とりあえず一口馬主の楽しいこと

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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[有馬記念(G1)]キタサンブラック&武豊、有終飾る逃走V!

2017-12-24 17:13:30 | JRA G1・重賞戦線
ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【有馬記念】キタサン有終V! 獲得賞金は歴代1位に』
第62回有馬記念(G1、芝2500mメートル)は、ラストランとなったキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が武豊騎手に導かれて逃げ切り、有終の美を飾った。G1は今年4勝目で通算7勝目。タイムは2分33秒6(良)。激しい2着争いを制したのはクイーンズリング(8番人気)、3着はシュヴァルグラン(3番人気)、4着はスワーヴリチャード(2番人気)。

キタサンブラックは好スタートを切ってハナへ。マイペースの逃げに持ち込み、直線に入ってから後続を力強く振り切った。昨年のエリザベス女王杯優勝馬クイーンズリングが4~5番手から内を突いて、1馬身1/2差の2着。前走ジャパンCでG1初制覇を果たしていたシュヴァルグランが中団から脚を伸ばし3着。今年のダービー2着馬スワーヴリチャードは出負けして後方でレースを進め、猛追及ばずさらにクビ差の4着。4番人気サトノクラウンは13着だった。
キタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーという血統。通算成績は20戦12勝。重賞はスプリングS、セントライト記念、菊花賞、天皇賞・春(2回)、京都大賞典、ジャパンC、大阪杯、天皇賞・秋に次いで10勝目。有馬記念は清水久詞調教師は初勝利。武豊騎手はオグリキャップ、ディープインパクトに次いで3勝目。

◆武豊騎手
「最高にうれしいです。悔いの残らないよう、キタサンブラックの走りをさせることだけを考えました。迷いなく先手を取りにいって、(直線でのムチは)『頑張ってくれ』ということしかなったです。(ゴール後は)『ありがとう』『ご苦労さま』と声を掛けました。これだけの名馬にめぐり合うことができて、騎手として幸せな時間を過ごすことができました。いい形で花道を飾ることができました。皆さま(競馬ファン)の声援が力になりました」
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スタートからゴールまで、一度もハナを譲らず逃げ切っての優勝はお見事のひと言。
何か、「一番強いのは俺だ!」というキタサンブラックの声が聞こえてきそうなレースでした。
個人的に本馬には、G1のたびに『この馬は本当に強いの?』との疑問符をつけていた気もしますが、4歳になってからの強さは本物だったと思いますし、G1・通算7勝ですから、これはもう文句のつけようがないでしょう。

ちなみにキタサンブラックはこれで引退種牡馬入りとなりますが、“ブラックタイド産駒の大物種牡馬”という位置付けがマーケットでどう評価されるのか、これまでとは違った意味で厳しい戦いが待っています。
ディープインパクト+後継種牡馬軍団 vs ブラックタイド後継のキタサンブラック…
無責任な立場にはすごく面白い構図ですが、諸々の状況から、お値段の関係がだいぶ重要になる気がします。
何しろおじさんのディープがまだ健在で、世の中にサンデー系種牡馬があふれている状況の中、初年度にある程度以上の繁殖を集めようと思ったら、あまり強気な価格設定はしにくいですよねぇ。。(^_^;

いや、そんな話は別の機会にやればイイ事ですね(^^ゞ
今日はキタサンブラック&武豊騎手の勝負強さに脱帽し、素晴らしい勝利をたたえるだけでイイでしょう!
それにしても、武豊騎手の有馬記念制覇が、オグリキャップ、ディープインパクトに続いて3回目というのは…
歴史に残る名馬たちの引退レースで3勝、なんか、これはこれですごい話な気がします(^_^;



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【エンパイアブルー】さあ、来年巻き返すぞ! @関係者コメント

2017-12-24 16:12:21 | 引退馬
阪神8Rで5着となったエンパイアブルーの関係者コメントです。

◇北村友騎手のコメント
「今日はゲートでも落ち着いていて、普通に出てくれました。レースは事前の指示通り、逃げるのではなく、前に馬を置いて進めていく形。道中は何とかうまく乗れましたが、いざ追い出してから思ったほど伸びてくれませんでした。中1週でも落ち着きがあり、状態は悪くなさそうでしたからね。もしかしたら、距離が少し長かったのかもしれません」
◇藤原英調教師のコメント
「着順を下げる格好にはなりましたが、今回も男馬を相手にしての入着。頑張って走ってくれているのではないでしょうか。この年齢にしてはレースを使った数が少なく、まだ走らせる毎に気付いたり掴んだりと、課題なども見えつつある状況です。まだまだやれそうですし、巻き返せると思います」
◆クラブのコメント
阪神の力の要るダートがあまり良くないか、それとも1ハロン延長が想像以上にこたえたのでしょうか。今回は中4週からの中1週の混合戦でもあり、敗因をひとつに特定するのはどうかと思いますが、ここまでのパフォーマンスを見る限りでは、やはり京都のダート1800mあたりがやりやすいのかもしれません。なお、このあとは、「いったん放牧を挟んで心身をリフレッシュ」(師)。3勝目にむけて、しばし英気を養います。
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北村友騎手はテン乗りでしたが、スタートからゴールまでソツなく乗ってくれました。
ゲートは無難に出てくれましたし、逃げずに前に馬を置くのも作戦通りの位置取りで、むしろ、『道中の手応えも悪くなかったのに、何でこれで伸びないの?』という案外な感じがコメントに現れています。
これで一番最悪なのは、“レース中にどこかが痛くなっていた”、というケースですが、それはもう考えるのも嫌なパターンなので、「もしかしたら、距離が少し長かったのかも…」、私も単純にそうだと思っておくことにします。。

