まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

いよいよ10・2は大一番

2014年09月30日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
ようやく仕事からの帰り。携帯から結果をチェックすると、今日も仙台では金子の力投と打線の奮起でバファローズの逆転勝ちである。

これでゲーム差がなくなったが、勝率でわずかにソフトバンクが上である。

これで、いよいよ10月2日の最後の直接対決である。バファローズは松葉、ホークスは武田か帆足といったキラーを立てるか。

ホークス勝ちならホークス優勝。バファローズ勝ちなら仙台であと1つ勝てばバファローズ優勝。引き分けなら、バファローズは1勝1分以上で優勝。逆に1つも負けられない。(で計算は合ってますかな?)

・・・ということは、勝つしかないということでいよいよ大一番だ。

おそらく九州、西日本関西、あるいは東日本からも大挙して応援に向かわれるだろう。私もできるだけ早く帰れるようにしたいところだが、まずは勝つことを祈りましょう・・・。
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10月の「ミラクルバファローズ」なるか??

2014年09月29日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
まだまだファイティングポーズは崩さない、何とか10月までもつれ込むことになった。

携帯サイトで「楽4-0オ」という表示を見た時に、「何をやっとんねんこいつらは!」と正直キレていた。

それが中盤で「楽4-2オ」、「楽4-4オ」となり、終わってみれば「楽4-7オ 試合終了」となった。

決まり手はT-岡田の3ラン!!

・・・さてこれで、9月中のソフトバンクの優勝はなくなった。10月2日の直接対決でホークスが勝てば優勝という、ホークス有利な状況は変わらず、バファローズの優勝条件は残りの9月30日~10月6日までの4試合で、ソフトバンクに勝ち、かつ残りの楽天戦を2勝1敗以上で乗り切るというもの。2つ負けた時点で終わりである。

そんな中、崖っぷちから勝利をつかんだT-岡田の一発。まだまだホークス有利の条件は動かないが、29日、30日と連敗すれば直接対決を待たずにホークスの優勝が決まるという厳しい中での打撃である。これから、どんな「ミラクル」につながってくるだろうか・・・?

何だか、10月4日、6日の対楽天2試合が、いつぞやの「10・19」ダブルヘッダーと同じような感じになるのではと思う。4日と6日に連勝すればバファローズの優勝、しかし1試合でも負ければ・・・という展開。

ここまで来れば、勝っても負けても「This is プロ野球!!!」というガチ勝負を期待したい・・・!

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第3番「粉河寺」~西国三十三ヶ所巡り・2

2014年09月28日 | 西国三十三所
パ・リーグの優勝争いがいよいよ混沌としてきた。この28日の両チームの勝敗が命運を大きく作用するが、もちろん最後の直接対決はどうなるか見当がつかない。「近鉄」のこれまでの優勝と言えばだいたいが最後までもつれ、劇的なシーンが入っている(平野のバックホームに始まり、ブライアント4連発、ローズ55号&中村ノリの逆転サヨナラ、そして北川の代打逆転サヨナラ満塁本塁打・・・)。また優勝を逃しても「10・19」というのもあるし・・・。何だか最後に、後々まで語られる何かが起こりそうだ。

さすがに現地応援とまでいかず、平日はテレビ観戦も無理。だからというわけではないが、何かできることとして、ここはかつての本拠地からということで、また葛井寺に参詣。観音さんに願掛けをしてきた。果たしてどうなるか・・・。

という前置きの後で、話は8月までさかのぼる。

西国三十三ヶ所巡りの第一番ということで葛井寺を訪れた。9月の青岸渡寺に行く前のことで、とりあえずはまあ、こんなものかというところである。

そして手元には青春18きっぷの1回分が残っている。ならば日もあることだし、もう1日JRの沿線に出かけることにする。・・・となると、第2番の紀三井寺と第3番の粉河寺を1日で回るのがいいかな。

札所の順番で行けば先に紀三井寺に行くのだが、ここはあえて粉河寺から行ってみる。藤井寺からだと近鉄で河内長野、南海で橋本まで行きJR和歌山線というのが近いのだろうが、さらに遠回りして近鉄で一旦御所まで行き、御所からJR和歌山線に乗る。なかなか乗る機会のない線であるし、青春18きっぷの効力を少しでも発揮させようというところである。

8月末の朝、近鉄の御所に降り立つ。JRの御所駅は歩いて3分のところにある。次の列車はおよそ30分後。少し駅前を歩く。

シャッター通りの商店街を抜けると「御所まち」というのが広がる。かつての高野街道に沿って栄えた陣屋町であり、今でも古い町並みが保存されている。観光地化されたというより、普段の生活とともにある町である。

JRの御所駅もそんな「御所まち」の雰囲気に合わせたかのような木造駅舎である。ここから乗るのはブルー一色の105系。これで延々と粉河まで下って行く。

吉野口で列車行き違いのため停車。ここは近鉄吉野線とホームが共同で使われている。近鉄側も列車の行き違いのようで急行が停車中で、のんびりした時間が流れる。一度駅舎の外に出る。「世界遺産吉野へは、近鉄で終点吉野までお越しください」という表示がある。吉野口はだいぶ手前である。

ただそんなローカル駅であっても観光地の玄関口であるためか、JRと近鉄のジャンクションであるためか、ホーム待合室には売店があり、駅弁も売られている。ここで小腹用に「柿の葉寿司」を買い求める。これだとちょいとつまむのに適している。

五条を過ぎ、和歌山県に入って橋本に到着する。ここで4両編成の後2両を切り離して身軽になる。これから和歌山に向けて客も増えると思うのだが逆に切り離すとはねえ。橋本から南に向かえば高野山である。西国三十三ヶ所札所はいろんな宗派の寺院があるが、その中でも真言宗が多い。御礼参りは善光寺でなく高野山でもよいとする考えもあるそうだ。

紀ノ川に沿って走り、粉河に到着。なんやかんやで自宅から3時間近くかかった。やはり大回りすると時間がかかる。和歌山から粉河までの区間列車の設定もある。

改札を出る。今は係員がいるが、時間帯によっては昼間でも無人となるため、三十三ヶ所の駅でのスタンプは外に出されている。本当は朱印を受けた後で係員に朱印帳を見せてスタンプを押してもらうのだが、ここもフリーである。忘れないうちに先に押しておく。

