【フェアリーS】11番人気キタウイングが最内突いて抜け出し重賞V2!:サンスポZBAT!
第39回フェアリーステークス(3歳オープン、G3、牝、芝・外1600m)は、杉原誠人騎手の11番人気キタウイング(美浦・小島茂之厩舎)が後方2番手追走で脚をためると、直線で最内を突いて抜け出しゴール前の大接戦を制した。昨年の新潟2歳王者が、前走の阪神JF14着から巻き返しに成功し、重賞2勝目を挙げた。タイムは1分34秒3(良)。
アタマ差の2着にはメイクアスナッチ(7番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にスピードオブライト(6番人気)が入った。なお、1番人気に支持されたヒップホップソウルは直線で馬群に沈み11着に敗れ、2011年の覇者ダンスファンタジアとの母子制覇はならなかった。
◆杉原誠人騎手(1着 キタウイング)「今日はしまいを生かす競馬でという指示でした。位置取りがすごく後ろになってしまい、正直(インの)狭いところに行くしかなかったので、頑張ってくれた馬に感謝の気持ちでいっぱいです。乗るたびに良くなっていてすごいと思いますし、気持ちも強いですね。今回は久々に乗りましたが、一段と気持ちが強くなってパワーアップしていました」
フェアリーSを勝ったキタウイングは、父ダノンバラード、母キタノリツメイ、母の父アイルハヴアナザーという血統。通算成績は5戦3勝。重賞は新潟2歳Sに次いで2勝目。小島茂之調教師、杉原誠人騎手ともにフェアリーS初勝利。
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外から脚を伸ばすメイクアスナッチをあざ笑うように、ラチ沿いをスルスルと抜け出したキタウイングが新潟2歳Sに続く重賞2勝目を飾りました。前走阪神JFは大敗したものの、この時季の重賞2勝目は本当に大したものです。キタウイングの母系はアイルハヴアナザー、ゼンノエルシド、モガミ、ラッキーソヴリンと続いていて…。こういう馬は応援したくなりますね(^^ゞ
一方、2着負けたメイクアスナッチは勝ちに等しい競馬でした。今日の敗戦は4角で内外に分かれた分の距離差を取り戻せなかっただけですから、キタウイングと杉原騎手に上手くやられたと思って諦めるしかないでしょう。まあ、2戦2勝の3戦目で重賞2着は立派ですし、ルーラーシップ×ディープインパクトの血統からも、更なる上昇が見込めそうで楽しみです。
それにしても、勝ったキタウイングが11番人気で2着メイクアスナッチが7番人気、3着に入ったスピードオブライトが6番人気で3連単は51万7千円。。終わってみれば、メイクアスナッチなんてもっと売れていて良かった気もしますが、とにかくこの時季の3歳戦、特に牝馬重賞は予想するのが難しいです。(実はどのレースも難しいんですけど(^^;))
**2023/1/9中山11R フェアリーS(牝/G3/芝1600m)・良**
フェアリーステークス【2023年1月9日中山11R】出馬表、予想:競馬ラボ
淀短距離Sはさらに荒れて3連単が356万円…
9-8-13番人気と来られては、なかなか太刀打ちできません┐(´~`)┌
キタウイングは杉原騎手自身が『仕方なく内に行ったら…」と仰ってますねぇ。。
でも、あれだけ見事にハマることもあるからこそ、人気薄のイン突きと混戦のミルファームは怖いっす(^^;)
上りが遅くていつもはジリジリで届かない馬が届いていますね。来週もその傾向かな?
冬らしい重い馬場に加えて斤量増の影響はありそうですね。
キタウイングは位置が取れなくて仕方なく内に入れたら前が止まってハマりました。結果的に杉原騎手の最高の騎乗になりましたね。
中京のメーンで3着で大穴をあけたトキメキはキタウイングのおばさん。今日はミルファームの日でした(笑)