ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

雪の日の足あと

2019年02月21日 | ひとりごと
昨日は一日、STATE EMERGENCYが発令されて、学校のほとんどが休校か半休になった。
夕方からのレッスンを昼過ぎからに替えたり、今日に移したりした。
また鼻水と咳が出だした。
先月丸々ボツになった悪夢のような毎日に絶対に戻りたくない。
だから早めにベッドに入ったのに、モヤモヤとした吐き気と圧迫感が、目を閉じると襲ってくる。
ふぅ〜。
気持ちを落ち着ける呼吸を繰り返しても、落ち着くどころか酸欠になりかけて、こりゃあかんと諦めて小説を読むことにした。

今朝はだからドヨヨ〜ンな頭で体も重い。
だけど窓から見える景色は、昨日積もった雪を全速で溶かそうとするお日さまの光に輝いている。

庭続きのお隣さんの庭に、ちっちゃな動物の足跡が。


こちらは一緒に暮らしている大型犬4匹の足跡。


毎度お馴染みの我が家の玄関前。


積もった雪が溶けながら一旦凍り、それがシャーベット状になってるところを歩いたのは誰?


お日さまのあったかい光を受けながら遊ぶ若者リス。



そういえば、政治や社会のことなど全く無縁で書いていた時は、しょっちゅうリスが登場した。
家の周りに咲いている草花や、時々遊びに来る野生の動物の写真とかを撮っては載せたり、しょっちゅうつまづいていた生活の中の小さな問題を書いたりして、それがわたしのスタイルだと思っていた。

このブログを書き始めてから気がつくともう11年目に入っている。
書き始めてから3年目の初春に東北大震災が起こり、世界最大級の原発事故が発生した。
その後わたしが書く記事は、政治や社会のことが多くなった。

51歳だったわたしが61歳(再来月には62歳)になり、10月からは年金をいただく。
息子たちも30代に突入し、すっかり独り立ちして暮らしている。
日本から連れてきて16年一緒に暮らした猫が死に、代わりにマンハッタンとクィーンズで保護された猫2匹が家族になった。

今年の7月にまた、今だにウンウン唸りながら作曲中の曲を、サラと一緒にカーネギーで演奏する。
前曲は『フクシマ』、そして今回は『オキナワ』を想いながら作った(ている)。
できたらいつか、あと数曲作って、組曲『いのり』として発表したいと思っている。

あぁ、やっぱり頭がぼやけて言葉が出てこない。
窓からの暖かな光に包まれて、心はとても穏やかなのに。

仕事がちゃんとこなせるように、ちょいと一休み。
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日本会議オタク集団自民党安倍政権のおわりは、日本復興のはじまり

2019年02月20日 | 日本とわたし












「日本会議」のチラシを鵜呑みにしていた安倍首相の“改憲理由”
【山口一臣・THE POWER NEWS代表】
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikazuomi/20190216-00115067/?fbclid=IwAR3IlvNv6qWM4fTQ1DU0CUgfy9s2ej5x-H_RawfvswCT4whqYozawArornU

安倍首相が改憲の理由として使い回している「お父さんは憲法違反なの?」について質疑した本多議員に対する、国会答弁の部分を引用させていただきます。

引用はじめ

「本多委員はですね、私が言っていること、嘘だって言っているんでしょう? 
それは非常に無礼な話ですよ。
嘘だって言っているんでしょ、あなたは。
本当だったら、どうするんです、これ。
あなた、嘘だって言ってるんだから!」

「こんなに時間を使って私に対して嘘だと言っているというのは、きわめてひどい話だと思います。
あまりにもですね、全面的に人格攻撃ではないかと思う……」

私が嘘を言うわけはないじゃないですか!


ここで一言註釈させていただきたいのですが、本多議員は一言も、嘘だという言葉を使っていません。


さらに、新たな改憲理由にしようとした「自治体の6割以上が自衛隊に非協力的」についての(自民党大会での)演説。

「残念ながら、新規(自衛)隊員募集に対して、都道府県の6割以上が協力を拒否しているという悲しい実態があります。
地方自治体から要請されれば、自衛隊の諸君はただちに駆けつけ、命をかけて災害に立ち向かうにもかかわらずであります。
みなさん、この状況を変えようではありませんか。
憲法にしっかりと自衛隊を明記して、違憲論争に終止符を打とうではありませんか」


これについて山口氏は、

「法律上、協力できる限界は「閲覧」までで、現状ですでに「提供」にまで踏み込んでしまった632の自治体こそ、厳密にいうと違法とされる可能性がある」と述べています。

そして最も愚かしく恐ろしいことは、この「自治体の6割以上が協力を拒否している」は事実ではなく、9割近くの自治体が防衛省の要請に「協力」していることが判明しています。


ところがその後、この間違いを指摘された安倍首相は、こんな答弁をしています。

全体の6割以上の自治体は、法令に基づく防衛大臣の求めに応じず、資料を提出していません
自衛隊はこれまで4万回を超える災害派遣を行い、助けを求める自治体があれば、いかなる事態にも直ちに駆けつけ、献身的な働きを行っています。
これに対して、これに対して、募集に対する現状は、まことに残念と言わざるを得ません」

