オリックス・バファローズが日本シリーズ第7戦に勝利して、4勝2敗1分で見事日本一となった。
「バファローズ」という名前のチームが日本一になるのは初めてということで、近鉄からのファンである私も感無量である。いや~、不思議な感覚だ。
第7戦は太田の初球先頭打者本塁打から始まり、杉本の当たりを塩見が落球するエラーもあり、前半で5対0とリード。最終戦にしてはムードの差か、あっさり決着がつくのかなと思った。しかし終盤、スワローズが村上のタイムリー、オスナの3ランで一気に追い上げる。またまた緊張させられる場面だが、比嘉が後続を断った。
9回のマウンドにはワゲスパック。最後、三振を奪った時にグラブを大きく放り投げたところはさすがアメリカ人だなと思った。
で、歓喜の胴上げである。現地のファンたちはない一層、至福の光景を目にされたことだろう。
これまで試合展開、選手起用などでいろいろボヤいたこともあったが、これまでの頑張りがようやく報われた、結実した、長くファンをやっていてようやくこの日が訪れたことで忘れられないシーズンとなった。
そして、この瞬間から来季のペナントレースが始まる。パ・リーグの他チームも今度は打倒バファローズを目指して戦力の充実を図るだろうし、バファローズも油断できない。さらにレベルの高い戦いが観られるのを楽しみにしたい。
ともかく、選手、監督、関係者、そしてファンの皆さん、おめでとうございました!!