粉河寺までは歩いて10分ほど。駅から一本道である。かつては参道で、門前町の風情もあったと思われるが、今は立派な車道が続く。両サイドの歩道には「粉河寺縁起絵巻」のパネルが並ぶ。駅から右側の歩道を歩くのだが、ただこれ、いきなり「娘の病が癒えた長者の一族が剃髪して・・・」とあり、話の展開が唐突である。どうやら逆の左手の歩道から話が始まり、一巡して右側の歩道を通って駅に戻る仕組みである。やれやれ。

人通りもほとんどなく、太陽がギラギラした中を歩いて粉河寺に到着。朱塗りの大門をくぐるが、車道が大門の脇を通っており、クルマもバンバン通る。その中ようやく車両進入禁止のエリアに入る。広い境内である。江戸時代には紀州徳川家の庇護を受け、現存する建物のほとんどが江戸期のものである。大門に続く中門があるのも、西国三十三ヶ所の札所の中ではここくらいである。「風猛山」の額も徳川の殿様の手によるとか。

本堂に入る。この本堂も西国三十三ヶ所では最大級のものとか。まずはお参り。ここで初めて「勤行次第」を取り出してブツブツと唱える。

本堂の中は400円で見ることができる。せっかくなので中に入らせていただく。ここの本尊である千手観音は秘仏とされており、姿を見ることはできない。同じように本尊を非公開としている札所は多いが、それでも毎月1回とか、年のうち何日間かとか限定で公開している。ただこの粉河寺は、地下に収められているとかで一度も公開されたことがないそうである。本当の秘仏である。数年前に千手観音が217年ぶりに開帳したそうだが、これは隣の千手堂のもの。何だか、そこまで言われると本当に本尊はいるのか?と勘ぐってしまう。ひょっとして本堂の下でミイラにでもなってたりして・・・って、そんなことを言ってはいけない。本尊が出ないからというわけではないだろうが、一六羅漢やその他の仏像、さらに左甚五郎の作という虎の彫刻などがズラリと並ぶ。

さすが最大級の寺院やなと感心してご朱印をいただく。係の人はパラパラとめくり、「大きく書く感じでいいですか?」と訊く。やはり、よく出回っているよりサイズが大きいのかな。葛井寺の朱印を見つけて納得した様子で筆を取る。

本堂の前には庭園がある。枯山水を表しているというが、龍安寺の石庭のような「わびさび」を表現するというよりは、大きな石を豪快に並べているし、植物もソテツなど大胆に使っている。庭園の作者や年代は不明とされているが、豊臣秀吉の根来攻めの時に焼失してから以降の、派手な桃山文化の香りが残る江戸初期のころの制作ではないかと言われている。

規模の大きな寺院を拝観して、参道を再び粉河駅まで戻る。歩道にあった「粉河寺縁起絵巻」の後半部分の紹介があり、駅に戻ってなるほど長者一族が剃髪したいきさつもわかったというものである。

粉河からは和歌山線で和歌山に出て、紀三井寺に行くことにする。思ったよりも早い時間に行くことができそうで、昼食の前に参詣をすることに・・・・。
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バファローズ対カープの日本シリーズは・・・?

2014年09月26日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
NPBプロ野球も最終盤となる中、まずはセ・リーグで巨人の3連覇が決まった。前半好調でリーグを引っ張ってきたカープの敗戦もあってのことだが、カープや阪神のような個人的に突出して活躍した選手がいない中、それでも勝ってしまうのが巨人の凄さというものだろう。

こうなると後はカープが2位に入れるのか。まずは地元広島で優位に試合を進め、巨人への挑戦権を勝ち取り、さらには東京で巨人を撃破することを期待する。短期決戦なら何とかなる??・・・と思いつつも、ペナント後半の直接対決でことごとく試合を落としたというのがあるので、まあダメ元で見るだけである。

一方のパ・リーグ。25日にバファローズ念願のマジック7が点灯した。少しだけ、ホークスと比べて我慢の具合が勝ったということだろう。

マジック点灯後の試合となった26日のライオンズ戦、バファローズは中継ぎ陣の不調もあって完敗した。

しかし、ホークスも敗れて(ここに来ていったいどないしたん??というくらいの絶不調)、マジックは1つ減って「6」。これがマジックの効果の一つだろう。「今日は敗けた、悔しい!」と思う一方で、「でもホークスも敗けたから、ウチのマジックが『1つ減る!!』」ということで気分的に落ち着くか。いずれにしても、久しぶりに味わう緊張感である。仕事の関係もあり、ここから順調に勝っても「アレ」の瞬間には立ち合うことはできないのだが・・・。

どんな展開であれ、日本シリーズの組み合わせとして望むのが、「バファローズ対カープ」である。確率としてはウン十分の一だが、ひょっとすれば、ひょっとする・・・。まだまだ、試合ごとの行方に注目してしまうところである・・・・。
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第5番「葛井寺」~西国三十三ヶ所巡り・1

2014年09月25日 | 西国三十三所
話を真夏の8月に戻す。

以前の記事で、JRのスタンプラリーが行われるのをきっかけに、西国三十三ヶ所巡りを新たな企画として始めることを書いた。

そして、第1番札所である那智の青岸渡寺へは、値段の安さと特典がつくということもあり、9月のバスツアーに参加を申し込んだ。それで朱印帳とJRキャンペーンのガイドブックを揃えた。後は出発当日を待つばかりであった。

・・・ただ、待てよ。

こうした巡礼ものは、道順の関係で途中一部入れ替わりはあるかもしれないが、1番から始めて、33番で終わるのがすっきりしている。

しかし、拙ブログをご覧の方の中にはご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、私の住まいは藤井寺市である。地名は「藤井寺」と書くが、実は市内には西国三十三ヶ所第5番の札所である「葛井寺」がある(正しくは「くず」の字とも少し違う漢字だが、そこはパソコン、モバイルからの入力ということで)。そもそも町の由来も、近鉄バファローズの球場名も、この寺から来ているのである。開かれたのは奈良時代。聖武天皇が十一面千手観音の制作を命じ、これを受けて寺を興したのは行基であるから、歴史としては相当古い。

子どもの頃から道明寺の天満宮とともに親しんでいるし、今年の本厄の厄除け祈願も葛井寺で行った。筋としては1番から始めるのだろうが、ここはやはり、地元の古刹から始めるのが仁義?というものだろう。

