ZBAT!競馬『【大阪杯】“2強”撃破!ポタジェが春の中距離頂上決戦制す』
第66回大阪杯(4歳以上、G1、芝2000m)は、吉田隼人騎手の8番人気ポタジェ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が道中5番手から直線抜け出し勝利。昨年の年度代表馬エフフォーリア、5連勝中だった上がり馬ジャックドールの“2強”を撃破して春の古馬中距離頂上決戦を制し、G1初制覇を果たした。タイムは1分58秒4(良)。
クビ差の2着にはレイパパレ(3番人気)、さらにハナ差遅れた3着にアリーヴォ(7番人気)が入った。なお、エフフォーリアは9着、ジャックドールは5着に敗れた。
大阪杯を勝ったポタジェは、父ディープインパクト、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againという血統。通算成績は15戦6勝。重賞は初制覇。大阪杯は友道康夫調教師、吉田隼人騎手ともに初勝利。
-----
重賞では『好走するけど少し足りない…』、それがポタジェのキャラクターでしたが、まさかまさかのG1大阪杯優勝! しかも、単勝1.5倍のエフフォーリアが9着に沈む驚きの結末で、競馬は本当にやってみなければ分からないです(^^;)
こういう結果になった要因は、やはり、ジャックドールをアフリカンゴールドが突いて1000m通過58.8秒の流れを作ったことではないかと。。58.8秒は驚くほど速くはないですが、稍重に近い良馬場だったと考えると、少なくともジャックドールには未経験の厳しい流れになっていたと思います。(それでも5着に粘ったのはさすがです)
逆に言えば、好位追走から直線先頭に立ったレイパパレにとっては勝ちに等しい素晴らしいレースでしたが、あそこでポタジェに脚を掬われるとは、これはもう勝負の微妙なアヤとしか言いようがないのかもしれません。
しかし、出走各馬が全力を出し尽くす厳しい流れのレースは見ていて面白いです。単純に脚が速いだけでもダメですし、100%能力を出し切れる状態でなければ、どんなに強い馬でも着外に沈む可能性があるという。。ジョッキーや馬は大変なので、あまり無責任なことは言えないですが、スローペースからのヨーイドンに慣れ切った日本競馬界には(特にG1のような大舞台には)たまにはこういうレースが必要なのかもしれません。
今日はあえて、もしもパンサラッサが出ていたら…の話はしませんが、ジャックドールもいずれもっと強くなるかもしれませんし、個性的な逃げ馬が思い切ったレースをすることで、見ていて緊張感のあるG1が増えてくれたら嬉しいです。
**2022/4/3阪神11R 大阪杯(G1/芝2000m)・良**
こういうレースをみると、パンサラッサの次走が気になってソワソワしますね。
本当に、何が起こるか分からないものですねぇ…
100%の状態ではなかったとしても、ここまで大きく負けるとは…です。
にしても、敗因の一つに輸送があるとしたら、確かにパンサラッサのようなタイプはだいぶお得な感じですよね(^^ゞ
1000m通過を0.5秒から1秒早くしたときに、最後の直線でどういう展開になっていたのか。今日の馬場でパンサラッサが上がり3ハロンをどれくらいのタイムで走れたかなど、色々考えるのも楽しいですね。
どうしても考えてしまいますね。
今回の馬場でどのぐらいのタイムで逃げていたのか…
きっと着順は変わっていたと思うのですが、一度やってみなければ分かりませんね(^^ゞ
エフフォーリアはちょっと考えられないほど大きく負けてしまいましたね。
G1初挑戦のジャックドールは仕方がない面もありますが…
ポツンポツンとレースを使う難しさが出てしまったのかもしれませんね。
エフフォーリアは出来の問題でしょう。一叩きすれば変わってくるような気もするのですが。休み明けG1が当たり前のようになってきましたが、やはりそれなりにリスクはあるということでしょう。
日本のジョッキーでは先週から吉田兄弟が全部いいところ持って行ってますね。素晴らしい!
いろいろと考えさせられる大阪杯でした。
おっしゃる通り、ポツンポツンとG1だけ使うってのは、そうそう簡単ではないですよね。
いろいろ事情があってそうしているのだと思いますけれど(^^;
吉田兄弟大活躍は、本当に素晴らしいし、うれしいことです(^^)