12月30日、広島から大阪に向けて出発する。今回、大阪までは青春18きっぷを使っての移動だが、夕方になんば駅集合なので多少ゆっくり出ても間に合う。前日は私の年内最終の出勤日だったが、結構遅くまで残っていたので朝は少しゆっくり起きる。
西広島を9時23分発の白市行きで出発し、広島でいったん下車。次の糸崎行きが広島発9時50分で、1本早い列車での席取りのためである。白市~三原間は日中1時間に1本しか列車がなく、この糸崎行きも3両しかない。そのためか、広島出発時点で立ち客も出る。
11時05分、糸崎の一つ手前の三原に到着。ここで下車する。次の11時34分発の列車は愛生行き。2時間40分の長時間移動となるため、始発駅から座っていきたいところだ。あらかじめそれを狙ってか、大きな荷物を持った人が中心に早くも乗車口に列ができる。
こちらも座席がほぼ埋まって出発。次の糸崎から、先ほどの車内にいた人たちが乗ってくる。おそらく、スマホの乗り換え検索だと終点の糸崎まで案内して、次の愛生行きには座れないということだろう。
この後はのんびりと車内で過ごす。岡山を乗り換えなしで通過する。
14時18分、相生着。すぐに接続の姫路行きに乗車し、姫路駅ホームの「えきそば」で一息つける。注文したのはシンプル、昔ながらのメニューの天ぷらそばなのだが、このところはさまざまなトッピングができるようになっている。中には「姫路たこ焼き入り」などというのもある。見たところ一般的なたこ焼きだが、明石焼き(玉子焼き)なら出汁につけて食べるタイプなので結構会うかもしれない。
新快速に乗車し、三ノ宮で下車した。ここはら阪神電車に乗り換える。この区間に乗るのも久しぶりのことである。
到着したのは阪神尼崎。実は30日の宿泊は尼崎ということになった。忘年会はミナミなのであの辺りで宿泊するところだが、やはりこの時期、空いているのはカプセルホテルか超高級ホテル。さすがにカプセルホテルはいいかと、ミナミ以外で宿を探すと、阪神なんば線で一本の尼崎が手頃となった。私の前の大阪の職場の場合、出張で来る人は尼崎に泊まることが多かったのだが、この数年では新しいホテルもいろいろ建っている。
今回の宿泊はその新しい部類に属するプラザホテル。周りはパチンコ、飲食店などで賑わっているところだが、阪神の尼崎の近くといえばたまに発砲、銃撃のニュースが流れるところで・・・。まあ、普通にしていればどうということはないのだが。
部屋の広さは一般的なシングルルームだが、大浴場がついている。集合まで時間があるので、まずはひと風呂浴びる。ともかく、1年間お疲れと自分に言う。
阪神なんば線で夜のミナミへ。大学の同窓生6人が集まった。コロナ禍以来の顔合わせとなったが、中には誘ったものの「万が一」を考慮して不参加となった人もいた。まあ、そこはそれぞれの価値観である。
いわゆる「裏なんば」にある中華料理店があり、若い人たちで賑わう中でアラフィフが集まる。現在それぞれの分野で頑張っており、中にはヘッドハンティング?で会社役員を務めることになった人も。紹興酒に酔い、昔語りもいろいろとあって懐かしい時間を過ごすことができた。
これで尼崎に戻り、そのまま就寝。翌日大晦日はいよいよ神仏霊場めぐりで、まずは京都に向かうことに・・・。
さて、2022年の投稿はこれで終わり。ご覧いただきありがとうございました。来る年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように・・。