というわけで、私の西国三十三ヶ所巡りは5番ライト鈴木貴久・・・ではなく、5番紫雲山葛井寺から始める。

さて、8月の暑い日、電車に乗って・・・ということもなく、自宅から徒歩圏内の藤井寺駅前の参道の商店街を抜ける。ちなみに商店街を入ってすぐ左側に藤井寺市の観光協会があり、今は「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産認定に向けたPRや、かつての遣唐使で彼の国で客死した井真成(いの・まなり)の紹介がある。

この真成という人は藤井寺の出身とされていることから、今では市のキャラクター「まなりくん」(見た目はゆるくはない、真面目系)にもなっている。この人が注目されるようになったのはここ10年くらいのものだろう。故郷に帰れなかったことで「もう一人の阿倍仲麻呂」とも言われていたが、墓誌が見つかり、それを里帰りさせたというので注目されるようになった。時期的にバファローズが藤井寺から完全に消滅してしまった時と重なることから、町の新たなシンボルとして迎えられたということもある。

観光協会にはかつての「藤井寺近鉄バファローズ」のユニフォーム(数年前の、オリックス・バファローズによる復刻イベントで出たやつ)のレプリカやグッズも展示されている。ちなみに、背番号は永久欠番の「1」。やはり、この番号と言えば「鈴木啓示」だ。さすがに「けーしくん」というキャラクターは成立しないが。

またすぐ南には、私は行ったことないが、かつてのスラッガー・栗橋茂さんのスナックもある。梨田遺跡も今や「ありだなしだ」みたいに忘れ去られていることだし、藤井寺に拠点を持っているのは栗橋氏くらいだろうか。

・・・はい、西国三十三ヶ所巡りなのか近鉄バファローズなのか、よくわからないまま、商店街側からではなく、正門に当たる南大門から境内に入る。まず手水で清めてからお参りする。

その後で、般若心経などが収められた「勤行次第」を買い求め、合わせて朱印をいただく。例の朱印帳を出すと、係りの人はパラパラとめくって「?」という顔をする。そして「初めてでっか?」と尋ねる。やはりそう思うかなと思い、「近くに住んでいるので、最初はここに来ました」と言うと納得した様子で筆を取った。

JRのガイドブックを見せると観音経の一文字を書いた散華と、「慈悲の道」という紙をくれる。スタンプは基本はJRの駅で押してもらうのだが、近鉄沿線の札所については、近鉄駅にもスタンプを置いているので押せばよいとか、「慈悲の道」は各札所の紹介や住職の法話が載っていて、その札所の分は自由に取れるか、納経所で言えば無料でいただけるとか、いろいろ教えてくれる。

まずはこれで一ヶ所目は済んだ。改めて境内を回る。そこで目についたのが「お砂踏み」。西国三十三ヶ所それぞれのご本尊をかたどった石柱があり、札所番号が振られている。これを拝むと三十三ヶ所に行ったのと同じ功徳があるそうだ。それなら、別に全部行かなくても・・・と思うが、これは交通事情が発達しておらず、誰もが巡礼できるわけではなかった時代に、せめてご本尊だけでも身近でお参りしようというもの。あるいは日常から近くの寺で観音様に触れることで敬う気持ちを持ち続けようということか。でもまあ、行けるのなら実際に行くのが1番良い。

そのお砂踏みの後ろにこのようなものを発見。これは駅にでもあったものだろうか。懐かしさを感じる。あえて処分せずに置いているものだろうか。

こんなエピソードを思い出した。

日本ハムファイターズを率いていた大沢監督。しかしあるシーズン、近鉄バファローズに肝心なところでなかなか勝てなかった。そこで「藤井寺球場っていうから、近くに寺でもあんのか?」と人に訊いて、ある朝こっそりとお参りしていたという。あの大沢親分が、である。

親分の祈りが通じたか、いやいや千手観音はあくまで地元球団に微笑んだのか。それはプロ野球史に結果として残っているが、西国三十三ヶ所の信仰のひとこまとして、面白い。

・・・とまあ、西国三十三ヶ所巡りの第一回のお参りはこんな感じである。これから33の札所に3つの番外、そしてお礼参りの善光寺までどんな展開になるのだろうか。ひたすらにお祈りもいいが、寄り道もありかと。またこれから、ぼちぼちと巡ることになる・・・・。
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お付き合い解消ですね

2014年09月24日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
いや、別に私は交際を解消する相手すらいない・・・。熱愛も八角部屋・・・もとい発覚するようなことはないし(元々ないし)。

最近、「オリ姫をディスってる貴様のような奴に女性が来るわけない!!」という、間違いなくBsガールで抜いてそうなキモヲタのコメントもありましたな。そんなヤツに言われたくない。速攻で削除しましたが、ある意味事実突いてますな。おそらく、拙ブログをご覧の方も同じ思いでしょう。

・・・ここではそうではなく、最後に試合数が消化される中で、その日の勝敗結果が同じでゲーム差も変わらず、マジックも点灯しないという首位ホークスと2位バファローズ。どこまで付き合うのか。

ようやっと24日になり、オリックスが西武に勝ち、ソフトバンクが楽天に敗れたことで、お付き合いが解消した。しかもいいほうに。1.5差となれば、いよいよわからないことになる。

オリックス勝利は金子。これまでさんざん、ガラスのエースだの、新潟アルビレックスBCか信濃グランセローズのユニフォームでも失礼だのと言ってきたが、そんなしょーもない声は気にしないエースである。要所要所で中途半端に良い投球をしてしまうのが、憎い。

この展開でこれからどうなるか。後の投手、野手の気持ちの昂りを期待したい・・・!
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質問です

2014年09月23日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
「オリックス・バファローズの選手が1試合1試合優勝に向けた戦いをしている非常時に、不倶戴天の相手である西武相手というのに、こいつはゴルフしてました・・・」

それだけで、ファン失格ですね。ええ、私のことですよ。

ならば訊きます。

そんな熱い声援をおくっているのなら、なぜ西は二桁敗戦するんですか?打線は9月だけで5度も0封されるんですか?