敗因が距離だとすると、(あえてプラスに考えるとしたら)中1週の競馬をクリアできたのは収穫でしょう。
これまでは一戦したら間隔を開けるのが基本のようになっていましたが、中4週-中1週で3戦を消化できたこと、しかも、中1週の3戦目で落ち着いて競馬が出来たのは、この馬なりに成長し、精神的に大人になった証ではないかと思います。
そう考えれば、藤原調教師の「まだまだやれるし、巻き返せる!」とのコメントも、一層力強く感じられます。

いずれにしても、このレースで2017年の出走は打ち止めです。
エンパイアブルーがラストを飾れなかったのは残念ですが、来年はきっとイイ形で巻き返してくれるハズ。
まずは脚元のケアをしっかりやって頂いて、勝負の2018年に向けて英気を養ってもらいましょう!


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。


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【エンパイアブルー】やはり距離、ですかねぇ。。 阪神8R・5着

2017-12-24 14:48:47 | 引退馬
阪神8R 3歳以上1000万下(ダ2000m)に出走したエンパイアブルーは5着でした。

【レース内容】
スタートはまずまず。外の馬を先に行かせて3番手のインで1コーナーへ。
向こう正面でも3、4番手のインをリズム良く追走し、そのまま脚を溜めつつ3コーナーから4コーナーへ。
直線入口で満を持して追い出され、先行馬を捉えるかと思いきや、その時点ですでに余力が無かったようで、前を交わすどころの話ではなく、後続勢の追撃を振り切るのがやっとの形になりました。
結果、自身初めて馬券圏内を外す5着での入線となりました。
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全く伸びず(/_\;)… これは距離でしょうねぇ。。

馬体重はマイナス4の466kgでしたが、見た目にそれほど細くは無く、落ち着きも許容範囲に見えました。
そもそも、中1週での続戦を決めた時からこの程度の馬体減は覚悟をしていたはずで、これで、『状態面やテンション(精神面)が理由で伸びなかった』というのは、正直あまり聞きたくはないです。
それに、多少の疲れがあったとしても、追われてあれだけ反応できないのは、これまで頑張ってきたエンパイアブルーの姿からはちょっと信じられないような光景で、やはり、2000mがこの馬にとって長かったとしか思えないです。

詳しくは関係者コメントを待つしかないですが、まずは、敗因は距離のような気がします。
その上で、さすがに今度はリフレッシュ放牧で馬体を回復させ、改めて来年に備えて欲しいです。
もともと脚元に爆弾がある馬ですし、元気な状態で適距離を使ってあげることが負担軽減にもなるでしょうから、仕切り直しの来年は、マイル~1800mで勝負をしていけばイイでしょう。
今日の敗戦は残念ですが、来年はまた、強いエンパイアブルーの姿が見られると思います。。

■12/24阪神8R 3歳以上1000万下(ダ2000m)・良




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【レフィナーダ'16】ようやく発表! 新規開業調教師は林徹調教師(^^)

2017-12-24 05:54:49 | 引退馬
シュウジデイファーム在厩のレフィナーダ'16は、右眼の良化を待って、先月末より騎乗を再開。現在はBTCの屋内ダートトラックで軽いキャンター2400m、週1~2回、屋内坂路でハロン22~23秒ペースのキャンター1本を消化しています。11月下旬の馬体重は461kgです。

◇石川代表のコメント
「何かの拍子にイライラしたり、環境の変化に戸惑って見せたりと、まだ精神的に幼い面はありますが、根は素直で覚えも早いタイプ。これから心身の成長が進むにつれて、いっそう安定感が増してくるものと思われます。調教時はピッチ走法すぎず、それでいて大跳びでモタつくわけでもなく、スムースなストライドでしっかりと。現時点ではパワーよりも、スピード色のほうが強い印象でしょうか。体がいい感じに増えてきたのも好材料です」
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まずは、馬体重が1ヶ月で20kgほど増えたこと、これはいいニュースですね。
以前から、『この馬は470kgあっておかしくない、いずれ500kgに近づくタイミングが来る』と書いてきましたが、(体重が何kgかどうかは別にして)ようやく本格的な成長サイクルが回り出したという事でしょう。
その意味では、先日来、右眼の充血で少し休んだことも、結果的にはプラスになったような気がします。