「住民基本台帳法に基づく閲覧は、文字通り見るだけ。
そこに見に行って、写しの交付はこれ、行われません。
写しの交付は行われない。
複写もできませんから、膨大な情報を、自衛隊員が手書きで書き写しているということであります。
これも含めてですね、報道は一部、私はそういう意味では誤りだろうと、こう思うわけでございますよ。
それも協力を得ていることで勘定されてしまってますから、あの報道は誤り、あの報道は誤りであります。
6割以上の自治体において協力を得られない、というのが真実、ファクトであります!」


しつこいというか自分の非は何としても認められないこの態度は、政治家としてのみならず、大人としていかがなものでしょう。


そしてここで1番の問題、この6割云々のネタ元がなんと…、

同記事より引用はじめ

昨年12月5日に開かれた日本会議系の、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の大会で配られたチラシの裏に書かれていた内容とそっくり同じだというのだ。
朝日新聞によれば、そこにはこんな文言があったという。

〈全国6割の自治体が、自衛隊募集に非協力的〉
〈自治体が円滑に業務を遂行するため、自衛隊の憲法明記を!〉


驚いた。
一国の首相たるものが、一民間団体のチラシに書いてあった「話」を鵜呑みにして、改憲の理由にしていた可能性があるのだ。


******* ******* ******* *******

うわぁ〜…。
もう開いた口が塞がりません。
こんな日本会議オタクの64歳オヤジに、首相などという地位を任せていたら、日本はどんどん壊れてしまいます。
春と夏の選挙で、悪党とともに退治しましょう。
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上からの指示で嫌々、県系ハワイアンのロブさんを2時間も拘束した大阪入管関西空港支局。上って誰やねん?

2019年02月20日 | 日本とわたし
あのロブさんが日本に到着した途端に、入国管理局に不当拘束された?え?





このツイートをフェイスブックで教えてくれたひでこさんのコメントを転載します。

ロブ梶原さんのツイート 日本入国時に入管で110分取り調べ

Rob Kajiwara‏ @robkajiwara 8h8 hours ago

日本入国時に入管で別室につれていかれて110分間、拘束されました。
辺野古に関する質問をどっさりして僕を取り調べました。

I was detained for 110 minutes while trying to enter Japan. Immigration took me to a separate room and interrogated me, asking me a bunch of questions about Henoko.
Rob Kajiwara‏ @robkajiwara 53m53 minutes ago

日本政府は、イベントに遅れるよう、東京への乗り継ぎ便に間に合わないようにさせようとしたのではないかと思います。
また、嫌がらせをして再来日する気をなくさせようとしたのでしょう。

I think the Japan government was trying to make me miss my connecting flight to Tokyo to make me late for the events. Also probably they are trying to harass me to discourage me from coming back to Japan.



******* ******* ******* *******





今回の事件をまとめてくださった志葉玲さんの記事です。

「米国政府動かす男」R・カジワラさん、大阪入管に屈辱の拘束
辺野古基地問題で来日、超党派議員と面談

【志葉玲・フリージャーナリスト】2019年2月20日
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20190220-00115487/

記事では日系米国人との記載がされていますが、カジワラ氏は常々、自身のことを(沖縄)県系ハワイアンと述べられているので、ここにはその名称を使わせていただきます。

沖縄県名護市辺野古で建設中の米軍の新基地について、その建設中止を米国政府に求める請願署名の発起人となった(沖縄)県系ハワイアンのロブ・カジワラさんが、
昨晩の来日の際に、大阪入国管理局関西空港支局によって不当に一時拘束されていたことが、本人及び関係者の話でわかった。
カジワラさんは、「何度も日本に来ているけども、こんなことは初めて。とてもショックを受けている」と話しているという。


◾️超党派議連との面会等のため来日

カジワラさんは、今年1月、辺野古新基地建設の中止を米国政府に求める請願署名を呼びかけ、多くの人々がこれに賛同。
ロックバンド「Queen」のギタリストのブライアン・メイさん、モデル/女優のローラさん、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんなど、著名人も署名を呼びかけた。
現在21万筆以上の署名が集まり、米国政府としても正式に対応を検討することが決まっている(関連記事)。
昨日、カジワラさんは、超党派の国会議員との面談や記者会見等のため、在住するハワイから来日。
関西空港を経由して羽田空港に向かう予定だった。


◾️執拗に繰り返される詰問

ところが、昨晩18時50分頃、関西空港での入国審査での際に、カジワラさんは、入国管理局の係官らによって別室に連れて行かれ、執拗に詰問を受けた
映画監督の増山麗奈さんにカジワラさんが語ったところによれば、カジワラさんは、国会議員との面談など、その来日目的を説明したものの、
入管係官は、「どういうイベントに参加するのか」と執拗に、何度答えても、同じ質問を繰り返し聞き続けたのだという。
また、カジワラさん自身も、ツイッターに昨晩の状況を投稿。
「辺野古(に関する活動)について問いただされた」と書いている。

羽田への乗り継ぎ便に遅れることや、強制送還されることを危惧したカジワラさんは、沖縄県の知人に連絡。
その知人が照屋寛徳衆議院議員に事情を伝え、同議員が大阪入管に電話したことで、カジワラさんは解放された。
拘束時間は2時間弱に及び、羽田空港に到着したカジワラさんは「憔悴しきっていた」と、増山さんは語る。

明白に法に反することでなければ、来日した外国人の行動を制限する権限など、入管当局は持たない。
カジワラさんが、辺野古新基地に反対するイベントに参加しようとしまいと、それは個人の自由であり、それは何の問題もないことは、大阪入管関西空港支局も、筆者の取材に対し認めている。
それならばなぜ、同支局は、執拗にカジワラさんに問いただしたのか。


◾️「上からの指示」とは?

