■JRA公式HP・JRAニュース 『2019年度競馬番組等について』
4.騎手の負担重量等について
[1]女性騎手への減量適用について
女性騎手の騎乗機会の拡大を図るため、一般競走における女性騎手に対する負担重量の減量制度を以下のとおり設定いたします。
(1)減量する重量 : 所定の負担重量から2キログラム減じる。
ただし、見習騎手に対する減量適用期間に減ずる重量は、4キログラムまでとする。
(2)導入時期 : 2019年3月1日(金曜)
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もうずいぶん話題になっていますが、来年の3月から、女性騎手の永久2kg減が実施されます。
これにより、減量特典がなくなることによる騎乗馬減少が心配されていた藤田菜七子騎手は、女性騎手特典による2kg減の権利を永久に得ることになり、来年以降、これまで以上の活躍が期待されることになりました。
現在JRAの女性騎手は藤田菜七子騎手だけですが、騎手をめざして頑張っている女性候補生は何名かいるようですし、(騎手に限らず)競馬界の盛り上がりのために女性活躍が必要とすれば、こうしたルール改定は歓迎すべきことなのだと思います。
(きっと、“競馬界における女性活躍”に心を砕いておられた二ノ宮先生も喜んでいると思います(^^))
ただ、今回のルール改定が、藤田菜七子騎手の減量特典消滅時期に合わせた救済措置ととらえる論調も一部では目立っているようで、その事に関して、武豊騎手がコラムで次のようなコメントを出されています。
■Take a Chance! YUTAKA TAKE:日記・コラム DIARY 『女性騎手』
JRAから発表された女性騎手に対する減量規定。これは世界的な流れに沿ったものですし、サークル全体に授かったせっかくの財産を短いスパンで失うことを避ける意味でも当然のことだと思います。騎手会全体で歓迎しています。
ただし、一部報道で「菜七子ルール」という表現があることには違和感があります。
この新規定の考え方を騎手会側から要望したのは藤田菜七子騎手がデビューする前のことで、彼女の人気にあやかったわけではないのです。今後も騎手を目指す女性は増えるでしょうし、そうした流れを世界基準で支える意味であることを強調しておきたいと思います。それにしても、藤田菜七子騎手の頑張りと活躍ぶりは実に立派です。
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まあ、何と言いますか、あまり難しく考えなくてもイイのではと思います(^^ゞ
藤田菜七子騎手が(単純なパワー勝負は別にして)技術的に男性騎手に大きく劣っていないこと、真面目な努力を続けて自分の型を作りつつあることは、すでに専門家の皆さんからも一定以上の評価を受けているように思います。
また、広尾TC募集馬であるサクラバーベナ'17は、最近は菜七子騎手@根本厩舎込みでPRされたりしていますが、それでよく売れているという事は、菜七子騎手がジョッキーとして一般の競馬ファンにも認められている証拠ではないでしょうか。
(一口をやろうと思う人が、“一般の競馬ファン”かどうかは微妙ですが(^_^;))
それに、ジョッキーの性差による減量を認めないのであれば、馬のセックスアローワンスだって怪しいことこの上ないですよね。
この話をしだすとゴチャゴチャになるかもしれませんが、定量戦で最強馬を決めようという時に、牝馬は自動的に2kg減量ですって、(最近は特に牝馬が強いので)そちらの方に違和感を持つ人も多いのではないでしょうか。
いやホント、あのアーモンドアイが2kgもらえるなら、菜七子騎手が2kgもらっても何の不思議もないでしょ…的な!
