ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

あたたかな気

2010年10月09日 | 友達とわたし
首が回らなくなって早三日目。
痛みは一進一退をくり返しています。

旦那は鍼をせっせと打ち、陶芸家兼マッサージ師の母親の真似をして、首のための特別なマッサージをしてくれたり、毎日一所懸命に治療をしてくれています。

ブログで知り合った、東京在住の美代子さんがまず彼女の気を、そして彼女の友人で気功名人のひろさんからも気を送っていただき、体が芯からあたたまりました。
そのあたたかさは本当に気持ちの良いもので、体だけではなく、心も芯からあたたまりました。
まだお出会いしたこともないわたしのような者のために、心配し、調べものをし、時間を割いて気を送ってくださるおふたりの気持ちがありがたくてなりません。

痛いからといって動かないでいると、余計に筋肉が固まってしまうので、とにかく動くこと、手首や足首を回すこと、冷やさないこと。そしてリラックスすること。
11月のコンサートで弾く予定になっているガーシュインのコンチェルトだけは、夏前からずっと待ってくれているアルベルトにも申し訳がないので、とりあえず少しずつ、無理のない程度に練習を再開しました。
ただ、合わせの練習をしようったって、鍵盤がまだ戻ってきていないので、しようがないのですが……。

昨日、ぶり返しでかなり痛みが戻ってきて、夜中も何回も起きて苦しかったのだけど、今日のお昼前あたりから、痛みのカタマリに気泡のようなものができ始め、そこから少しずつではあるけれど、痛みが溶け出し始めたような感じがします。

おかげさまでようやく、掃除や洗濯をする気分にもなり、さきほどから少しずつ、体操のつもりで始めました。

夏の終わりに、ピアノに対するいい加減な態度を反省し、それからがむしゃらに頑張ったこと。
録音したり弾いたり、考え込んだり落ち込んだり、自分を叱咤激励しながら本番から本番へ、休み無しで続けたこと。
そしてなによりも、普段では考えられないほどの興奮と緊張の時間が長く続いたこと。
その間に、少しずつ少しずつ、無理と無茶が続いていて、わたしの弱いところに悪い影響が出ていたのだと思います。

ピラテスなどで、背筋や腹筋、首まわりの筋肉を鍛えてきたつもりだったけれど、やっぱりまだまだ足りていなかったのでしょうね。

今夜、隣町に住む元生徒(不動産で成功している男性)の豪邸で、国連のための資金調達パーティがあり、あさことわたしはそこで演奏をすることになっています。
昨日のような状態だと、とてもではないけれど楽しくやれそうにはありませんでしたが、このままうまくいけば、ディナーテーブルのお隣さんとも、お話しながら会食を楽しめそうです。もちろん演奏も。

明日、日曜日ですが、1時間だけ、急患のための診察をしてくれる、旦那が一番信頼しているカイロプラクターの所に行って、ずれてしまった骨をアジャストしてもらおうと思っています。

ひろさんから教えていただいた、枕のことも参考にして、少々無理したからといって、またこんな無様なことにならないよう、日頃からもっと自己管理もしなければと、自分で自分を戒めながらこの記事を書いています。







コメント (4)
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