奇妙なのは、照屋議員からの連絡後、入管係官達は、
「私達も好きでこのような対応をしているわけではなく、上からの指示でやっているだけ」と、カジワラさんに釈明したということだ。


ー後略ー

******* ******* ******* *******

ロブさんの東京での予定、そしてインタビューの動画も掲載されていますので、ぜひ元記事を読んでください。

このいやらしさはなんとも言えません。
政権が嫌がるようなことはできない、言えない、そんな空気を社会に蔓延させようとしているのがミエミエです。
でも、ちゃんと報道させないようにもしているので、そういう事件を人々が知るには、ちょっと一手間かけなくてはなりません。

今の日本は崖っぷちです。

こんなことで大げさに言うなと思う人もいるかもしれませんが、国の外から見ていると、転げ落ちる坂道のその先に、とても恐ろしい崖が待っているように思えます。

一つ一つをしっかりと正していくことが今、本当に大事だと思います。
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政権が、そして中央官庁が、国家における非常に重要な統計調査不正を行ったんです。逮捕でしょ?

2019年02月19日 | 日本とわたし
幻のアベノミクス、アベノミクス詐欺、アホノミクス、アベノミクス偽装…やっとその醜い正体が暴かれてきました。

毎月勤労統計という、法令に則った業務を行うべき中央官庁が、懲役や罰金といった罰則が適用される運用を(恐らく自覚的に)行っていたということです、アベノミクスを良く見せるために。

勤労統計、承認得ず一部データ補正廃止 18年の月給伸び率上ぶれ
【毎日新聞】2019年2月18日
https://mainichi.jp/articles/20190218/k00/00m/010/271000c

引用はじめ



厚生労働省が、2018年1月から毎月勤労統計の調査方法を変更した際、一部の変更について、総務省統計委員会に諮問していなかった。

で、

その結果、18年の月給伸び率の上ぶれにつながっていた。
 
引用おわり

んだそうです。
詳しいことは、上記の記事を読んでください。

いやもうこの安倍政権の元、中央官庁が毎月勤労統計をいじり回していることが、野党の追及によって判明してきました。
国会では性懲りも無くまた、「全くない」だの「絶対にない」だの、挙げ句の果てには「陰謀論」とまで言い出しましたが、やってたのはもう明らかです。

毎月勤労統計調査というのは、厚生労働省が行う、賃金等に関する調査です。
名前からもわかるように、これは毎月行われています。
対象となるのは、常用労働者が5人以上の事業所です。
常用労働者1~4人の事業所は毎月ではなく、年1回、7月分について、特別調査を実施しています。
 
この調査は、統計法に基づく基幹統計調査で、国家における非常に重要な統計です。
だから告義務はもちろん、罰則規定までが設けられています。

統計の作成時に不正行為をした人は、6月以下の懲役、又は50万円以下の罰金。
その調査の報告を拒んだり、虚偽の報告をした人は、50万円以下の罰金。

犯罪なのです。

なのに、国会で野党が追及しても、官僚や中央省庁の役人はのらりくらり。

『国会パブリックビューイング(国会審議の可視化活動)』代表の法政大学教授の上西充子さんが、今も懸命に追及に奮闘している野党議員に、こんな提言をしています。

勤労統計問題、日雇い労働者の除外の影響をなぜ政府は見ようとしないのか
【HARBOR BISINESS Online】2019年2月18日
https://hbol.jp/186119/6

ちょっと難しいですが、とても大切なことですので読んでください。

引用はじめ

この日雇い労働者を調査対象から除外したことについて、今後は、影響の推計を求めることと共に、小川淳也議員を中心に、野党の議員には次の点を答弁で引き出していただきたい。

(1)常用労働者の定義から日雇い労働者を外したということは、毎月勤労統計調査の母集団復元においても、日雇い労働者は除外して母集団復元を行うことにしたのだ、という点の確認。

(2)上記(1)を前提にして、
では、どのようにして日雇い労働者を除外した母集団復元を行ったのか、を明らかにさせること。
それは、2014年の経済センサス基礎調査のデータから可能なのか、それとも推計によるのか、も含めて。

(3)上記(1)を前提にすると、
従来、賃金変動の要因分解の中で「ベンチマーク更新による寄与」とされていたものの中に「日雇い除外による寄与」が含まれているものと考えられるが、その理解は正しいか。

(4)日雇い労働者を調査対象から除外したことによって、5~29人規模では、従来日雇い労働者を含めることによって対象事業所であった事業所が、
日雇い労働者が除外されることによって「5~29人規模」という条件を満たさなくなる場合があると考えるが、その理解は正しいか。

(5)上記(4)を前提にすると、
従来、賃金変動の要因分解の中で「サンプル入れ替えによる寄与」とされていたものの中にも、「日雇い除外による寄与」が含まれているものと考えられるが、その理解は正しいか。

(6)「ベンチマーク更新による寄与」と「サンプル入れ替えによる寄与」とされてきたものから、「日雇い除外による寄与」を切り分けて、
「ベンチマーク更新による寄与」「サンプル入れ替えによる寄与」「日雇い除外による寄与」「東京都500人以上規模事業所の抽出調査の復元による寄与」をそれぞれ分けた要因分解を公表すること。