声援さえあれば勝つ、さぞかしご立派なファンならこのくらいの疑問に明確な回答を示してください。
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西国三十三ヶ所巡礼始めます

2014年09月20日 | 西国三十三所
もともと日本の歴史というのが好きで、これまでもあちこち出かける中で神社仏閣にお参りすることはあった。

年齢もいわゆる「本厄」というのを迎え、それに呼応するかのように私の身にもいろいろなことがあった。厄除け祈願というのはしているのだが・・・やはりここは試練というものなのかな。今季はオリックス・バファローズの快進撃(今は2位だが)もあり、気持ちの支えにはなっているのだが、もう一つ、何かを始めてみようかと思う。

そんな中、通勤途中のJRで見つけたのが、「駅からはじまる西国三十三所スタンプラリー」のキャンペーンである。西国三十三ヶ所めぐりか・・・。これまでの「サイコロしりとり」とは違って、対象が決まっていて、それを一つ一つきちんと回るというのも面白いだろう。やってみよう、と思ったのがこの夏のこと。

このスタンプラリー、三十三ヶ所最寄りのJRの駅でスタンプを押してもらうのだが、そのためにはそれぞれの札所のご朱印が必要である。また、ご朱印をいただいたら寺の散華もいただくことができる。駅のスタンプが全部揃って事務局に応募券を送ると、散華を収める台紙がもれなくいただける。要はちゃんとお参りしなさいということ。これは一つのライフワークとして、やってみていいかなと思う。まずはJRのこのキャンペーンの公式ガイドブックを購入する。この巻末に、スタンプラリーの台紙がある。またネットでご朱印帳も購入。いろいろなタイプがあるが、私が購入したのはB5くらいのサイズのもので、ご朱印帳としては結構大きい。ページの右側に各札所の縁起やご詠歌が書かれ、左側にご朱印をいただくようになっている。

ネットでは巡礼・参拝に関するさまざまな情報があるし、また巡礼を行っている人のブログもたくさんある。それぞれ好き好きに回っているようで、あまり難しく考えず、自分のペースや楽しみ方でやればいいのかなと思う。

さてプランニングである。三十三ヶ所と書いたが、ここに番外の3ヶ所を加えて合計36の寺院がある。JRのキャンペーンなのだから基本は公共交通機関で行き、指定の駅でスタンプを押してもらうこと。これで行くと、1回で1~2の札所を回ることで合計で20回以上のシリーズになる。果たしてどのくらいの期間がかかるだろうか。まず一番札所の青岸渡寺は那智勝浦にある。そこまで特急で行くと結構金もかかるし、青春18きっぷで行けば1泊コースである(実は、時刻表をよく読めば「始発で出て終電で帰る」ことが可能なのだが、それに気づいたのは後のこと)。

そこをどうしたものかと思う中、たまたま実家で見ていた新聞の広告が目に留まった。阪急交通社の巡礼バスツアーである。9月に青岸渡寺に行く。それを皮切りに各月1回のペースで回り、1年をかけて番外を含む36の札所めぐりができるというものである。私はスタンプラリーのこともあり公共交通機関で行くことを考えていたのだが、シリーズの第1回である青岸渡寺行きの案内を見て、「ここは、これで行こう」と決めた。

その決め手となったのは価格と特典。まず値段は税込みで3980円。これはJRの大阪市内から紀伊勝浦または那智駅までの普通運賃より安い。ここに、添乗員と先達の案内がつくし、昼食の弁当も含む。さらに第1回限定として経本、蝋燭・線香、ご詠歌護符もついてくる。よくデアゴスティーニなどの「ナントカ全集」で、第1回は客寄せのためかさまざまな特典がついてしかも値段が通常号より安く設定しているのがあるが、それと似た商法である。まずは第1回に多くの人に来ていただき、あとは少しでもリピーター、さらには全て参加という客を取り込もうというところである。もっとも私はJRキャンペーン絡みなので、第2回以降に参加することはほぼないと思うが、「1回のみの参加も可!」とあるのだからそれでいいだろう。

・・・ということで、一時休止を決めた「サイコロしりとり」に替わるこの「まつなる的西国三十三ヶ所巡礼」の企画。果たしてこれからどのような展開となるか。よろしくお願いします・・・・。
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もったいない・・・

2014年09月20日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
前の記事で、「下位3球団もわずかな差でダンゴ状態で、せめて4位を確保しようと必死。足元をすくわれなければいいのだが・・・・」と書いたのだが、嫌な予感というのは当たってしまうものだ。

今日は外出先から携帯サイトで試合速報をチェック。よし、バファローズはリードしているか。一方でホークスもリードか。まだまだ並走は続くところかなと思っていた。

・・・それが夕方になると、バファローズはマリーンズに、ホークスはライオンズに、それぞれサヨナラ負けということに(ついでに、イーグルスもファイターズにサヨナラ勝ち。同じ日に下位3球団が上位球団相手に揃ってサヨナラ勝ちって・・・今までにこんなことはあっただろうか?)。

で、打たれたのは・・・やはり平野佳か。何だか、ここに来て新たな「劇場」が開幕しましたかな。

いろんな中継ぎ陣がいて、最後は平野が締める・・・というのがバファローズの勝ちパターンということでここまで来たわけだから、これを動かすということはしにくいのかもしれない。コンピュータの野球ゲームなら機械的に配置転換をすれば事足りるわけだが、生身の人間のやることだから。ただ、平野本人もかなり参ってしまっているのではないかと思う。まだ試合は残っているし、CSということを考えれば、配置転換とは言わないが、気分転換はさせたほうがいいのかもしれない。

ホークスにすれば「バファローズも負けたからラッキー」ってなもんだろう。この一敗、追う側はつらい。もったいないというか、「やはりあの時にゲーム差を縮めることができなかったのが・・・」という意味で記憶されてしまうかも・・・・。

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クライマックスシリーズチケット先行販売

2014年09月19日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
さて、10月のスケジュールはどのように組み立てようか。

実は19日、まだ順位は決定していないのだが、ファンクラブのゴールド以上の会員向けに、クライマックスシリーズの大正ドーム開催分のチケットの先行予約が始まった。ファーストステージ、ファイナルステージの全日程が対象で、とりあえず行ける可能性のある日の分は全部予約した。もっとも今は予約のみで、席割りや発券はもうしばらく後になる。もちろん、順位が決まればどちらかのステージの予約はなかったことになるし、勝敗によってはその日までに決着がついて後の試合は行われない。試合があれば全部観るし、なくなればそれまでで別に損することもない。

ファンクラブ先行予約はありがたかった。初日はどの席も空席◎で、金さえ出せば砂かぶり席も取れる状況。でもまあ、上段席で気楽に観るほうがいいかな。

2008年の時は、チケットを取るのに電話しまくったのを思い出す。時効とは思うが、職場の机を離れて携帯から電話して、なかなかつながらなかったかな。ファーストステージの2戦と3戦を押さえたが、ご案内の通り2戦で日本ハムに敗れて終了。ある方と一緒に観ようと購入した3戦のチケットは紙切れとなったというのがあって・・・。

