キングエルメスは、24日、チャンピオンヒルズへ放牧に出ています。
◇矢作調教師のコメント 「そこまで大きく疲れている様子はなく、脚元も大丈夫。前走はギリギリのところでテンションを抑えることができましたし、トレセンに戻ってきたらスイッチオフ。いつものエルメスでいてくれました。ただ、ここでの使い詰めはさすがに負担が掛かり、今後のローテにも影響が出そうですので、いったん放牧を挟んでリフレッシュ。今春に向けて英気を養いたいと考えます。まだ流動的ですが、安田記念を大目標にマイラーズカップあたりから始動していく感じになりますでしょうか」
◇小泉厩舎長のコメント 「詳しくはこれから乗ってみてですが、トモの疲れなど、あまり回復が早いほうではないですからね。すでに馬体重は500kgありますが、まずは疲労回復とコンディションアップに注力していければと思っています」
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先週の睦月Sを勝った直後には、中一週で東京新聞杯に向かう可能性にも言及がありましたが、「ここでの使い詰めは負担が掛かり、今後のローテにも影響が出そう」との理由から、(それほど大きく疲れていなくても)まずはリフレッシュ放牧後を挟んで立て直し、マイラーズC(4/23京都)から安田記念をめざすローテーションになりました。
まあ、ローテーションについてはとても説得力があると言いますか、何となく矢作厩舎にしては普通過ぎる… いやいや、普通で全然良いので、ここでいったんテンションコントロールやフォームなどをしっかりチェック頂いて、再び挑む重賞路線、さらなる高みをめざす厳しい戦いに備えて欲しいと思います。
しかし、考えてみれば睦月Sを勝ったお陰で出るレースを選ぶことができるわけで、本当に先週の勝利は大きかった…。そう言えばパンサラッサもオクトーバーSを僅かに勝ち切ってから覚醒し、福島記念、中山記念、ドバイターフと一気に階段を駆け上がったわけで、キングエルメスも偉大な先輩に一歩でも近づいて欲しいと思います。
【2023/1/21中京 睦月ステークス(OP/芝1600m)でのキングエルメス:公式HPより】
2/5は、坂井くんが東京にいるので、東京新聞杯あるかな?と思ったんですが。
いいから勝ってこい中一週を勝って来たわけですから、リフレッシュ休暇も必要ですよね。
はい、今年は『普通のことだってできるんだぞ!』がテーマなのかもしれません(^^;)
あとは、テラステラもキングエルメスも、休み明けから全開バリバリでお願いしたいです!
リーディング上位厩舎の場合、転厩は普通にあり得るものだと考えておかなければいけませんね。
私も矢作厩舎馬に出資をするときは、それも覚悟したうえで…です(^^;)
タラればですが、テラステラも12月までに勝ち切らなければ、転厩のピンチはあったと個人的には思っています。連勝でピンチをチャンスに変えてくれて(!?)非常に良かったです。
未出走の矢作厩舎の3歳3頭の成長と活躍にも期待しています。
確かに仰るとおりで、結果に至るまでのプロセスが、自分の感性に合うかどうかは大事な気がします。
全てが思った通りにはいきませんし、かと言って、何でもいいわけではなし…
結局のところ、私も期待をしつつ応援するしかできません(^^;)