引用おわり

>やはり“首相案件”「毎月勤労統計」賃金カサ上げのシナリオ
【日刊ゲンダイ】2019年2月14日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247476/2

引用はじめ

13日の衆院予算委で安倍首相は、企業サンプルの入れ替えにより数値が大きく変動することについて、15年の段階で、当時の首相秘書官が厚労省の役人から説明を受けていたことを明らかにした。

質問した財務省出身の大串博志議員(立憲民主)は、
「秘書官の耳に入るということは、役所では、“総理ご関心事項”と言うんですよ」と語った。

14日の衆院予算委で、厚労省と接触したのは、中江元哉首相秘書官(現・財務省関税局長)で、15年3月末だったことが明らかになった。

この後、統計の“見直し”は一気に進んだ


この日核心を突かれた安倍首相は、

「2015年は平和安全法制で1000問質問を受けた
これ以外は持ってこないでという状況だった。
統計なんかに関心を示すわけないじゃないですか。
根本的に知りませんから」
「毎勤は毎月見ませんよ」


こんな幼稚な答弁をしたんです。
1000問受けようが10000問受けようが、そんなことが言い訳になりません。
統計なんかに?
根本的に知らない?
毎月見ない?

ハァ〜???

こんなどうしようもない人が首相になって、その下には同じ類の人たちが居座っているので、国会質疑に立つ議員にとってはフラストレーションが半端じゃありません。
時に絶望を感じることもあると聞きます。
国会の質疑応答を観ているだけで辛いのですから、当然の気持ちだと思います。

この統計不正問題についての国会質疑、前に一度、あまりに感動し、その勢いで文字起こししました。

2019年2月4日、立憲民主党・小川淳也議員の渾身の質疑・文字起こし
https://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/c77e2d004bad8a3994295ea46f36ed03

小川淳也議員の質疑文字起こし②→安倍政権の統計偽装の本丸『GDPのかさ上げ』!国家ぐるみの粉飾決算!
https://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/597a43c68e19169c2bcb5bc73832de2d

すごく時間がかかってしまったので、その後また、小川議員は素晴らしい質疑をされてたのですが、文字起こしはできていません。
が、小川議員本人が自ら、ご自身の質疑についてまとめてくださった記事がありますので、ぜひそちらを読んでください。

統計不正を国会で糺す!本丸は「GDP」だ!!
アベノミクスの本丸GDP統計を標的にしたいと国対委員長に訴え、私は質問に立った

【WEBRONZA】2019年2月6日
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019020500007.html

統計不正を国会で糺す!公文書改竄を忘れるな!
官僚に過剰に忖度させる現政権の体質を引き続き厳しく追及していく

【WEBRONZA】2019年2月13日
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019021300002.html

>統計不正を国会で糺す!総理なら悪い数字を見て!
「良い数字はいいから悪い数字を持って来い」という総理ならこんな問題は起きなかった

【WEBRONZA】2019年2月19日
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019021900001.html

ここでは、不正統計問題の追及の前に、わたしも非常に引っかかっている、安倍総理がトランプ大統領をノーベル平和賞候補者として推薦した、ということについて、小川議員が直接質してくださったので、その部分だけ引用させていただきます。

引用はじめ

◾️ここまで米国に隷属しなければ日本の総理は務められないのか

2月18日衆議院予算委員会で質疑に立ちました。

今日も本題は引き続き不正統計問題です。

しかし冒頭、週末の報道等でどうしても気になった点、つまり安倍総理がアメリカのトランプ大統領をノーベル平和賞候補者として推薦した、という記事に大きな違和感を覚えていたので、この点を質しました。

もちろん北朝鮮問題を含め努力をしていることは、その限りにおいては正当に評価したいと思っています。

しかしながら、この間のトランプ大統領の内外政策といえば、
中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱
イランとの核合意からの一方的な離脱
そしてアメリカ大使館をエルサレムに移転するなどタブーを犯しての中東への混乱
宇宙軍の創設で宇宙も緊張を増すかもしれない可能性
さらにパリ協定からの離脱で、これから人類を襲う最大の脅威である地球温暖化に背を向ける姿。

どれ一つとっても、世界に冠たるノーベル平和賞にふさわしい指導者とは到底思えないのです。

安倍総理からは、同盟国の大統領に対して敬意を払うべき、と逆襲を受けた私ですが、やはり、日本国民として、日本国の国会議員として、これをこのまま看過することはできません。

同時に、むしろここまでアメリカに追従、隷属しなければ、日本の総理大臣は務められないのか、と嘆かわしくなるほどの思いでした。

米中貿易戦争、自国第一主義、排外主義に壁の建設、決して手本にしたいとは思わない政策ばかりです。
一方、アメリカから戦闘機を買えと言われれば大量に買いミサイルを買えと言われれば買い日本製の鉄鋼やアルミに関税をかけられても、我慢するだけで報復関税もない
他国のようにWTOへの提訴もない

そして挙句の果てに、俺を(トランプ氏)をノーベル平和賞の候補者として推薦せよ…、
ここまで日本政治の主体性は踏みにじられるのか、本当に複雑で残念な思いです。


引用おわり

******* ******* ******* *******

しのごの言ってないで、懲役、罰金、課すべき者に課してください。
それと、国会での虚偽答弁、意味不明のごまかし答弁、そして質問内容の事前通告、これもやめさせてください。
NHK政治部は、安倍政権との癒着をすっぱり解消して、国会をきちんと放送してください。
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冬の独り言