まあそれはさておき、「10・19」で日本シリーズ進出決定!!というのがベストかな?などと勝手にイメージしてますわ・・・。

・・・と書き込みをする中で、バファローズもホークスも負けましたか・・・。この先どうなるか。下位3球団もわずかな差でダンゴ状態で、せめて4位を確保しようと必死。足元をすくわれなければいいのだが・・・・。
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カラバイヨ、BCリーグ初の三冠王

2014年09月18日 | プロ野球(独立リーグほか)

NPBプロ野球のペナントレースも終盤。パ・リーグはオリックス・バファローズがホークスとの3連戦の初戦を落とし、優勝に必要な3つを取ることができなかったことから、私も前の記事で「ホークス優勝」ということを書いた。ただ、残り2つを取りゲーム差を1縮めたかというのが、ひょっとしたら甦るのでは・・・という期待を持たせなくもない。その前に次のロッテ、西武という試合が余計重要になる。4位以下が混戦になっていて、楽天を含めた3球団とて楽には勝たせてくれないだろう。

さて、「次の新企画」のことを書く前に、また野球の記事で。一足早くBCリーグでは公式戦を終え(最後に来て、明石家さんまの1日コーチとか、木田優夫、大塚晶文の引退登板とか話題もあった)、ポストシーズンとして、まずは地区チャンピオンの決定戦が群馬対新潟、富山対石川の5試合制で行われる。

その前に個人タイトルの発表があったが、群馬のカラバイヨが72試合で打率.396、33本塁打、87打点という素晴らしい成績でリーグ初の三冠王に輝いた。

昨年も本塁打と打点のタイトルを取っており、今年は初の首位打者。群馬の強力打線の中軸として文句なし。このまま、独立リーグ日本一まで打ちまくるか。

・・・さて、カラバイヨと聞いて「あの選手か」と思い出した方もいらっしゃるのでは。そう、2010年途中に群馬からオリックス・バファローズに入団した選手である。一軍デビュー戦を生で観戦することになり、2打席目でいきなり本塁打。チームの勝利に貢献してお立ち台にも上がった。結局故障もあり2年で7本塁打という成績で解雇され再び群馬に戻ったが、やはりNPBの経験が今に生きているのだろう。

群馬とオリックスと言えば、駿太や安達ら同県出身の4選手が「ぐんま観光特使」に任命されたが、カラバイヨもある意味ご縁のある選手ではないかなと思う。まだ来季の戦力がどうのという時期ではないが、今年の背番号1のような選手をつかまされるくらいなら、もう一度、独立で覚醒したこの選手を大正ドームの一塁側に置いてみるのも、悪い話ではないと思うのだが・・・。(その時の観戦記事を振り返ると、同じくBC福井から入団した前田祐二が投げて、カラバイヨが打つという試合を観たいということを書いていた)

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ホークス優勝おめでとう!!

2014年09月16日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

実際には半月後のことだろうが、もう言っておきます。ホークス優勝おめでとう!!

やはり、リーグ随一の戦力を持ち、とどめは「4番」の一打ということで、やはり最後に勝つのは横綱ですな。

・・・って、そういうことを今から言わせるなよ!!!

「絶対に負けてはいけない」試合でいつまで負ければ気が済むのか。所詮、その程度の実力でしかなかったということ。

「あと全部勝てばいい」とか「まだ決まったわけではない」とか、「あの選手が意地を見せた」という根性論は意味ないです。

2位(も怪しいのだけど)は2位でしかないのですから。

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関西私鉄「サイコロしりとりの旅」2014夏・3-4

2014年09月15日 | 鉄道企画もの

再び「サイコロしりとりの旅」に話を戻す。長いことかかっているようだが、1日の行程を3回や4回に分けているだけの話である。

正雀からどちらに向かうか。「1.九度山」「2.柴島」「3.苦楽園口」「4.鞍馬」「5.車折神社」「6.杭瀬」の6つから出たのは・・・「5」。車折神社である。ということはもう一度嵐電に乗ることになる。この日の朝は宇多野まで行き、近鉄で法善寺、再び阪急で正雀と来てまた京都に向かう。宇多野から法善寺に行くのによく近鉄を選択したことである。ひょっとしたまた阪急に乗ることを予想していたのか。

ともかく河原町行の各駅停車に乗り、茨木市で特急に乗り換える。桂で準急に乗り換えて大宮で嵐電に乗るという慌ただしさ。昼間、眠たくなる時間帯である。路面電車に乗るとついウトウトとする。そこを目覚めさせたのはやはり・・・・暴れん坊将軍のテーマ曲。

車折神社に到着する。ここでも結構な数の客が下車する。神社の森はすぐ目の前に広がる。もっともこちらは裏参道ではあるが、ともかく参拝をしよう。

車折神社は昨今注目のパワースポットとしてテレビや雑誌などでも紹介されることが多い。「くるまざき」と読むが、後嵯峨天皇の乗った牛車が社前を通った時に車が裂けて動かなくなり、神の怒りを恐れて「車折大明神」の号を送ったのが社名の由来という。門の前の石を「車折石」とも呼び、「石」に対する信仰が厚いという。車が裂けたという理由は神の怒りというが、果たしてどうだろうかという気もする。今だったらクルマのタイヤがパンクした、あるいはエンストしたのが神社の前だったとか・・・いやいやそういう風に考えるのは野暮というものである。

ここでは「祈念神石」というのを授与される。まず本殿横の「清めの社」にお参りする。円錐型の岩に見える者、これは砂だという。

その後社務所で「祈念神石」をいただき、これを持って本殿にお参りする。後日願いが叶ったら、どこかで石を一つ拾い、その拾った石にお礼の言葉を書いて持参してお礼参りをして、本殿前に納める。本殿前にはさまざまな言葉が書かれた石がてんこ盛りになっている。さて私は石を持って再びここに来ることができるだろうか??

