中京6R 3歳未勝利戦で15着となったリナーシェの関係者コメントです。
◇四位調教師のコメント 「今回406kgまで馬体重が減ってしまったように、なかなか一筋縄ではいかず、追い切りも加減しながらの状況ですからね。調整の難しさを痛感しています。さすがにこのまま続戦を強いるのは可哀想ですので、もう一度リフレッシュ放牧を挟んで次に備えたいと考えます」
◆クラブのコメント 「休み明けでありながらも-14kgでの出走に。思うような成長や馬体増が見受けられず、どうしても一辺倒の競馬になってしまいがちな状況です。なお、このあとは、「週明けにも一旦チャンピオンヒルズへ。暑さがこたえるようであれば、より対策設備の整った牧場に移動させることも考えたい」と調教師。「万全を期して、最後の未勝利戦に備える」予定となっています」
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四位先生がコメントしている通り、どうしても馬体を維持するだけで精一杯となり、必然的に追い切りは常に加減しながらやらざるを得ず。。本当にリナーシェは調整が難しい馬だと思いますし、そもそもこの1年で成長や馬体増があまり進んでいないので、短期間での巻き返しはなかなか厳しい状況と言えるでしょう。
ただ、ここまで難しい状況下において、できる限りの手を尽くしてきた四位先生が「万全を期して最後の未勝利戦に備える」と仰るのであれば、私としては否も応もなく最後まで応援し、見守るだけなのであります!(言葉遣いが少しあやしくいなっていますが、そこはスルーでお願いします(^^ゞ)
とにかく、今日は大幅な馬体減にもかかわらず、リナーシェは自分なりに頑張って走ってくれましたので、まずはしっかり疲れを取って、ラストもう一戦に最高の状態で臨んで欲しいと思いますm(_ _)m
中京6R 3歳未勝利(芝1200m)に出走したリナーシェは15着でした。
【レース内容】互角のスタートもダッシュ力で劣って最後方へ。3~4コーナーではラチ沿いを回って差を詰めて、直線でこの馬なりに脚を伸ばしましたが時すでに遅し…。決してバテているわけではないものの、大きく着順を上げることはできずに、15着での入線となっています。
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やはり、なかなか厳しいですねぇ(^^;)
芝の短距離だと前半のペースについていけない様子でしたし、そもそも馬体は前走からマイナス14の406kg。もともと線の細い牝馬だけに、あまり無理をさせるのも可哀相…という気になってしまいます。
思えばちょうど1年前の函館でデビューをし、2戦目の芝1200mでは追い込んで4着に入ってくれました。結果的にはあの頃から成長できていないことになりますが、だからこそ永遠のお嬢様であり…。いや、そんな事を言っている場合じゃないのは承知の上で、リナーシェを見ていると、どうにもキツイことを言う気が起きません(^^ゞ
さて、このあとどうしていくのかは分かりませんが、正直、このまま勝ち上がりをめざすのは難しそう。。ひとまずは、レース後の無事確認と関係者コメントを待つしかないですね。
**2021/6/12中京6R 3歳未勝利(芝1200m)・良**
東京1R 3歳以上障害未勝利で2着となったグランソヴァールの関係者コメントです。
◇五十嵐騎手のコメント 「枠内での立ち方があまりキレイではなかったですね。ハナにこだわりはなかったものの、ペースを見て行かせる形に。飛越自体は上手い方ですが、まだ体を捻るようにして飛んでいました。これから経験を重ねていけば、勝ち馬との差は縮められると思っています」
◇尾関調教師のコメント 「パドックでも気合いが乗っていましたし、全体的な雰囲気は良かったです。ゲート内で煩くしていた割にはタイミング良く出てくれましたが、まだ気持ちよく走っている感じで、障害のペースが分かっていないようですね。2着争いを制してくれたのは良かったですが、もう少し障害を低く飛べるといいのかもしれません。これらは経験の部分。馬に前向きさはありますので、あとは力の入れ方や飛越の精度でしょう。跳びが大きい馬ですから、もう少し推進力を出せるとなお良いですよね」
◆クラブのコメント 「勢いよく先頭に立ち、前半は入れ替わりで突かれる形。1~2コーナーで一旦はリードを広げたものの、最後は勝ち馬に離される結果となりました。「ひとまず上がりに問題はありません」が、平地以上に脚元などへの負担に気遣っていく必要もありますので、「前回同様いったんリフレッシュ放牧を挟んでから」と調教師。「8月の新潟開催あたりを視野に入れて様子を窺っていく」予定になっています」
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五十嵐騎手、尾関先生ともに、これから経験を積むことで飛越が上達していけば…といった見解です。確かに、いくつかの飛越でぎこちなさを見せていましたし、少し高く飛び過ぎた障害もありました。ただ、2戦目であることを考えれば充分に合格点だと思いますし、そこはお二人ともしっかり評価をしてくれていますからね(^^)
あとは、尾関先生の「まだ気持ちよく走っている感じで障害のペースが分かっていない」とのコメント。。改めて前半の走りを見ると『なるほ』なのですが、確かに気分良くマイペースで走っていて悪くはないものの、結果的にはそこでガッチリ我慢をしていた勝ち馬に、直線で離されてしまったワケですからね。そのあたりが「まだ障害のペースが…」ということなのでしょうが、これもまた経験によって理解が進む部分なのだと思います。
今後については、一旦リフレッシュを挟んで8月の新潟開催に向かうことになりそうです。ひとまず上がりに問題はないようですし、タイプ的に新潟の障害コースは東京以上に合うと思いますので、リフレッシュ後にしっかり調子を整えて、今度こそは勝ち上がりを決めて欲しいと思います!
東京1R 3歳以上障害未勝利(芝→ダ3000m)に出走したグランソヴァールは2着でした。
【レース内容】スタートを五分に出て、最初の障害を飛んだところでハナへ。一週目正面スタンド前では完全にリズムを掴み、やや後続を離してマイペースの逃げに持ち込みました。その後も飛越を無難にこなし、これは勝ちパターンか!?と思いましたが…。3コーナー手前で仕掛けてきた1番人気のシャンボールナイトに交わされ、4コーナーで再び差し返そうと頑張りましたが力及ばず、挑戦で7馬身引き離されての2着入線となっています。
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2戦目で大きな前進、悪くないっすね!(^^)
勝ったシャンボールナイトは強い競馬をしましたが、やはり、障害初戦で7着に負けたあとの前走で2着、そして今日の初勝利ですからね。障害レースは経験がモノをいう世界でもありますので、グランソヴァールにもそのうち順番が回ってくるでしょう。(できれば次でお願いしたいm(_ _)m)
今日、良かった点はと言えば、ゲート内でガタつかずきちんとしたスタートを切ったこと、前半の飛越をソツなくこなして先行態勢を作れたこと、そして、最後の直線で勝ち馬に離された後もしっかり粘り、迫ってきたレーヴドオルフェとの併せ馬をクビ差凌いでくれたこと、といったところでしょうか。
飛越に関しては、すごく上手いというほどではないですが、やや恐る恐るだった前走よりは大きく改善されていて、型通りに2戦目での進歩を見せてくれたと思います。これなら次走以降も安定したレースが期待できますし、少なくとも大崩れの心配はしなくて済むのではないでしょうか。
もちろん、勝つとなると相手関係や状態面の話も出てきますが、そういうことも含めての『そのうち順番』かと。。まずはレース後の無事確認をしたうえで、近いうちのグランソヴァール通算4勝目を期待します!
**2021/6/12東京1R 3歳以上障害未勝利(芝→ダ3000m)・良**