2019年02月18日 | ひとりごと
くっつき猫空(クウ)。


だったのに、パソコン作業拠点を二階の寝室に移した途端、全く来なくなってしまった。
うちで暮らすことになった日からずっと、ベッドのある部屋には入ってはいけない、と躾たからだ。
今更、いや、これからはベッドがあっても、わたしがパソコンやってる時は入ってきてええし、太ももの上で寝てもええんやで〜、などと猫なで声で言ってももう遅い。

いつでも入って来られるように開け放したドアの前で、ほんの1メートル弱のところで座っているわたしを見上げながら、部屋の敷居がどうしても跨げなくて困っている空を、仕方がないので抱き上げて腿の上に乗っけた。

だけど、上の写真を撮ってすぐに、空は身をよじって床に降り、そのまま部屋から出て行ってしまった。

ずっとくっつかれている時は鬱陶しいなと思ったこともあったけど、ぽっかり空いてる腿が今は、スカスカと寒くて寂しい。


一昨日は延期していたヴァレンタインズ・デイのお祝いをした。
何度も書いたことがあるけれど、こちらは日本の真逆で、町のあちらこちらで花束やプレゼントを買う姿がよく見られる。
「Will you be my Valentine?」
これはこの日の決め台詞。

一緒になって27年目の我々は、二人ともが好きだけど値段が高くてなかなか足が向かない、魚料理が美味しいレストランで食事をすることにした。



マイお箸を使うぞ〜!



日曜の冬散歩、いざ出発。


遊んでくれる子どもたちを待つブランコ。


さすがに元気が無くなってきたクリスマス飾り。


今日は留守っぽい。


根雪や氷がまだあちこちに残ってる。


枯葉の季節はここが詰まりやすい。


歩道が好き。


おっきな木には必ず、2個か3個の巣がある。


望遠があまり良くないけど、近づくときっと、せっかく見つけた木の実を捨てて逃げるから。


なぜか逆光が好き。


この巣はかなり大きい。


右端でバスケットボール遊びをしているティーンたちの一人は半袖?!


冬空と飛行機雲。


日陰には根雪がいっぱい。


影法師。




うちと同じレンガの家。うちよりうんと遊び心があるので好き。


定期的に庭師がやって来てしっかり世話をするお隣さんと、放っときっぱなしのうちの垣根は、どこが境界線なのか一発にわかる。


最後はやっぱり海(カイ)のアップ。

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記者が黙った 日本が壊れた

2019年02月16日 | 日本とわたし
いつまで黙ってるつもりですか、記者クラブの皆さん。
簡潔とは言えない?
どうしてこの質問をするのか、その背景、理由を述べることは当たり前の頃です。
質問される側もそれをまず聞かないと、答えようがないのではありませんか?
聞かれたくないこと、答えたくないことを聞く記者だからですよね。
そんな幼稚な態度をそんな場で長々と続けて、他の者は黙って何も言わないのをいいことに、とうとう閣議決定まで…。
本当に心の底から、この政権が姿を消すことを望みます。



東京新聞記者の会見で閣議決定
司会者、今後も「協力」呼び掛け

【共同通信】2019年2月15日
https://this.kiji.is/468986028385305697

政府は15日の閣議で、東京新聞の特定記者による官房長官記者会見での質問について、
「必ずしも簡潔とは言えない質問が少なからずある。
今後とも長官の日程管理の観点から、やむを得ない場合、司会者がこれまでと同様に、協力呼び掛けなどを通じて、円滑な進行に協力を求める」
との答弁書を決定した。

自由党の山本太郎参院議員が質問主意書で、
「記者の質問権のみならず、国民の知る権利をも侵害されかねない状況だ」と指摘したのに対し、
答弁書は、
「内閣記者会が主催するもので、政府が一方的に質問を制限できる立場にない。あくまで協力依頼にすぎない」と反論した。


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国会で「私のことを嘘つきだと言った」「私は総理大臣なんですから」などと言う幼稚男を崇める自民党

2019年02月13日 | 日本とわたし
ああまたウソです。
作り話もここまできたら病的です。
もしかしたら、この作り話も、あちこちで得意気に話していているうちに、本当の話だと錯覚しているのかもしれません。
虚言症の人間特有のものです。

【追記あり】「自衛隊員募集に自治体の9割が協力していた」という事実の示す大きな問題
【BUZZAP!】2019年2月13日
https://buzzap.jp/news/20190213-abe-self-defense-force-municipality/

引用はじめ

厚労省の統計不正問題で大荒れの国会だが、安倍首相が、憲法改正に絡んで発言した自衛隊員募集に関する数字も、大間違いだったことが岩屋防衛相によって確認された

岩屋防衛相も首相発言を否定
安倍首相は、2月12日の衆院予算委員会で、党大会での発言について「正しくは都道府県と市町村だ。自治体だ」と修正したが、
岩屋防衛相は、その後の記者会見で、この首相発言が間違いである事を公に認めた