この車折神社が有名なのは「祈念神石」もそうだが、もう一つあるのはこの境内社にその名も「芸能神社」というのがある。芸能・芸術の神である天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀ることから、芸能や芸術に携わる人たちの強い信仰がある。祈祷は本殿である車折神社で行われるのだが、祈祷事項の中には「芸能上達」「公演成功」「ヒット祈願」「人気上昇」というものがある。

そのため、玉垣には多くの芸能関係者の名前が並ぶ。祇園の舞妓集もあれば歌舞伎、能・狂言、どこかの劇団員の名前がある。ただやはり目が行くのはテレビ等で活躍する俳優やタレントなど、いわゆる「芸能人」たちの名前。参拝客の多くは自ら芸能神社にお参りするというよりは、玉垣で有名人の名前を見つけるのが楽しみのようである。玉垣の申し込み案内というのがあるが「ご本人様(もしくは正式な許可をお持ちの代理人様)に限ります」とある。一般のファンが熱心なあまり勝手に奉納するとか、いたずらで申し込むというのを防ぐ意味合いだろうが、実際はどうなんだろうか。いわゆる有名人なら所属事務所が申し込むとか。

車折神社で運気を身に着けたところで、サイコロである。車折神社の「や」で行くのは・・・

1.大和八木(近鉄大阪線)・・・近鉄の各方面の列車が行き交うジャンクション。

2.山ノ内(京福嵐山線)・・・先ほど通って来た道路上の駅。

3.山の街(神戸電鉄三田線)・・・ニュータウンらしい名前。

4.山本(阪急宝塚線)・・・こちらも住宅街の駅。

5.八幡市(京阪本線)・・・石清水八幡宮のふもと。

6.近鉄八尾(近鉄大阪線)・・・再び河内に戻るか。

時刻は16時前。この日は18時から予定があるため、帰りがけに通る山ノ内以外は実質終了である。そして出たのは・・・・「3」。神戸の山の街である。

この日、「スルッとKANSAI3dayチケット」を使い果たし、夏の発売期間も終了している。ということでこの夏の「サイコロしりとり」はこれで終了。次の秋期間は神戸から再開となる。

・・・と言いたいところだが、実はこの「関西私鉄サイコロしりとりの旅」。この夏をもって一旦「企休止」ということにする。大阪阿部野橋から始めて京阪中之島線の渡辺橋を目指すこの企画だったが、ゴールならず。

まあ、連続して回ってきたことがあるのと、この夏からは鉄道の新たな企画を始めることがあり、ゴールは断念したわけではないが少し期間を置こうかと。

これまで回ってきた駅についておさらい。

【これまでの記録】

大阪阿部野橋~滋賀里~道場南口~茶山~牧落~中書島~松尾~黄檗~九条~鶯の森~林間田園都市~汐ノ宮~八家~橿原神宮前~恵比須~須磨~松ノ浜~真菅~貝塚~春日野道~千早口~千船~寝屋川市~志染~三井寺~洛西口~千鳥橋~汐見橋~信貴山下~大開~石切~りんくうタウン・・・相川~和歌山市~四宮~八戸ノ里~土居~泉大津~鼓滝~祇園四条~ウッディタウン中央~畦野~野田~高槻市~下古沢~和歌山港~打出~出屋敷~喜志~俊徳道~千代田~滝井~磯ノ浦・・・六地蔵~山陽魚住~弥刀~鳥取ノ荘~宇治~白鷺~木津~月見山~舞子公園・・・浅香山~丸山~的形~滝山~松塚~交野市~神宮丸太町・・・塚口・・・鶴原・・・龍安寺~四条大宮~山田川~和歌山大学前~江井ヶ島~牧野~野江~延暦寺~下新庄~宇多野・・・法善寺~正雀~車折神社

【会社別】

近鉄・・・13、阪急・・・8、阪神・・・7、京阪・・・15、南海・・・17、神鉄・・・6、山陽・・・7、高速・・・1、叡山・・・1、能勢・・・4、京福・・・4、坂本ケーブル・・・1

【府県別】

滋賀・・・3、京都・・・15、大阪・・・34、兵庫・・・22、奈良・・・4、和歌山・・・6

大阪阿部野橋をカウントすると、合計84駅の訪問であった。行ったり来たり、それぞれ自宅までの行き帰りも含めると正規運賃はいくらかかったのだろうか。「スルッとKANSAI3dayチケット」6枚で3万円だが、これを大きく超えているのは確か。まあ、元を取ろうが取るまいが、企画自体が普通の人から見ればアホらしいことなのだが・・・。

会社別で見れば南海が最も多かったのは意外だった。また路線の短い能勢電鉄や、途中テコ入れでリストに加わった京福も確率が高かった。府県別では駅数の多い大阪、兵庫が多かったのは順当なところ。近鉄線のある三重県が一度くらいは出てもよかったがそれは叶わず。

いろんな会社の顔や駅の表情が見られたこの企画。また再開する時が来れば引き続き楽しんでみたいところである。このシリーズにお付き合いいただいたご覧の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

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初めての女子プロゴルフ観戦~日本女子プロゴルフ選手権大会・コニカミノルタ杯3日目

2014年09月14日 | ブログ

さて前の記事ではゴルフ場にいたるまでのことだったが、今回はコースを回ってみてのこと。

ただ、先に書いたように場内は撮影禁止(本来であればカメラを持って来るのもご法度である。大会によっては手荷物検査も行われるそうだ)ということで、選手やコースの画像はなし。撮影できるのは許可されたカメラマンだけということで、その画像はネットや雑誌で見ることはできる。もちろん携帯電話のカメラもだめで、以前にも大事はパットの前だったか、携帯カメラの音がしたために選手の集中力が殺がれ、大切な一打を外し、それが順位を左右して賞金の金額も何百万と損したというのがある。「プロだったらどんな状況でも集中しなければならない」と言う向きもあるだろうが、ゴルフというのはメンタル面が大きな要素を占めるスポーツであるし、(ヘボゴルファーがエラそうに言うのも何だが)プロになればなるほど余計繊細になるのであろう。

ギャラリーゲートをくぐるとフードコートが設けられ、朝早くから賑やかに営業している。また少し進むとゴルフグッズの販売とか、オリジナルグッズが当たるチャリティーのダーツもやっている。クラブハウスは選手専用となっており、ギャラリーはこうしたところで楽しむ。こういうアウトドアの風情もいいものである。

2日目までの予選を終えたところで、トップは鈴木愛の-7、穴井詩が-3で続き、-2に4人が並ぶ。昨年の優勝者で、今回も初日にホールインワンも出たイ・ボミは-1の6位タイ。予選通過の60位タイは+6で13人いる。合計24組となると第1組が7:00スタート、最終組は10:50スタートである。順位が上だとゆっくり始動となるのはいろんなスポーツに当てはまる。特定の選手について行こうという観戦方法を取るギャラリーは、その時間に合わせて始動することになる。

