ZBAT!競馬『【ヴィクトリアM】牝馬同士なら負けない!グランアレグリアが格の違い見せ圧勝』
第16回ヴィクトリアマイル(G1、芝1600m、牝馬)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気グランアレグリア(5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が勝利。東京競馬場で開催される5週連続G1の第2戦・春の古馬マイル女王決定戦を制し、G1・5勝目を挙げた。タイムは1分31秒0(良)。
2着はランブリングアレー(10番人気)、3着にはマジックキャッスル(5番人気)が入った。
グランアレグリアは、デビュー以来初めての芝2000m戦出走となった前走の大阪杯では4着に敗れたが、重賞4勝を挙げている得意の芝1600m戦、牝馬同士の負けられない一戦で格の違いを見せつけ圧勝。ヴィクトリアマイルが創設された2006年以降では初となる“古馬芝マイルG1”3競走の完全制覇を果たした。
また、ディープインパクト産駒の勝利は、2018年ジュールポレール以来3年ぶりで、フジキセキ産駒と並ぶ同レース最多タイの4勝目となった。
ヴィクトリアMを勝ったグランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ、母の父Tapitという血統。通算成績は12戦8勝。重賞は18年サウジアラビアRC、19年桜花賞、阪神C、20年安田記念、スプリンターズS、マイルCSに次いで7勝目。ヴィクトリアMは管理する藤沢和雄調教師は06年ダンスインザムードに次いで2勝目、騎乗したC.ルメール騎手は17年アドマイヤリード、20年アーモンドアイに次いで3勝目。
いやぁ、強かったです。。アーモンドアイが勝った時もそうでしたが、牡馬混合G1でも強い馬がヴィクトリアマイルに出ると、持ったままで後続が千切れてしまうレースになってしまうんですね…。考えてみれば、グランアレグリアは安田記念でアーモンドアイを完封したほどの馬ですから、今回のメンバーでこうなるのは仕方がないでしょう。
まあ、アーモンドアイやグランアレグリアのような馬がポンポン出るわけではないですから、古牝馬救済G1的な意味合いのあるヴィクトリアマイルがあっても良いとは思いますが、余りにも大きな力の違いを見せられると、グランアレグリアの強さを称える気持ち以上に、こういうG1って何だかなぁ…と少しだけ思ってしまいます(^^;)
もちろん、グランアレグリアの強さは称賛に値するもので、今後もマイル戦では破格の強さを見せてくれる事でしょう。こうなると、重馬場に泣いた2000mへの挑戦をどうするかなど、今後の路線が気になりますが、まあ、牝馬なのであまり無理をさせてもいけませんし、そこはNファームさんがよしなに考えてくれるでしょう(^^ゞ
**2021/5/16東京11R ヴィクトリアマイル(牝/G1/芝1600m)・良**
レオン君にはそれまでにダービーの大きな山を乗り越えて、さらなる成長を遂げてほしいと思います。
いやぁ、それにしても高い壁ですよね。。
まあ、こちらは3歳向こうは5歳、慌てずに力をつけていきましょう(^^;)
予想されたことですが、牡馬混同レースで勝った牝馬はヴィクトリアMとエリザベス女王杯を出禁としたら(笑)
レイパパの例もありますが、次々と強い牝馬が出てきますな。
グランアレグリアの次走は安田記念。秋には天皇賞(秋)らしい。
こんにちは。
今や牝馬が強い時代になっていますから、余計にヴィクトリアマイルの位置付けが微妙ですよね。
それはさて置き、やはり秋は天皇賞を狙っていくんですね。
それはそれで楽しみです。