昨日のコンサートに来てくれた、わたしの大好きな友達えま。

こんなふうに、ほんの6年前は、わたしの肩の上で居眠りしてた、ほんとに可愛い赤ちゃんだったのに、今はもう、英語と日本語がペラペラのお姉ちゃんになった。
昨日はコンサートが夜から始まったので、アンコールの前に帰る電車に乗らなければならず、もっといたいよぉ~と半べそかきながらホールから出たのだとか。
せっかくまうみにあげようと思って持って来てくれていた贈り物を渡せなかった、ということで、今日、わざわざうちまでそれを渡しに来てくれた。

昨日、わたしが着ていた衣装もちゃ~んと書いてくれた。感激!

なんて上手な字なんだろう!
えまの周りはもう100%英語の世界。そして彼女は、日本語学校にも通っていない。なのに、こんなにきちんとした字が書けて、とても自然な日本語の言葉も話せる。彼女のママ(日本人)とパパ(アメリカ人)の努力の成果だよなあ。
彼女はとても真剣に、一番最初の演奏から最後の演奏まで、じっくりと、まるで音楽評論家のような熱心さでもって、パパの膝の上に座って聞いてくれたそうな。
最初、善かれと思って選んだ、二階のボックス席は、一列ずつだったのだけど、落下止めの柵が邪魔をして、舞台がちゃんと見えなかったらしい。
それで、空きがあった、舞台正面のボックス席に移動しようとしたのだけれど、ホールの係員がどうしてもそれを許してくれず、それを見かねたあるご夫婦が、僕たちの席と交代してあげよう、と申し出てくれて、晴れて真正面から見られるようになったのだそうな。
彼女はずっと、あさことわたしの演奏が一番良かった。ピアノが上手だったと褒めてくれた。
ありがと~えま!めっちゃくちゃうれしかったよ~!
カードと一緒に、さやかママの手作りのアーモンドパイとアーモンドチョコレートが袋の中から出てきて、きゃあ~!!と叫んだのは、さてさて誰でしょう?
さて、今日はなにもせんぞぉ~と決めていた。
けれども、拓人が新居のカーテンのためにといって、お気に入りの布を買ってきていて、サイズを合わせるにはどうしたらいいのだろうと悩んでいるのを見て、う~ん、暇だしやってやろうかな~などと思ったのが運のつきであった。
シンガーちゃんに登場願い、布に合うミシン糸を選び、前に座ったまではよかったのだが、いったいどうしたことか、上糸かけも、糸をボビンにまきつけることも、どうやってしたらいいのか全く忘れてしまったではないか?!
昨日の舞台で興奮し過ぎて、脳の線があちこち切れちまったのか?
そこにやって来てくれたさやか。ミシンはあんまり使わないけど糸かけは覚えてるってんで、さっそく目の前でやってもらった。
ふんふん、そうそう、そやったそやった。ずいぶん遠くまで出かけていた記憶が少しずつ戻ってきてくれたようだ。
糸の用意がちゃんとできた。
さあ縫うぞぉ~!

すべて目分量の超適当な、けれども手作りカーテン制作が始まった。
と、意気揚々と布の幅を測り、シャキシャキと気分良く切った後で、定規の目盛のインチとセンチを間違えたことに気がついた。が~ん……。
でも、髪の毛と一緒で、切ったものはもう二度ともとには戻らない。
仕方が無いので、あと一枚作り、それぞれにダーツを入れて、長さを調整した。
そんなことをやっていたので、時間が2倍かかってしまった。
ま、これは自分でやってしまったことだから仕方がない。
まあ、拓人がとても喜んでくれたので、良しということにしよう。
いろんな物をまだ残していた彼も、昨日と今日ですべて移動させることができた。
オンボロで動かなかったアパートメントの洗濯機と乾燥機も昨日、いきなりどちらも新品に替えてくれてあったそうだ。
なので、家に洗濯物の山を持って帰る必要も無くなった。部屋の家具もぼちぼち揃い始めている。
恭平は、今日来てくれたさやかから誘ってもらった、日本語の吹き替えバイトの台詞の練習に必死。
彼女が翻訳を担当している、とても有名なアパレル会社の、日本支社での社員用製品紹介ビデオのための吹き替えなのだそうだ。
場所はマンハッタンのイーストヴィレッジ。超高級日本レストラン『NOBU』のすぐ近所、ノブさんの親友ロバート・デニーロのオフィスがあるビルなのだそうだ。
うまくいくといいなあ。
旦那はわたしと一緒に緊張の毎日を送ってくれた。
いつもわたしの気の障らない程度に、上手に健康管理をしてくれた。
今日は朝からずっと、昨日来てくれた親戚や家族、それから友人達に、お礼の電話やメールを送っていた。
やっと終わったね、ビル。ありがとうね。
明日からまた、わたし達それぞれの新しい毎日が始まる。

こんなふうに、ほんの6年前は、わたしの肩の上で居眠りしてた、ほんとに可愛い赤ちゃんだったのに、今はもう、英語と日本語がペラペラのお姉ちゃんになった。
昨日はコンサートが夜から始まったので、アンコールの前に帰る電車に乗らなければならず、もっといたいよぉ~と半べそかきながらホールから出たのだとか。
せっかくまうみにあげようと思って持って来てくれていた贈り物を渡せなかった、ということで、今日、わざわざうちまでそれを渡しに来てくれた。

昨日、わたしが着ていた衣装もちゃ~んと書いてくれた。感激!