同日に、防衛相の経験のある石破茂元幹事長は、
「『憲法違反なんで自衛隊の募集に協力しない』と言った自治体を私は知らない」と語り、
「去年は自衛隊を憲法違反と言っている学者がいるから、憲法を変えるという論法だった。
今年は自衛隊募集に協力しない自治体があるから、憲法を変えるという論法だった」
とも指摘。


さらに2月13日の衆院予算委員会で、安倍首相は、
「住民基本台帳法に基づく閲覧は見るだけで、写しの交付は行われない。
膨大な情報を自衛隊員が手書きで書き写している。
これは協力していただけないと考えるのが普通だ」
と主張した。

******* ******* ******* *******

この件について、わたしが書こうと思っていること、言いたいことを書いてくださった方々のツィートを、代わりに載せさせてもらいます。
順不同になるかもしれませんが…。

いきなり櫻井よしこ氏が登場したのでびっくり!…日本会議界隈の与太話を憲法改悪の理由にしようっていうのしょうか…。


















































******* ******* ******* *******

そしてあの有名な、「お父さんは憲法違反なの?」と自衛官の息子が泣いたという話。











コメント (1)
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「この数字 君が良いねと言ったから 偽装であっても統計記念日」→総務省『統計の日』標語募集作品より

2019年02月13日 | 日本とわたし
『統計標語募集』。

こんなものがあることを知りませんでした。
いつだったか夫が、日本人は標語が好きなんだなあと言ったことがありますが、今もいろんなところで標語を募集しているのでしょうか。

さてこの募集は、今国会で激しく追及されている、総務省が行なっているものです。
それも、事もあろうに、「統計の日」(10月18日だそうです)に向けて、国民に統計の重要性を知らしめる標語を募集するということらしいです。
国民に知らしめる前に、総務省内の人間にまず、きちんと教えるべきでしょうに。

これは悪い冗談?それとも自虐?やけくそ?…などなど、いろいろと勘ぐってしまいましたが、どうやらふざけてはいないみたいです。
それにしても、状況が読めないのか読みたくないのか、認められないのか認めたくないのか、
テレビがいくら国会の様子をしっかり伝えなくなったといっても、インターネットでチェックしている人、ストリートビューで観てる人などがいます。
統計詐欺が次々と明るみになってきた今、ネット上では当然の如く、厚生労働省や総務省の統計不正を皮肉った『標語』が次々に寄せられ、『大喜利』状態になっているそうです。

ツイッターで見つけた写真を紹介します。

はっきり言って笑っている場合ではありませんが、みなさん、ほんとに上手です。



ちなみに、募集の締切は3月31日です。


痛烈な皮肉、批判標語を送ってみましょうかね。
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「記者に質問させないと国が滅びますよ」長期保守政権による言論弾圧と闘った韓国に続こう!

2019年02月12日 | 日本とわたし
望月記者に対する、こういう書き方は情けなくてしたくないのですが、上村報道室長のいじめとしか言いようのない質問妨害と、菅官房長官のお粗末な応答。



これが始まってからもう1年半以上も経っていて、報道機関から再三改善を求められているのにもかかわらず、まるでお構いなしで続いています。
現場の記者クラブは沈黙を守ったまま。

それに呆れた中学生が、自ら発起人となって、
「東京望月衣塑子記者など特定の記者の質問を制限する言論統制をしないで下さい」(change.org)と訴えたキャンペーンを始めました。
1万人達成を目指していましたが、キャンペーンを始めて二日で、目標の1万人を超えたそうです。
今現在、確認しましたら、15561人の賛同が寄せられていました。
そして今もまだ、会見での質問妨害が続いているので、キャンペーンは継続するとのことです。
この女子中学生さんは、会見や国会中継を観て、新聞を読んで、これからも考えていきますと、状況報告の中で書いていました。

そして2月5日、新聞労連が、首相官邸が「特定記者の質問を制限」したことに抗議する声明を発表。
「特定記者の質問を制限」
官邸に新聞労連が抗議

【朝日新聞】2019年2月5日
https://www.asahi.com/articles/ASM2562WSM25UTIL04Z.html

さらにその翌日6日には、山本太郎議員が、「内閣官房長官の定例記者会見における特定の記者の質問を制限する発声等に関する質問主意書」を提出しました。










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望月衣塑子記者の質問は「無駄が多い」「自分の意見を述べ続ける」は本当か?
信号無視話法分析で検証

【犬飼淳氏・HARBOR BUSINESS Online】2019年2月9日
https://hbol.jp/185470?cx_clicks_kijishita=txt3#cxrecs_s

引用はじめ

菅義偉官房長官の定例記者会見での東京新聞・望月衣塑子記者に対する、異様な仕打ちが続いている。  
望月記者の質問だけは、菅長官がまともに答えない。
望月記者の質問だけは、司会者(内閣府職員・上村秀紀 報道室長)が妨害する。
しかもこの異常事態は、1年半以上にわたって続いている。


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別記事で犬飼氏が作ってくださった、望月氏を含む3記者の、一つの質問にかけた平均秒数、その回答に菅長官がかけた平均秒数の表を見てください。

辺野古土砂投入の日、菅官房長官会見で浮き彫りになった「いじめの構図」。
民意も批判的な記者の声も踏みにじられる

【HARBOR BUSINESS Online】2018年12月15日
https://hbol.jp/181248





これは、昨年2018年12月14日に、沖縄・辺野古の海に、赤土を含む土砂が強行投入された日に行われた、菅官房長官の定例記者会見でのデータです。
この日の記者会見では、当然、土砂投入に関する質問が集中しましたが、たった一人だけ、明らかに不当な扱いを受ける記者がいたこと、それが望月記者であったことを示すデータです。

