栗東トレセン在厩のゴッドシエルは、20日のレースにおいて、3コーナーで8番馬の影響を受けていたため、タイムオーバーによる出走制限の適用から除外されました。取り急ぎお知らせいたします。
-----
ラッキーと言って良いのかどうかは別にして、てっきりタイムオーバーによる一ヶ月の出走制限を受けると思っていたゴッドシエルについて、その適用が除外されるとの連絡がありました。
まあ、どちらにしても馬体回復と再調整で一ヶ月以上はかかる見込みでしたし、大勢に影響がないと言ってしまえばそうなのですが、こういうチョットした想定外が運を呼び込むキッカケにならないとも限りませんからね。少なくとも、『悪い話ではない』という意味で、取り急ぎ知らせて頂いて良かったと思いますm(_ _)m
昨日はゴッドシエルが未勝利戦に出走しましたが、あえなく16着に惨敗。去勢効果を云々する以前の内容だっただけに、ますます厳しい状況に追い込まれる結果になってしまいました。タイムオーバーによる出走制限一ヶ月の間にどこまで立て直せるか、ラストチャンスの一戦に、何とか希望がつながることを祈るのみです。
そして今週は、20日の新馬戦をパスしたキングエルメスが、28日または27日の札幌5R(芝1200m)でデビュー戦を迎えます。まだ仕上がり途上であることを考慮し、ゴチャつきやすいフルゲートの競馬を嫌っての一週スライドになりますが、『完成度の高いスピード馬を素質、能力で上回る』のがテーマであることは変わりません。あまり難しいことは求めずに、思い切り走って他馬より先にゴールを!…ぐらいのつもりで応援したいと思います。
キングエルメスのデビュー戦で終了する上半期の競馬は、思えばバスラットレオンの活躍に助けられた半年でした。イベントとしてはクレッシェンドラヴのG1挑戦などでも盛り上がったとは言え、パンサラッサやカイザーノヴァが怪我で頓挫した影響も大きく、特に、賞金を稼ぐという点ではバスラットレオンに頼り切り…。勝敗に全く関係ない大敗を見せ続けられることも多かったので、7月以降は各馬により一層の奮起を期待したいです。
そのためにもまずはキングエルメスに雰囲気を変えてもらい、ドゥオーモの巴賞、クレッシェンドラヴの七夕賞で一気に良い流れに乗りたいところ。。7月後半にはヴィジャーヤのデビューに加え、カナロアガールの実戦復帰があるかもしれず、今年後半に向けてとても大切な一ヶ月間になりそうです。
ちなみに、そろそろあってもおかしくない新規募集馬のラインアップ発表についてですが、昨年は7月第一週の金曜日、一昨年は6月末でしたから、時期感だけで言えば、今週末に発表される可能性も充分です。あまり好走する馬がいない中での発表は微妙ではありますが、一応、心の準備はしておこうと思います(^^;)
**出資馬の状況**
**2021年総合成績**