(あーあ、ゴチャゴチャになっちゃいました(^^ゞ)
とにかくですね、いつなん時であっても世間様から後ろ指をさされがちな競馬界ですから、“ギャンブルなんてやったことありません”な人たちにも競馬の楽しさを伝えられる、菜七子騎手のような存在は貴重なのだと思います。
(その意味では、武さんの「女性騎手はサークル全体に授かったせっかくの財産」説に全面的に賛成です)
今はかなり雰囲気が変わったとは言え、昭和世代であれば多少の後ろめたさを感じる競馬という趣味を持つものとして、しかも、一口馬主なんぞの楽しさにどっぷりハマってしまった立場としては、武さんや菜七子騎手には頑張って欲しいと純粋に思いますし、それを後押しするようなルール改定であれば、無条件に賛成したいと思っていますm(_ _)m
あ、JRAのルール改定はこの件だけではありません。
中には気に入らない変更もあるのですが、それについては、(気が向けば)また別の機会に書きたいと思います(^^ゞ
4.騎手の負担重量等について
[1]女性騎手への減量適用について
女性騎手の騎乗機会の拡大を図るため、一般競走における女性騎手に対する負担重量の減量制度を以下のとおり設定いたします。
(1)減量する重量 : 所定の負担重量から2キログラム減じる。
ただし、見習騎手に対する減量適用期間に減ずる重量は、4キログラムまでとする。
(2)導入時期 : 2019年3月1日(金曜)
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もうずいぶん話題になっていますが、来年の3月から、女性騎手の永久2kg減が実施されます。
これにより、減量特典がなくなることによる騎乗馬減少が心配されていた藤田菜七子騎手は、女性騎手特典による2kg減の権利を永久に得ることになり、来年以降、これまで以上の活躍が期待されることになりました。
現在JRAの女性騎手は藤田菜七子騎手だけですが、騎手をめざして頑張っている女性候補生は何名かいるようですし、(騎手に限らず)競馬界の盛り上がりのために女性活躍が必要とすれば、こうしたルール改定は歓迎すべきことなのだと思います。
(きっと、“競馬界における女性活躍”に心を砕いておられた二ノ宮先生も喜んでいると思います(^^))
ただ、今回のルール改定が、藤田菜七子騎手の減量特典消滅時期に合わせた救済措置ととらえる論調も一部では目立っているようで、その事に関して、武豊騎手がコラムで次のようなコメントを出されています。
■Take a Chance! YUTAKA TAKE:日記・コラム DIARY 『女性騎手』
JRAから発表された女性騎手に対する減量規定。これは世界的な流れに沿ったものですし、サークル全体に授かったせっかくの財産を短いスパンで失うことを避ける意味でも当然のことだと思います。騎手会全体で歓迎しています。
ただし、一部報道で「菜七子ルール」という表現があることには違和感があります。
この新規定の考え方を騎手会側から要望したのは藤田菜七子騎手がデビューする前のことで、彼女の人気にあやかったわけではないのです。今後も騎手を目指す女性は増えるでしょうし、そうした流れを世界基準で支える意味であることを強調しておきたいと思います。それにしても、藤田菜七子騎手の頑張りと活躍ぶりは実に立派です。
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まあ、何と言いますか、あまり難しく考えなくてもイイのではと思います(^^ゞ
藤田菜七子騎手が(単純なパワー勝負は別にして)技術的に男性騎手に大きく劣っていないこと、真面目な努力を続けて自分の型を作りつつあることは、すでに専門家の皆さんからも一定以上の評価を受けているように思います。
また、広尾TC募集馬であるサクラバーベナ'17は、最近は菜七子騎手@根本厩舎込みでPRされたりしていますが、それでよく売れているという事は、菜七子騎手がジョッキーとして一般の競馬ファンにも認められている証拠ではないでしょうか。
(一口をやろうと思う人が、“一般の競馬ファン”かどうかは微妙ですが(^_^;))
それに、ジョッキーの性差による減量を認めないのであれば、馬のセックスアローワンスだって怪しいことこの上ないですよね。
この話をしだすとゴチャゴチャになるかもしれませんが、定量戦で最強馬を決めようという時に、牝馬は自動的に2kg減量ですって、(最近は特に牝馬が強いので)そちらの方に違和感を持つ人も多いのではないでしょうか。
いやホント、あのアーモンドアイが2kgもらえるなら、菜七子騎手が2kgもらっても何の不思議もないでしょ…的な!