動画は犬飼氏の上記の記事に掲載されていますので、そちらでもご覧ください。

【辺野古土砂投入開始日】東京新聞 望月衣塑子記者 vs 菅官房長官 2018年12月14日午前 記者会見

https://www.youtube.com/watch?time_continue=34&v=VJjdTRh8GlI





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菅官房長官のあからさまな嫌悪を示す表情、上村室長に目配せをして質問の妨害をさせる子どもじみた態度、そして答えにならない捨てゼリフのような応答。
これまでも何度も何度も見聞きしながら、一体なぜこんなことが、一人や二人ではない、多分優秀であろう記者の集まりの中で続いているのか、それが不思議でなりませんでした。

そして事もあろうに、首相官邸は昨年末、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設を巡り、東京新聞の記者が官房長官会見で事実誤認の質問を繰り返したとして、
「事実を踏まえた質問」を要請する文書を記者クラブに提出していたのです。

事実を踏まえた質問?

しっかり踏まえていましたよ、望月記者は。
辺野古の土砂投入現場では、希少なサンゴを死滅させる原因になる、だから使用を禁止されている赤土が、申告されていた以上の量含まれていて、無残にも海が赤く染まりました。
そもそも、沖縄県が埋め立て承認を撤回しているのにも関わらず、沖縄防衛局は工事を強行し続けているのです。
官邸が記者クラブに出した文書に、
「汚濁が広がっているかのような表現は適切ではない」と書いてあったようですが、汚濁が広がっているのは周知の事実です。
バカ言ってるのは官邸の方で、それこそ事実誤認も甚だしい。

そもそも、記者が質問をする際に、その質問に関係する経緯、状況をまず説明するのは常識です。
前置きも話します。
それを経てこそ質したいことが相手に伝わるのであって、応答する側はまず、その質問者を尊重し、真摯に答えようとするべきです。
望月記者の質問は聞き取りやすいです。
この人の執拗な妨害が入る部分以外は。



でやっと、このことがあって、異様な一記者いじめが延々と行われてから1年半以上も経ってしまってはいますが、
日本新聞労働組合連合(新聞労連)が、抗議の声明を出しました。
記者クラブではありません。
新聞労連です。
読むと、『報道機関側が再三改善を求めているにもかかわらず』とありますね。
この政権、とりわけ菅官房長官の異常さがよくわかります。

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新聞労連(Japan Federation of Newspaper Workers')
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2347018048908663&id=2286242578319544

【新聞労連声明:首相官邸の質問制限に抗議する】

新聞労連は5日、首相官邸の官房長官記者会見をめぐる質問制限の動きに、抗議する声明を出しました。
昨今の官房長官会見をめぐる官邸の対応は、国民の「知る権利」を狭める行為で、決して容認できません。
新聞労連は、ジャーナリストの横の連帯を強化し、為政者のメディア選別にさらされることがない「公の取材機会」である記者会見などの、充実・強化に向けた取り組みを進めていきます。


問題となった18年12月の官邸申し入れ文


首相官邸の質問制限に抗議する

首相官邸が昨年12月28日、東京新聞の特定記者の質問行為について、「事実誤認」「度重なる問題行為」と断定し、
「官房長官記者会見の意義が損なわれることを懸念」、「このような問題意識の共有をお願い申し上げる」と、官邸報道室長名で内閣記者会に申し入れた
ことが明らかになりました。

記者会見において、様々な角度から質問をぶつけ、為政者の見解を問いただすことは、記者としての責務であり、こうした営みを通じて、国民の「知る権利」は保障されています
政府との間に圧倒的な情報量の差があるなか、国民を代表する記者が、事実関係を一つも間違えることなく質問することは不可能で、本来は官房長官が間違いを正し、理解を求めていくべきです。
官邸の意に沿わない記者を排除するような今回の申し入れは、明らかに記者の質問の権利を制限し、国民の「知る権利」を狭めるもので、決して容認することはできません。
厳重に抗議します。

官房長官の記者会見を巡っては、質問中に司会役の報道室長が、「簡潔にお願いします」などと数秒おきに質疑を妨げている問題もあります。
このことについて、報道機関側が再三改善を求めているにもかかわらず、一向に改まりません

なにより、「正確な事実を踏まえた質問」を要求する、官邸側の答弁の正確性や説明姿勢こそが問われています
2017年5月17日の記者会見で、「総理のご意向」などと書かれた、文部科学省の文書が報じられた際に、
菅義偉官房長官は「怪文書のようなものだ」と、真っ向から否定。
文書の存在を認めるまで、1カ月かかりました。
こうした官邸側の対応こそが、「内外の幅広い層に誤った事実認識を拡散させる」行為であり、日本政府の国際的信用を失墜させるものです。
官邸が申し入れを行った18年12月26日の記者会見でも、菅官房長官は「そんなことありません」「いま答えた通りです」と、まともに答えていません

日本の中枢である首相官邸の、事実をねじ曲げ、記者を選別する記者会見の対応が、悪しき前例として日本各地に広まることも危惧しています。
首相官邸には、ただちに不公正な記者会見のあり方を改めるよう、強く求めます。

