの則本なのに対して完全に谷間である。また、先の試合での伊藤に続き、T-岡田、中島が1軍に昇格。「名前だけ見たらいけそうなのに、何でやろうね」と支障さん。
初回、2番の聖澤にヒットを打たれるものの、続く銀次を投ゴロ併殺として三者凡退。まずはいい立ち上がりである。


初回の攻撃。先頭の西野はレフト前のポテンヒットかと思ったが、突っ込んできたレフトの福田が後ろに逸らす。西野は一気に三塁へ。続く安達の当たりをショートの吉持がはじき(記録はヒット)、ラッキーな展開で1点先制。

そして続く糸井がライトスタンドへの完璧な当たり。相手エースから初回に一気に3点と、松葉に大きなプレゼントとなった。
イーグルスの反撃は3回。嶋の二塁打、岡島のヒットで一死一・三塁となり、聖澤がセンターに弾き返して1点返す。続く銀次は一・二塁間の打球。ライト前ヒットかと思ったが西野がよくさばいて二塁フォースアウトを取る。しかしその間に一人生還して3対2となった。
一方のバファローズ打線は、2回以降打線がさっぱり。則本の剛球に三振、あるいは力のない打球。4回にはT-岡田が死球で出塁するも、続く中島は凡打。そして伊藤の時に盗塁を試みる。ヘッドスライディングするも楽々アウト。何かを変えようとした作戦なのだろうが、それにしてもなぜここで? まあ、伊藤の打率が関東のほうの市外局番なら仕方ないのかな・・・。
5回が終了し、グラウンドではオリ姫対イーグルス女子の最終対決の綱引き。30秒間の勝負だが、ここはズルズルとイーグルス側に引っ張られ、あっさりと勝負が決まる。これでバファローズが負けたら「イベントのせいや」となりかねない。
松葉は6回、ウィーラーのヒット、松井稼の四球で二死一・二塁のピンチとされ、続く福田もショートへの内野安打。ただここは三塁をオーバーランしたウィーラーがタッチアウトとなり、思わぬ形でピンチをしのいだ。このまま7回8回まで行ってほしかったが、ここが限界と見て松葉はこの回での降板となった。
7回は岸田が登板。先頭の後藤がヒットで出塁し、続く嶋はバントが決められず三振となるが後藤が盗塁成功。代打の茂木の内野ゴロで三塁に進み、岡島にタイムリーが出て同点。せっかくの松葉の投球もこれで台無しとなった。この日限定のピンクの風船を持っていたファンからは「あ~あ」の声。
勝ち越しを目指す7回、先頭のT-岡田がヒットで出塁。しかし次が中島ではバントもできず、空振り三振。伊藤も強攻するが二塁へのライナー。T-岡田も帰塁できずダブルプレーとなる。何かこう、ちぐはぐな・・・。

8回は塚原が登板。聖澤のヒットをきっかけに一死一・三塁となり、松井稼を敬遠気味に歩かせて一死満塁とされる。これはもう逆転かなと思ったが、桝田、後藤を続けてファウルフライ。ヒヤヒヤものだが、この時点で2桁安打と、流れはイーグルスに来ている。味方が追い付いて則本の投球も勢いを増したように見え、8回裏も簡単に三者凡退に打ち取る。初回の失点も味方の守備が影響したもので、失投は糸井の一発だけという内容だった。


9回、同点の場面ながら平野が登板。しかし先頭の嶋が二塁打。茂木がバントで三塁に進め、岡島がこの日3安打目となる2本目のタイムリーを放つ。あっさりと4対3。スタンドは悲鳴というのか、「また中継ぎ抑えが・・・」と呆れ顔である。


こうなるとイーグルスは抑えの松井裕が登板。こちらは平野とは全く対照的で、糸井、モレル、小谷野から三者三振。終わってみれば則本の好投、打線も13安打(岡島、聖澤だけで6安打)で逆転、松井がシャリと抑えるという、河北新報が景気のいい見出しをつけそうな内容である。
ヒーローインタビューは決勝タイムリーの岡島。ここのインタビュアーは最初から噛むし、途中で「チームも10桁安打が出ましたね」などと言うし、別にインタビュアーのせいではないが、最後も締まらない試合となった。
試合後は反省会ということでミナミに移動して、九州料理の店へ。支障さんと「復興支援」と称して熊本の馬刺しや辛子レンコン、白岳などいただき、試合の総括やらバファローズのチーム状態への憂慮など、大いに放談したのであった・・・・。
大型連休に入り、プロ野球としては書き入れ時。オリックス・バファローズは29日~5月1日までの3連戦のみが主催試合であるが、ここに「オリ姫デー」、「オリ達デー」、「オリっ子デー」とイベントシリーズを並べてきた。このうちどこに行くかということだが、私の予定のこともあり、29日の「オリ姫デー」に、いつもの鈍な支障さんをお誘いして、おっさん二人での観戦とする。
この企画は昨年から始まったものだが、昨年はネイビーをベースにピンクのラインをあしらったもので、これはこれで締まった感じであった。



試合前は「オリ姫」対「イーグルス女子」による対決ということで、障害物リレーがグラウンドで行われる。実は先に第1ラウンドがドームの外で行われていたようで(大声対決)、イーグルス女子が先勝ということだった。












一方のバファローズ打線は、2回以降打線がさっぱり。則本の剛球に三振、あるいは力のない打球。4回にはT-岡田が死球で出塁するも、続く中島は凡打。そして伊藤の時に盗塁を試みる。ヘッドスライディングするも楽々アウト。何かを変えようとした作戦なのだろうが、それにしてもなぜここで? まあ、伊藤の打率が関東のほうの市外局番なら仕方ないのかな・・・。













試合後は反省会ということでミナミに移動して、九州料理の店へ。支障さんと「復興支援」と称して熊本の馬刺しや辛子レンコン、白岳などいただき、試合の総括やらバファローズのチーム状態への憂慮など、大いに放談したのであった・・・・。