「ぶらり途中下車の旅」観戦の私は、本来なら第1組から見るくらいのほうがいいのだが、アクセスの関係でそれは無理。私が1番のティーグラウンドに着いた時には、8:00スタートの7組目から。選手の名前とこれまでの主な成績がコールされ、拍手が送られる。まずは1組、ティーショットのところを見る。続く福田真未、北田瑠依、服部真夕の組のところではティーショットを見て、私も選手とともに動き出す。普段であればカート道だったりラフだったりというところが通路になっている。

コースに沿って多くの関係者が配置されている。多くはボランティアだろうか。また「ルーキー」という腕章をした女性も多い。この大会はプロなら誰でも参加できるというものではないので、経験の浅い選手などはこうした裏方仕事もこなすのかな。そういう人たちが、選手がショット前の仕草に入ると、「プレー入ります。停まってください」と言って「お静かに」の札や手を挙げる。静かにするのは当然として、横を歩いたりするのもいけない。周りも「だるまさんが転んだ」状態とまではいかないが、手元でゴソゴソするのもはばかられる雰囲気となる。そんな静寂の一瞬があり、ショットを放った後のうなる声、拍手、「ナイスショット!」の声に弛緩が訪れる。緊張と弛緩のクロスも面白い。

その後、だいたい1ホール~2ホールごとに見る組を変える。ある組がグリーンまで来てパットを沈めて次のホールに向かうと、私はしばらくそこにいて次の組の到着を待ったり、あるいはティーショットを放って花道を歩き出すとそれを見送ってまた次の組を待つ。そこにずっといる人もあれば、選手とともに動く人波もある。後から来る選手の名前を記した揃いの帽子やシャツに身を固めたグループもいる。知人に同じように「女子プロゴルフ観戦のすゝめ」でゴルフ観戦を始め、今やとある韓国の選手を追いかけるまでになっている人がいるのだが、その選手が後ろからやってくると、果たしてその人もいた。私が来ることは知らせていないので、後ですれ違った時に声をかけると驚いた様子。「誰を追いかけているんですか?」と訊かれるが、「いや、今日は初めてなのでいろいろとブラブラと。行ってらっしゃいませ」と見送る。ホールアウト後にその選手の成績を見たら下位に沈んでおり、ちょっと苦しい展開のようであった。

さてその中でもっともギャラリーの群れが大きかったのが、森田理香子、香妻琴乃、原江里菜の組。やはり昨年の賞金女王ともなると人気もあるが、この辺りで全体の中位。森田自身も昨年と比べては今季の成績もあまりよろしくないようで・・・。

ホールによっては通路のすぐ横がティーグラウンドということがある。そことなると選手が実に近く、手を伸ばせば届きそうだ(もちろん手を伸ばしてはいけませんが)。キャディーとの会話も聞こえるし、コースの攻略法を書いたメモの中身も見える。なかなか他のスポーツではないことである。ならば間近で見られるプロのプレーを私のゴルフ改善に生かせればいいのだが・・・ショットは一瞬である。ただ、ショットに入るまでのルーティンやリズムの作り方などは参考になるかもしれない。

6番ホールでナ・ダエ、大山志保、中村香織の組を見て、7番ホールへの通路を歩いていると左側から大きな拍手が起こる。そこがちょうど1番ホールで、ようやく最終組の鈴木愛、穴井詩、成田美寿々の3人がスタートというところだった。打球の行方は木に遮られてわからないが、見ていて気持ちのいいスイングである。

9番まで見終えたところで昼食ということにする。フードコートに戻るとちょうど12時近くということでごった返している。とりあえず席だけ確保して列に加わる。

折り返しとなるINの10番。残りは7組で、ちょうどやってきたのは表純子、カン・スーヨン、諸見里しのぶの組。その後では順位を伸ばしてきた李知姫、大江香織、そして上田桃子といったところも見る。

このペース配分で進み、14番のグリーンでイ・ボミ、イ・ナリ、申・ジエの最終1組目前の韓国勢を見ることにしてグリーン横に座る。改めてメンバー表を見て韓国勢の多さを実感する。ふと、日本の大相撲におけるモンゴル勢を連想する。一方で、上田桃子のようなアメリカツアー経験者には、野球のメジャー帰りの選手を連想したり。いやどうしても鉄道や野球、相撲に置き換えてしまうのがまつなる流である。真のゴルフファンからすれば「何を言っているのか」と言われそうだが。

そして待つ14番で、その組がやってきた。ただ、選手の横で成績のボードを掲げているのを見ると1名抜けているのが見える。誰かいない。それがイ・ボミだということでファンからざわめきが起こる。途中棄権ということか。

次の15番に移る。前の組が詰まっておりしばしここで待機となる。その組について回っていたらしき人が周りに話していたのによれば「11番の3打目か何かでミスショットした」「その後で急にいなくなった」「申・ジエと長い間抱き合って何か話をしていた」というもの。「足でも痛めたんかいな」などと言っていたが、後でニュースを見たところでは「一身上の都合」ということで棄権したそうである。韓国で闘病中の父親の容態が急変したとの情報もある。その情報がプレー中に入るとは考えにくい。そんな状態であることを知っていて本来ならプレーどころではなかったのが、前回優勝の大会で連覇もかかっているし、今回もパンフレットの表紙になったり事前にテレビ出演もしていたりということもあって、無理にでも参戦しなければならない状態だったと考えるのが自然だろう。それが、ミスショットで集中力が切れてしまったとか。

やはりプロというのは厳しい世界である。

さてそうなると15番以降はせっかくなので最終組につくことにする。前半でWボギー2つなどで-7から-3までスコアを落とし、首位からも陥落した鈴木、15番のショートでもショットはグリーンの奥へ。ただここから10メートル以上のパットをねじ込みバーティー。これで大きなガッツポーズが出る。これで勢いを取り戻したか続く16番でも連続バーディー。再び首位に浮上した。一方で2位の穴井は3連続ボギーで順位を後退させる。

最終18番には特設スタンドがあり、せっかくなのでそこに上がってみる。 最後は3人ともパーで締め、これで3日目のプレーは終了。結局鈴木が首位をキープ。昨年プロデビューして、まだ優勝経験もないそうだが、スタンドからは「このまま優勝してほしいな」という声も結構上がっていた。優勝すれば大会最年少(20歳)という。こういう新星が出るのもいいだろう。2位タイで大江、上田が続き、4位タイに成田、申・ジエ、黄・アルムが続く。果たして最終日はどうなるか。

