レモンポップのゴールデンシャヒーン出走が決まり、ドバイミーティング参加の日本調教馬の中で、出走レースが未定(ワールドカップとターフの両睨み)なのはパンサラッサだけになりました。
まあ、昨年のターフ覇者にして今年のサウジカップを勝ったパンサラッサですから、主催者の招待云々はすでに全く関係なく、こっちに出たいと言えば『どうぞどうぞ』となるはずなので、あとはオーナーサイドと矢作先生の協議次第、あるいは(すでに内定しているとしたら)各所との調整、発表タイミングの問題だけだろうとは思います。
そんな中、いろいろネットニュースを徘徊していたら、少し前にこんな記事があがっていたのを見つけました。
パンサラッサ、日本にサウジカップ優勝の栄光をもたらす(サウジアラビア)[その他] - 海外競馬ニュース(2023/03/02)【その他】:公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
遠征してきた日本陣営はうれし涙を流し、とてつもないお祝いムードが広がった。総賞金2,000万ドル(約27億円)のサウジカップ(G1・ダート1800m)で、パンサラッサの手綱を取った吉田豊騎手が先頭に立って他馬を翻弄し勝利をつかんだのだ。
日本は今や世界規模の野心をもつ競馬国である。サウジカップ開催では昨年の4勝に続いて3勝を挙げている。この結果がパンサラッサの関係者にとって何を意味するかは明らかだった。パンサラッサは昨年のドバイターフ(G1)でロードノースと同着の優勝を果たしていた。なお、そのロードノースはサウジカップと同じ日(2月25日)に行われたウィンターダービーS(G3・リングフィールド)で勝利を収めている。
矢作芳人調教師はこの日はすでにスピードのあるバスラットレオンで1351ターフスプリント(G3)を制していたが、サウジカップでのこの勝利をキャリアにおける"最高"の勝利と表現した。
見るからに感激している矢作調教師は、「信じられません。うまく言い表す言葉が見つかりません。私のキャリアにおいて最高の勝利です」と語った。
パンサラッサ(牡6歳 父ロードカナロア)は終盤で急襲してきたカントリーグラマーをかわして、世界最高賞金のこのレースでG1・2勝目を挙げた。日本馬は1着-3着-4着-5着を確保した。このレースの前に、バスラットレオンとシルヴァーソニックがほかのレースで優勝を決めていた。
カントリーグラマーは2年連続で2着となり、1つ前のレースをエリートパワーで制していた鞍上のフランキー・デットーリ騎手はこの敗北を冷静に受け止めていた。
「道中ずっと速い脚を使わされました。直線に入るときにせいぜい6着かと思いましたが、彼は心肺機能が高くてよく持ちこたえました。よくやってくれたと思います。ただ彼にとってベストなのは1¼マイル(約2000m)です」。
なおフェブラリーS(G1)連勝馬カフェファラオは3着となり、昨年の覇者エンブレムロードは6着に終わった。
サウジカップの勝利については様々な記事が出ているものの、意外なことに、カントリーグラマーで2着に入ったデットーリさんのコメントなどはあまり伝わってこなかったんですよね。(私が知らないだけなのかな??)
とにかく、私がパンサラッサのサウジカップ勝利を確信しつつあった最後の直線、3~4角の手応え以上にしぶとく脚を伸ばしてきたのは、やはり強豪カントリーグラマーでした。昨年のドバイターフのことがあるので、正直、ゴール前はヒヤヒヤものでしたが、最後の最後にカントリーグラマーの脚が鈍ったとは言え、本当に良く凌いでくれたと思います。
そのカントリーグラマーについてのデットーリさんコメントを私なりに解釈すると、『ペースが速くて厳しかったがベストの2000mなら逆転できる!』という感じでしょうか…。ハイペースで飛ばす競馬に慣れっこのカントリーグラマー陣営に「道中ずっと速い脚を使わされた…」と言わせるだけでもパンサラッサの異常さが分かるものの、逆に、あの状況からパンサラッサをあと僅かまで追い込んだカントリーグラマーの底力も普通じゃありません。
そのためブックメーカーオッズでは、パンサラッサの上位にカントリーグラマー(とアルジールス)がいるわけで、要するにブックメーカー目線でも『2000mならカントリーグラマーに分がある』との見解が主流なんですよね。
もちろん私は『2000mでもそう簡単に逆転されないんじゃないか…』と考えているのですが、本当にそうかどうかを確かめる一番の方法は、両馬ともドバイワールドカップに出走し、改めて雌雄を決することです。当然ながらカントリーグラマーはドバイワールドカップに出ますから、つまりは矢作先生、パンサラッサ陣営の決断次第で実現する方法ですしね。
*簡単に逆転されないと思う理由は、チャンスがあれば別途書きます(^^ゞ
