九州八十八ヶ所百八霊場めぐりの記事の途中だが、ちょっと余談。
このオフ、カープからFAにてバファローズに入団した九里。いわゆる人的補償がどうなるのか、年末からさまざまな予想が出ていた。カープからは前年の西川に続くFA移籍、西川の時は若手の日高が代わりに移籍したが、今回はどうだか。先発の柱の移籍とあって、若手からベテランを含めた投手を獲るというのが有力視されていた。広島出身ということで山岡あたりもその一人で、正月に会ったカープファンの親戚も「ぜひ山岡を!」と(あくまで個人的意見として)。
そして16日、カープが発表したのは金銭による補償。これはどう解釈すればよいのかな。バファローズファンとしては、カープの主力投手が来るのだからそれなりの選手が出ても当然だと思っていたのだが、カープから見ればバファローズの選手というのは魅力を感じなかったのかな。あ、でも現役ドラフトでは山足を真っ先に指名しており・・カープから見れば、バファローズのプロテクト外の選手は山足より魅力がなかったということか。見下されたものだ・・・。
ただ一方で、カープの支配下選手枠が残り2つしかなく、外国人選手の獲得や育成選手の支配下登録を考えると、これ以上選手を獲るのは難しいという見方もある。新井監督は現在の戦力の底上げを期待すると言っているそうだが、現役時代に苦楽を共にしたベテラン選手がほぼそのまま残っているために枠が開けられなかったのではという声もある。
まあ、広島のマスコミは昔からパ・リーグを格下に見ているので、「バファローズにはカープに見合うこれといった選手がいなかった」とほざくのだろうが・・。
ともあれ、これでバファローズの選手たちは迷いや未練を断って、新たなシーズンに臨んでくれることだろう。また今季の観戦計画を立てなければ・・・。