石川代表のコメントの中では、「ピッチ走法過ぎず大跳び過ぎずのスムースなストライド」というのもイイ感触ですし、「パワーよりスピード色が強い印象」との評価も、現時点では大きなプラスととらえたいです。
父ダンカークの評価はまだ定まっていませんが、日本で成功しようと思えば、芝であれダートであれスピード豊かな馬を出す方がイイに決まっていますし、レフィナーダに限らずサンデー牝馬の良さを引き出すことが、成功への近道ですから。
と、ダンカークの将来を心配するのはさて置きまして… (^_^;

今回、クラブから以下のアナウンスがありました。
『JRAが、平成30年度の新規開業調教師の発表を行ったことを受け、新規開業調教師と記載しておりましたレフィナーダ'16の調教師名を公開いたしました。 詳しくは募集馬ページの調教師欄をご覧ください。』
https://www.hirootc.jp/sellhorses/view/10058/

詳細は公式HPで確認するとして、イイなぁと思ったのは、林新調教師のレフィナーダ'16に対するコメントです。
「馬体面はサンデーサイレンス、ニジンスキーを持つレフィナーダならではでしょうか。母系から来るラインの綺麗さとバランスがいいですね。一方で父譲りのフレームの強さ、豊富な筋肉があり、両者のいいところがミックスされた印象です。ダンカークはゴツゴツした印象でしたが、それはないですし、レフィナーダの背中からトモにかけて少し筋肉が欲しかったところにうまくダンカークのそれが補われています。1800m~2000mの長いところで活躍してくれそうです。」

何がイイのかと言いますと、私がレフィナーダ'16に感じたのと同じ印象を持ってくれているところです。
ええと、素人が「同じ」とか言うと生意気になってしまいますが、要するに、レフィナーダの良さを高く評価しておられ、その産駒であるレフィナーダ'16に大きな期待をしてくれている、それが感じられたのがとても嬉しいです(^^ゞ
勝利回数・入着回数への拘りや、獲得賞金、馬主への利益還元についての考え方などは、多少肩に力が入り気味にも見えますが、それも新規調教師ならではのやる気、元気の現れだと思えば悪くない話でしょう。

私は以前に一般論で、「現時点では新規開業厩舎がプラスになると思えない…」みたいなことを書きましたが、初めて林新調教師の考え方、レフィナーダ'16への思いに触れて、『新規開業であっても上手くやれる』と証明してくれる可能性を感じました。
これからレフィナーダ'16がどう変わっていくかは分かりませんが、少なくとも今回の近況ではイイ方向に進んでいるようですし、やり甲斐のある、素質豊かな牡馬ですから、くれぐれも宜しくお願いしたいと思いますm(_ _)m

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。


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【サンデーローザ'16】来年早々、15-15の試走へ

2017-12-24 05:25:40 | 引退馬
ディアレストクラブイースト在厩のサンデーローザ'16は、先週末に左トモの球節を打撲したため数日ほどコース入りを休止。すでに騎乗を再開しており、現在は屋内トラックにてダク・ハッキング2400mを消化しています。12月中旬の馬体重は476kgです。

◇高樽担当のコメント
「3日ほど治療に専念した関係で、年末に予定していた15-15のスピード調教は先送りとなりますが、すでに問題なく乗り始めていますので、来月中にはやりたいですし、やれると思います。休む前、ハロン17~16秒と攻めていく中でもテンションはしっかりと我慢できていましたし、飼葉を残さず食べて毛づやも良好。体も良くなり、徐々に実が入ってきた感じです」
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「球節打撲」の文字にはドキッとしましたが、既に治っていて特に問題なしとのことで良かったです。
ただし、その関係で15-15の試走が来年に延びたようですが…。
これは好みの問題かもしれませんが、個人的にはあまり早い時期に速めをやるのは怖いですし、10月下旬458kgから12月中旬476kgと、ちょうど成長しつつある時期にやり過ぎるのは微妙な気がして、むしろ今回の延期を歓迎したいような…
いや、例えばノーザンファーム系だと年内15-15なんて珍しくもない話でしょうし、そういう世の中に慣れなければいけないのでしょうが、やはりどこかに、『素質馬は大事に行って欲しい…』という気持ちがあるんですよね(^_^;

まあ、最近は調教技術や育成ノウハウが進歩していますし、実際には、単純に15-15=スピード調教ではないのでしょうが、スピード強化に移行出来る状態かどうかを確認する意味で、15-15は分かりやすいチェックポイントですからね。
球節打撲の件を別にすれば、ここまでサンデーローザ'16はとても順調に来ていますし、トレーニングを継続しつつ身体を増やしているのも非常に良いこと。。 であれば、この調子でドンドン進めてしまうのが近道なのでしょう。
おそらく来年1月の近況更新では、15-15を楽にこなして次のステップへ、との報告が聞けると思います(^^)


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