(あーあ、ゴチャゴチャになっちゃいました(^^ゞ)
とにかくですね、いつなん時であっても世間様から後ろ指をさされがちな競馬界ですから、“ギャンブルなんてやったことありません”な人たちにも競馬の楽しさを伝えられる、菜七子騎手のような存在は貴重なのだと思います。
(その意味では、武さんの「女性騎手はサークル全体に授かったせっかくの財産」説に全面的に賛成です)
今はかなり雰囲気が変わったとは言え、昭和世代であれば多少の後ろめたさを感じる競馬という趣味を持つものとして、しかも、一口馬主なんぞの楽しさにどっぷりハマってしまった立場としては、武さんや菜七子騎手には頑張って欲しいと純粋に思いますし、それを後押しするようなルール改定であれば、無条件に賛成したいと思っていますm(_ _)m
あ、JRAのルール改定はこの件だけではありません。
中には気に入らない変更もあるのですが、それについては、(気が向けば)また別の機会に書きたいと思います(^^ゞ
![](https://www.hirootc.jp/images/kcfinder/images/bnr1006_w300_h270_blog.jpg)
美浦トレセン在厩のクレッシェンドラヴは、21日よりペースアップ、ウッドで速めを開始しています。
-調教時計-
18.11.21 助 手 美南W良 5F - -70.3-54.8-39.7-12.8(7) 末一杯追う
◇林調教師のコメント
「牧場での調教時に『ラストでとぼけて気を抜くようなところがあった』ようですので、21日は終い重点の内容を。今の時計がかかるウッドで意識的に外を回ってこのタイムであれば悪くないでしょう。1本目としては及第点の動きだったと思います。日曜日の速めについては、このあとの状態とも相談をしながら。12月8日中山9R 霞ヶ浦特別(芝2000m)にむけて、慎重に進めていきます」
-----
美浦トレセン帰厩後、早速追い切りを消化しています。
目標レースの霞ヶ浦特別まであと二週間と少し。 まだスケジュールに余裕はありますが、美浦ウッドの大外を回って終いビシッと追われる意欲的な内容で、来週、再来週とさらにやっていけば、休み明けを感じさせない、いい状態に仕上がってくれそうです。
今回はテンコートレーニングからの、『ラストでとぼけて気を抜くようなところがあった』との報告を受けての内容だったようですが、追い切りも単なる作業ではなく、その時の馬の状態、そこに至るまでのプロセスを踏まえて行われるって事ですね。
当たり前と言ってしまえばそうなのですが、馬を仕上げるって事は、なかなか単純ではない話なんだなぁと。。(^^ゞ
ところで考えてみれば、今年のクレッシェンドラヴ が勝ったのは、降級前、そして降級後の500万条件のみ。
2勝は立派な成績ながら、4歳エース候補に対する期待値に比べて不十分な活躍に終わっていますので、今年最後のレースで『クレッシェンドラヴ ここにあり!』という走りを見せて欲しいところです。
馬体はもともと良い馬でしたが、トモを中心とした全体的なパワーアップや精神面のコントロール、そして林厩舎の一員としてのさらなる熟成度アップなど、探せばまだまだ強くなる余地があるでしょう。
今度のレース、デビュー戦以来の2000m戦を、是非とも飛躍の足掛かりにして欲しいと思います!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e0/3ff000e5efe380923fa3fe41eb15502a.jpg)
【美浦トレセンでのクレッシェンドラヴ : 公式HP(11/22更新分)より】
![](https://www.hirootc.jp/images/kcfinder/images/bnr1006_w300_h270_blog.jpg)
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
-調教時計-
18.11.21 助 手 美南W良 5F - -70.3-54.8-39.7-12.8(7) 末一杯追う
◇林調教師のコメント
「牧場での調教時に『ラストでとぼけて気を抜くようなところがあった』ようですので、21日は終い重点の内容を。今の時計がかかるウッドで意識的に外を回ってこのタイムであれば悪くないでしょう。1本目としては及第点の動きだったと思います。日曜日の速めについては、このあとの状態とも相談をしながら。12月8日中山9R 霞ヶ浦特別(芝2000m)にむけて、慎重に進めていきます」
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美浦トレセン帰厩後、早速追い切りを消化しています。
目標レースの霞ヶ浦特別まであと二週間と少し。 まだスケジュールに余裕はありますが、美浦ウッドの大外を回って終いビシッと追われる意欲的な内容で、来週、再来週とさらにやっていけば、休み明けを感じさせない、いい状態に仕上がってくれそうです。
今回はテンコートレーニングからの、『ラストでとぼけて気を抜くようなところがあった』との報告を受けての内容だったようですが、追い切りも単なる作業ではなく、その時の馬の状態、そこに至るまでのプロセスを踏まえて行われるって事ですね。
当たり前と言ってしまえばそうなのですが、馬を仕上げるって事は、なかなか単純ではない話なんだなぁと。。(^^ゞ
ところで考えてみれば、今年のクレッシェンドラヴ が勝ったのは、降級前、そして降級後の500万条件のみ。
2勝は立派な成績ながら、4歳エース候補に対する期待値に比べて不十分な活躍に終わっていますので、今年最後のレースで『クレッシェンドラヴ ここにあり!』という走りを見せて欲しいところです。
馬体はもともと良い馬でしたが、トモを中心とした全体的なパワーアップや精神面のコントロール、そして林厩舎の一員としてのさらなる熟成度アップなど、探せばまだまだ強くなる余地があるでしょう。
今度のレース、デビュー戦以来の2000m戦を、是非とも飛躍の足掛かりにして欲しいと思います!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e0/3ff000e5efe380923fa3fe41eb15502a.jpg)
【美浦トレセンでのクレッシェンドラヴ : 公式HP(11/22更新分)より】
![](https://www.hirootc.jp/images/kcfinder/images/bnr1006_w300_h270_blog.jpg)
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。