まだ、18~19日の広島紀行の続き。一応今回が最終回である。
(しつこいが)カープの鈴木誠也の逆転サヨナラ本塁打をテレビで目の当たりにして、心折れた状態で夕食に出る。
訪れたのは、三原駅前から高架沿いに東に行った「六文銭」。下町の居酒屋というのを売りにしているそうだ。開店直後だからか、一人だが四人がけのテーブルに通される。昼間暑かったので生のジョッキだ。
メニューは大衆酒場らしいものがあれこれだが、三原といえばタコ料理。タコの造りもゆでダコではなく活タコである。他に天ぷらもよろしい。普段のゆでダコとは違った歯ごたえが楽しめる。
他には三原の地鶏のたたきなどいただく。それにしても、小早川隆景ゆかりの城下町で、真田家の家紋の名前がついた居酒屋に入るのも妙な感じである。
大衆酒場と言いつつも、壁には三原の観光パンフレットも貼られている。食事の合間にそれを見ると、三原には三原のお好み焼があるようだ。お好み焼は、明日(19日)広島に行った時にいただく予定だが、案内を見ると広島とは違った特徴があるようだ。今夜は六文銭だけにしようと思ったが、逆にここを切り上げて三原のお好み焼の店に行くことにする。
駅前に戻ると、列車が着いたタイミングか、赤い格好の人たちが駅前に結構いる。先ほど、あのサヨナラ本塁打を生で観て来た人たちである。広島から三原まで、鈍行でも1時間半。三原駅では、カープ戦のチケットを持っている客向けの新幹線割引きっぷを販売しているが、土曜のデーゲームなら鈍行での往復でも十分行ける。「最高です!!」の試合を観たからか、人々の表情も明るい。その間を小さくなって通り抜けるバファローズファン一人。
さて、お好み焼店は駅前だけでも何軒かあるようだが、訪れたのは一番有名だという「てっちゃん」。駅正面の空き地の向こう側で、店の外観はスナックのようだが、大きな鉄板がカウンターに陣取るれっきとしたお好み焼店。
広島でお好み焼といえばそば・うどんが入るのが基本形だが、三原ではそれは「モダン焼」である。この辺は関西に通じるものがある。ただ、作り方は広島のそれ。
他の特徴とすれば、そばに予め味をつけておくこと、そしてオプションのトッピングにモツが入ること。こうなると播州や美作のホルモンうどんに通じる。
モツを含めいろいろ入ったスペシャルモダン焼を鉄板でいただく。ソースはこの店オリジナルで、ソースの別売りもある。食感としては広島流だが、間から出てくるモツや蒲鉾(こんなのも入るのだ)が独特である。広島のお好み焼と尾道ラーメンに挟まれた存在だが、知る人ぞ知るという味なのだろう。
三原の活タコとお好み焼。結構な組み合わせだった。このままホテルに戻ってゆったりする・・・(この時点では、翌日の雨の心配ばかりしていた)。
(しつこいが)カープの鈴木誠也の逆転サヨナラ本塁打をテレビで目の当たりにして、心折れた状態で夕食に出る。



大衆酒場と言いつつも、壁には三原の観光パンフレットも貼られている。食事の合間にそれを見ると、三原には三原のお好み焼があるようだ。お好み焼は、明日(19日)広島に行った時にいただく予定だが、案内を見ると広島とは違った特徴があるようだ。今夜は六文銭だけにしようと思ったが、逆にここを切り上げて三原のお好み焼の店に行くことにする。
駅前に戻ると、列車が着いたタイミングか、赤い格好の人たちが駅前に結構いる。先ほど、あのサヨナラ本塁打を生で観て来た人たちである。広島から三原まで、鈍行でも1時間半。三原駅では、カープ戦のチケットを持っている客向けの新幹線割引きっぷを販売しているが、土曜のデーゲームなら鈍行での往復でも十分行ける。「最高です!!」の試合を観たからか、人々の表情も明るい。その間を小さくなって通り抜けるバファローズファン一人。

広島でお好み焼といえばそば・うどんが入るのが基本形だが、三原ではそれは「モダン焼」である。この辺は関西に通じるものがある。ただ、作り方は広島のそれ。
他の特徴とすれば、そばに予め味をつけておくこと、そしてオプションのトッピングにモツが入ること。こうなると播州や美作のホルモンうどんに通じる。

三原の活タコとお好み焼。結構な組み合わせだった。このままホテルに戻ってゆったりする・・・(この時点では、翌日の雨の心配ばかりしていた)。