「プロゴルフ観戦のすゝめ」では、クラブハウスの前で待っていたら選手も気軽にサインに応じてくれるよ・・・とあったが、1日回って疲れたし、今日は生のプレーを見られただけで十分満足したのでそのまま帰る。本当はご法度なのだが、プレー終了後ならいいだろうとフードコートにあるスコアボードを撮る。

帰りは新三田までバスに揺られる。せっかくなので次の三田で途中下車して一人打ち上げである。うう、こういうのも遠征の楽しみになってくるのかな。

今回初めてのゴルフ観戦となったが、事前に思っていたより楽しめた。まだ特定のこの選手につく・・・とまではいかないが、私の場合は気軽に場の雰囲気を楽しむのがいいのかなと思う。でも、プレーヤー一人につくことで、その選手の順位の変動を同時に感じることもできるし、自分も同じように一日プレーする感覚になれるのではないかとも思う。次の機会がいつになるかというところではあるが、またいつか行ってみたい、観戦対象のスポーツの一つに加えてもいいのかな?と思った次第であった・・・・。

 

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女子プロゴルフ初観戦への道~日本女子プロゴルフ選手権大会・コニカミノルタ杯3日目

2014年09月13日 | ブログ

普段は鉄道や旅の企画か野球の話がメインの拙ブログに、いきなり女子プロゴルフ大会のタイトルが出てくるのだから「??」と思われる読者の方もいらっしゃるだろう。

話は少し前にさかのぼる。

私の勤務先企業、そして職場というのはゴルフ好きの多いところ。そのうえで、自分がプレーすること以外に、プロの試合を観戦するのが好きな方もいて、中でも特定の選手のファンを通り越して応援団的に動いている方もいる。結構職場でも知れ渡っており、それが会食の際などは話題のネタになっていたりする。

そんな中、私に「プロゴルフ観戦のすゝめ」とでもいうべきか、「別に誰を応援するとかは問わないし、野球とはまた別にそういう趣味を持ってもいいのでは?」という声がかかる。私もヘボゴルファーのはしくれとして、一度くらいはどこかで行ってもいいかな、ただ別に誰を応援するというのはないし・・・という思いはあった。そんなことをポロッと話すうち、関西で行われるメジャー大会でもあるしということで、兵庫は三木市にある美奈木ゴルフ倶楽部で行われる「第47回日本女子プロゴルフ選手権大会・コニカミノルタ杯」を薦められる。国内メジャーということで、日本を拠点にプレーする有名選手も勢揃いする大会である。

本当は最終日が最も面白いのだろうが、スケジュールが先に入っているということで3日目の観戦として、前売入場券を入手する。決勝ラウンドの1日目だ。持参するものとか観戦のポイントなど、職場での雑談の中でいろいろとレクチャーを受ける。別の人からは「誰について回るの?」と訊かれ、「こういう選手がええんとちゃうの?可愛いで」などと、何人かの選手を挙げてくれる。「僕の応援する選手について回るのなら、一緒に行ってあげるけど」とも言われたが、最後は、「まあ、初めてだから自分の思うように回ったらええよ」ということに。

ゴルフというスポーツはいろんな観戦方法があると思う。これが野球や相撲、ラグビーならプレーするフィールドも観戦するエリアも基本的には動かない。自分の座っているところから普通はプレーの全容を見ることができる。これとまるっきり正反対なのがマラソンやF1といったスピードスポーツで、自分の目の前を高速でプレーヤーが通り過ぎるのを見るしかない(並走して・・・というわけにはいかない。マラソン42.195キロを一人の選手を追いかけて並走できるなら、あんたが出場したほうが早いということになる)。

その中でゴルフは完全に全部を見ることはできないが、「この選手、この組と決めたら1番から18番までずっと追いかける」という見方、「自分で観戦ポイントを決めて、そこにずっと陣取って全ての選手のそこでのプレーを見る」という見方、それぞれ楽しむことができる。そして、これが多くのギャラリーの観戦方法だと思うが、「いろんな選手の、いろんなプレーを見てみたい」というもの。私は勝手に「ぶらり途中下車の旅方式」と呼んだ。イメージはJRの冊子型の時刻表。縦に駅名、横にそれぞれの列車が並ぶもので、駅名を各ホールのティーグラウンドや中間点やグリーン、列車を選手の組に見立てて、少し定点で見て、また少し動いて、そうやって最後は最終組の18番ホールを見ようというものだ(無理にそんな例えをするまでもなく、多くのギャラリーが実践していることだが)。

さて3日目。早朝から自宅を出発する。朝から雲もほとんどない良い天気で、さすがに途中で雨が降るということはないだろう。関西の最高気温も30度を切る予報で、日中は暑く感じるだろうが真夏ほどのことはなく、絶好の観戦日和になりそうだ。初めて行くゴルフ観戦で天気が良いのは歓迎してくれるようでよろしい。

決勝に残っているのは60位タイの72名。実は、「プロゴルフ観戦のすゝめ」をしてくださった方は姿を現さない。ご自身が応援している選手が残念ながら予選落ちしてしまったからである。ただ他に来場予定の人はいるようで、その人たちとばったり会ったら面白いなと思う。

JR福知山線で新三田に到着。電車で行く人も結構いるもので、それらしき人がぞろぞろと改札を出て行く。美奈木ゴルフ倶楽部には駅から無料の送迎バスが出ている。神姫バスの路線バス車両が駅裏の駐車スペースにズラリと並んでおり、それに乗り込む。およそ40分ほどかかるという。車内は大きなリュックに傘やら折り畳みの椅子やらを弁慶の七つ道具のように背負った人もいれば、Tシャツに短パン姿、手には新聞紙だけという、その辺にタバコでも買いに行くのかという超軽装の人もいる。プレーするにはドレスコードがいろいろあるのだが、プロの試合を観戦する分には特に制約はないそうである。かく言う私は・・・どこへ行くにもあれもこれもと持って行くほうなので、結局リュックとショルダーの2つ持ちになった。

混雑を避けるために、ゴルフ場の駐車スペースには関係者しか入れない。クルマでの来場者も少し離れたところの駐車場に案内され、そこから同じようにバスでやってくる。そのため、バスから次々とギャラリーが吐き出される。いよいよ、ギャラリーゲートから入場する。プログラムと場内案内・3日目の組み合わせ表が配られる。

・・・おっと、場内は撮影禁止につき、画像はここまで。

そしてここまででだいぶ長くなったので、実際のプレーの様子は次の記事にて・・・・。

 

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