なんて上手な字なんだろう!
えまの周りはもう100%英語の世界。そして彼女は、日本語学校にも通っていない。なのに、こんなにきちんとした字が書けて、とても自然な日本語の言葉も話せる。彼女のママ(日本人)とパパ(アメリカ人)の努力の成果だよなあ。
彼女はとても真剣に、一番最初の演奏から最後の演奏まで、じっくりと、まるで音楽評論家のような熱心さでもって、パパの膝の上に座って聞いてくれたそうな。
最初、善かれと思って選んだ、二階のボックス席は、一列ずつだったのだけど、落下止めの柵が邪魔をして、舞台がちゃんと見えなかったらしい。
それで、空きがあった、舞台正面のボックス席に移動しようとしたのだけれど、ホールの係員がどうしてもそれを許してくれず、それを見かねたあるご夫婦が、僕たちの席と交代してあげよう、と申し出てくれて、晴れて真正面から見られるようになったのだそうな。
彼女はずっと、あさことわたしの演奏が一番良かった。ピアノが上手だったと褒めてくれた。
ありがと~えま!めっちゃくちゃうれしかったよ~!
カードと一緒に、さやかママの手作りのアーモンドパイとアーモンドチョコレートが袋の中から出てきて、きゃあ~!!と叫んだのは、さてさて誰でしょう?
さて、今日はなにもせんぞぉ~と決めていた。
けれども、拓人が新居のカーテンのためにといって、お気に入りの布を買ってきていて、サイズを合わせるにはどうしたらいいのだろうと悩んでいるのを見て、う~ん、暇だしやってやろうかな~などと思ったのが運のつきであった。
シンガーちゃんに登場願い、布に合うミシン糸を選び、前に座ったまではよかったのだが、いったいどうしたことか、上糸かけも、糸をボビンにまきつけることも、どうやってしたらいいのか全く忘れてしまったではないか?!
昨日の舞台で興奮し過ぎて、脳の線があちこち切れちまったのか?
そこにやって来てくれたさやか。ミシンはあんまり使わないけど糸かけは覚えてるってんで、さっそく目の前でやってもらった。
ふんふん、そうそう、そやったそやった。ずいぶん遠くまで出かけていた記憶が少しずつ戻ってきてくれたようだ。
糸の用意がちゃんとできた。
さあ縫うぞぉ~!

すべて目分量の超適当な、けれども手作りカーテン制作が始まった。
と、意気揚々と布の幅を測り、シャキシャキと気分良く切った後で、定規の目盛のインチとセンチを間違えたことに気がついた。が~ん……。
でも、髪の毛と一緒で、切ったものはもう二度ともとには戻らない。
仕方が無いので、あと一枚作り、それぞれにダーツを入れて、長さを調整した。
そんなことをやっていたので、時間が2倍かかってしまった。
ま、これは自分でやってしまったことだから仕方がない。
まあ、拓人がとても喜んでくれたので、良しということにしよう。
いろんな物をまだ残していた彼も、昨日と今日ですべて移動させることができた。
オンボロで動かなかったアパートメントの洗濯機と乾燥機も昨日、いきなりどちらも新品に替えてくれてあったそうだ。
なので、家に洗濯物の山を持って帰る必要も無くなった。部屋の家具もぼちぼち揃い始めている。
恭平は、今日来てくれたさやかから誘ってもらった、日本語の吹き替えバイトの台詞の練習に必死。
彼女が翻訳を担当している、とても有名なアパレル会社の、日本支社での社員用製品紹介ビデオのための吹き替えなのだそうだ。
場所はマンハッタンのイーストヴィレッジ。超高級日本レストラン『NOBU』のすぐ近所、ノブさんの親友ロバート・デニーロのオフィスがあるビルなのだそうだ。
うまくいくといいなあ。
旦那はわたしと一緒に緊張の毎日を送ってくれた。
いつもわたしの気の障らない程度に、上手に健康管理をしてくれた。
今日は朝からずっと、昨日来てくれた親戚や家族、それから友人達に、お礼の電話やメールを送っていた。
やっと終わったね、ビル。ありがとうね。
明日からまた、わたし達それぞれの新しい毎日が始まる。