ドバイターフ連覇にも大きな価値があるものの、サウジカップでレーティング1、2位のテイバとカントリーグラマーに勝ち、さらにドバイワールドカップまでブッコ抜くようなら、パンサラッサは名実ともにダート世界最強になるわけです。
御本人に確認したことはないですが(当たり前(^^ゞ)、あの3冠コントレイルのJC出走から想像すると、矢作先生は『最強対決』的なイベントには価値がある、とお考えのはずなんですよね。。その矢作先生が(過去にどんな日本馬も得られなかった)『世界最強の称号』を獲りにいかないなんてあり得ないよなぁと…。(あくまで多分ですけれど(^^ゞ)
まあ、ここで私が力んでも屁のツッパリにもならないですし、出走レースについては近日中(一両日中?)に何らかの発表があるでしょう。フタを開けてみればドバイターフでした…の可能性も残っていますので、『どちらでも一生懸命に応援するのみ』を大前提に、パンサラッサ、ワールドカップ招待受諾の発表・報告を待ちたいと思います。 (どちらのレースにも強敵がたくさんいて、そりゃあ勝つのは大変ですが、そこは『信は力なり!』の精神で応援しますm(_ _)m)
【2023/2/25サウジカップ優勝後のパンサラッサ:広尾TC・Online Racig Salonより】
実際、下のようなツイートが出るくらいなので、もう、絶対に決まってるはず… おそらく、何らかの事情で週明け発表になるだけかと… じゃなきゃサンスポさんが「週明けにも発表される見込み」とか書かないよなぁ…(^^ゞ
そもそもパンサラッサをサウジカップに出すと決めた時点から、ドバイの第一希望はワールドカップだったわけでして、ターフに出るパターンは『招待されなかった時』又は『サウジカップでダートが全然ダメと分かった時』以外にないんですよね。つまり、中東の2戦で一気にダート界を制圧することは、矢作先生の当初からの目論見だったはず!
矢作芳人厩舎の #ユニコーンライオン と #ホウオウアマゾン は豪州遠征へ - サンスポZBAT! https://t.co/WHanlCfMHs#パンサラッサの次走については、連覇が懸かるドバイターフか、ドバイワールドCか、週明けにも発表される見込み。どちらになっても吉田豊騎手が手綱を取る。
— サンスポZBAT!競馬 (@sanspoyosouou) March 4, 2023
矢作芳人調教師
挑戦のうえに成功なし
広尾サラブレッド米山尚輝代表
芝ダート海外G1ニ勝で
賞金王まで一歩のパンサラッサ
矢作厩舎の実大な信頼と
勝負師として覚醒、吉田豊騎手
今年で引退の
デットーリ騎手、池田厩務員
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
昨年のような激戦の末に
再びDHが見られる予感がする!
ネタ元はあれですが、ワールドカップで決まりだと聞いてるので、もうそのつもりで応援しましょう!
※昨日、中山競馬場に行って来ました😅
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
まさにですね!
結果は結果、とにかくチャレンジし続けたからこそ今があるのですから…
守りに入ると急に運気が落ちたりしますしね(^^ゞ
中山参戦お疲れ様でしたm(_ _)m
あとは、ナニがアレしてソレですが、心静かに正式発表を待つのみです!
アメリカはダート強国の威信をかけて今までより本気ですなぁ。
内心はプライムおっとフライトラインがいればなぁ。と思っているのでは…。
別に僕はパンサラッサの走りが見たいだけですねぇ(ついでに賞金がついてくれれば・笑)
Azさん、力んだら屁も実もでますよ。そのうちご自宅が屁で充満しますなぁ。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ニゲロー パンサラッサみたいに。
今までより本気といっても、開催地はドバイですから…
本当に怖いのは、米国本土のBCクラシックに挑戦する時でしょうね!
あ、またまた先走ってしまった…
ちなみに、年甲斐もなく力みまくって応援するのが私のスタイルかも(^^ゞ
ターフでもワールドカップでもデットーリ騎手との再戦になりそうですし、いずれもすごいメンバーが出てきますから、見応えのあるレースになりそうです。
そのとおりですね。
心を落ち着けて待ちましょう!
どちらでも、ワクワクするレースになることだけは確実です(^^)
ついてきても良し。大逃げになればそれでも良し。
ダートなら速い上がり使う馬はいないでしょう!
あとは状態だけですね。矢作厩舎のみなさんよろしくお願いします。
悩ましいでしょうねぇ(^^)
それに、状態面については、前走以上もあるんじゃないかと思ってます。
もしもそうなら後ろの馬たちはさらに苦しい…
まずは出走表明、そして現地の様子が入ってくるのが楽しみです!