マイルカップ、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、安田記念と続いた春の東京開催Ｇ１シリーズが終わり、今週は２頭の出資馬が出走を予定しています。
まずはグランソヴァールが１２日の東京１Ｒ障害未勝利戦に登場し、障害初勝利をめざします。平地力に加えてなかなかの飛越センスがあると期待をされた４月のレースでは、まさかの出遅れで後方からの競馬となり無念の４着。もともとスタートは悪くない馬ですし、障害２戦目の上積みが期待できるうえに、一週前追い切りで好調を窺わせる時計をマークしており、今回は改めて初勝利を期待したいです。
もう一頭は、同じく１２日の中京６Ｒ出走が有力視されているリナーシェです。こちらは出走レースを含めて出馬投票直前まで出否の検討が続きそうですが、これまでの流れを考えると、おそらく出走することになるのでしょう。なかなか思うような馬体の成長が見られない中、過去一番勝利に近づいた芝１２００ｍ戦に変わってどこまでやれるのか、スリーアウトの出走制限明けでもありますし、非常に大事なレースになりそうです。
そのあとになると、１９日からの３回阪神開催で、去勢手術明けのゴッドシエルが復帰を予定しています。トレセン帰厩直後の先週の近況では、マジメ過ぎる走りは相変わらず…といった報告がありましたが、今回はその性格をプラスに捉えて距離を短縮してくる可能性がありそうです。その場合は６／２０阪神３Ｒ（芝1400ｍ）あたりが有力ですが、果たしてどういう判断になるのか、今週の追い切り、近況報告に注目です。
６月のレースは、一応上に書いた３戦でひと区切りになるでしょう。７月になると２歳世代の先陣を切るキングエルメス、究極の秘密兵器（？）ヴィジャーヤ、休んでいた古馬勢からドゥオーモとクレッシェンドラヴという、非常に面白い顔ぶれが出てきそうですが、中でもフレッシュなキングエルメスとヴィジャーヤには、夏競馬に向けて一気に雰囲気を盛り上げるような活躍を期待したいところです。
ちなみに昨年は７月第一週に通常募集のラインアップ告知、７／１０には全容公開がありました。今年も早ければ６月最終週にはラインアップの予告があるでしょうから、こちらもそのつもりで心の準備をしておかなければイケマセン。クラブとしても、募集開始前の６～７月に二つや三つは勝ち星を重ねたいでしょうし、何とかその流れに乗っていきたい…と、毎年都合の良いことを考えてしまう私なのでした(^^ゞ
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