2019年2月5日
日本新聞労働組合連合(新聞労連)
中央執行委員長 南 彰

《追記》

そもそも官邸が申し入れのなかで、東京新聞記者の質問を「事実誤認」と断じた根拠も揺らいでいます

記者が、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設をめぐり、
「埋め立て現場ではいま、赤土が広がっております」
「埋め立てが適法に進んでいるか確認ができておりません」

と質問したことに対して、官邸側は申し入れ書のなかで、
「沖縄防衛局は、埋立工事前に埋立材が仕様書どおりの材料であることを確認しており、また沖縄県に対し、要請に基づき確認文書を提出しており、明らかに事実に反する」
「現場では埋立区域外の水域への汚濁防止措置を講じた上で工事を行っており、あたかも現場で赤土による汚濁が広がっているかのような表現は適切ではない」

――と主張しました。

しかし、土砂に含まれる赤土など、細粒分の含有率は、
政府は、昨年12月6日の参議院外交防衛委員会でも、「おおむね10%程度と確認している」と説明していましたが、実際には「40%以下」に変更されていたことが判明。
沖縄県が、「環境に極めて重大な悪影響を及ぼすおそれを増大させる」として、立ち入り検査を求めていますが、沖縄防衛局は応じていません
「赤土が広がっている」ことは、現場の状況を見れば明白です。
偽った情報を用いて、記者に「事実誤認」のレッテルを貼り、取材行為を制限しようとする行為は、ジャーナリズムと国民の「知る権利」に対する卑劣な攻撃です。

新聞労連は、今年1月の臨時大会で、
「メディアの側は、政治権力の『一強』化に対応し、市民の「知る権利」を保障する方策を磨かなければなりません
(中略)
いまこそ、ジャーナリストの横の連帯を強化し、為政者のメディア選別にさらされることがない、『公の取材機会』である記者会見などの充実・強化に努め、公文書公開の充実に向けた取り組みを強化しましょう」とする、春闘方針を決定しています。
今回の東京新聞記者(中日新聞社員)が所属する中日新聞労働組合は、新聞労連に加盟していませんが、国民の「知る権利」の向上に向けて、共に取り組みを進めていきたいと考えています。
(以上)
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戦場のたんぽぽ『CHOCOLATE FOR PEACE!』

2019年02月12日 | ひとりごと
今年もジムネットからの可愛いチョコレートが届きました。


手配やら配達やらを一手に引き受けてくれた歩美さんのおかげです。


CHOCOLATE FOR PEACE!

戦場のたんぽぽ

【モスルのワサン先生】
イラク・シリアでは、内戦で病院までも被害を受けた危険な状況下で、がんの子どもたちの治療を続けた医師たちがいます。
ワサン先生も「イスラム国」にモスルが占領されても、子どもたちに寄り添いました。

がれきと化したモスルの病院の庭に咲いていたのは、たんぽぽの花だけでした。

花は枯れても、平和の種があなたに届きますように。

チョコ基金は、イラク、シリア難民、福島の支援活動に使われます。



小児がん
2月15日は「世界小児がんの日」
小児がんの啓発活動が行われます。
周囲の理解がないと、子どもたちは病気だけではなく、偏見とも闘わなくてはなりません。

戦争
イラク、シリアでは戦争が続いています。
時には病院にも砲弾が!
それでも治療は続けなくてはなりません。


チョコレート
皆さんの応援で、子どもたちが治療を続けられます。

WAR IS OVER!

チョコ基金にご協力ありがとうございます。


絵を描いた子どもについては、ジムネットhttps://www.jim-net.org/about/で検索してください。


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おまけ

このところずっと寒い日が続いているので、さすがの外遊び好きの猫たちも、部屋の中で過ごす時間が長くなりました。


そんな寒い日でも、ミーティングがあれば、ビルディング風が吹き荒れるマンハッタンに出かけなければなりません。
いつにも増して内容が濃い、2時間ぶっ通しのミーティングを終え、夫と一緒にコリアンレストランで夕食を食べ、ちょうど良いタイミングで電車の駅に着きました。

わたしたちが利用しているニュージャージートランジットは、アムトラックと線路を共用しているので、週末は2時間に1本しか走りません。
その1本を逃してなるものかと、電車を待つ乗客が掲示板をにらんでいます。


なぜなら、電車がどのプラットフォームから発車するのかが、発車時刻ギリギリまでわからないからです。
5分前ぐらいに、やっとプラットフォームの番号が表示されると、大安売りのデパート店の開場のごとく、たくさんの乗客が出入り口のドアに殺到します。
自分も急いでドアに向かいながらいつも思うのは、お年寄りや障がいを持つ人たちにとって、これがどんなに大変なことかということです。

電車事情の日本とアメリカの差は、大げさではなく、天と地ほどあります。
国の大きさ、地域事情、文化の違いに原因があると、夫はいつも言います。
こちらに暮らして19年も経って、実際にその原因となるものを間近に見たり感じたりしてきたので、その話がわからなくもありません。
そしてまた、日本の過ぎるほどの便利さと、少しでも遅れが出ると大騒ぎになる許容の無さに、違和感を感じたりもします。
日本にはそこまでしなくてもと思い、アメリカにはもうちょっとしてくれてもいいじゃないかと思う…。
一利用者の身勝手な願いでしょうか。
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