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香港QE2で日本馬上位独占、矢作厩舎の勢い止まらず!

2021-04-27 05:28:14 | 競馬・一口馬主全般

パンサラッサのマイラーズC除外騒ぎですっかりスルーしてしまい、少し古新聞になってしまいましたが、25日香港シャティンで行われたQE2で日本馬が大活躍しました。


ZBAT!競馬『【香港QE2カップ】日本馬1着から4着独占!ラヴズ香港G1制覇』
【香港25日】香港チャンピオンズデーが25日、シャティン競馬場で行われ、クイーンエリザベス2Cは、3番人気のラヴズオンリーユー(栗・矢作、牝5)が直線で抜け出して、2019年オークス以来となるG1・2勝目。同レースは日本馬が1着から4着を独占した。
一昨年のオークス馬が香港で完全復活を遂げた。ラヴズオンリーユーが、ラスト1ハロンでの競り合いを抜け出し、日本馬3頭を従えてのトップゴール。手綱を任された香港のホー騎手は、両手でハートマークを作り、馬上で喜びを表現した。
「こっちにきてからも状態が良かったですし、馬が頑張ってくれました。ドバイでのレース(シーマC3着)をみると、レベルが高かったですからね」
6ハロン通過が1分15秒45というゆったりとしたペースのなか、中団の外めをリラックスして追走。3コーナーからスパートを開始すると、4コーナーでは馬群の外を回って直線へ向いた。内で食い下がるデアリングタクト、外から猛追するグローリーヴェイズをしのいでG1・2勝目をゲット。全兄リアルスティール(ドバイターフ)に続いての海外G1制覇となった。
日本で観戦した矢作調教師は「さすがに声が出たな(笑)。本当に強かったと思います。スタッフと馬が頑張ってくれた。それに感謝しています」と感慨深げ。レース前にホー騎手から「デアリングタクトを閉じ込めたい」との進言もあったが、トレーナーは「ペースはそんなに速くならないと思うので、自分のペースで競馬してくれ」と指示し、イメージ通りのレースで勝利を獲得だ。
4連勝で一昨年のオークスを制したあとは勝ち星から見放されたが、今年の京都記念で1年9カ月ぶりのV。その後、ドバイシーマクラシック3着を経ての参戦。「なかなかドバイから香港に転戦して、今までうまくいった例がないので、それを切り開けたというのは良かった」とトレーナーは語った。
今後については「春に使うとするならば、宝塚記念(6月27日、阪神、G1、芝2200メートル)になると思うけど、それは帰ってきてからの馬の状態と相談してからになると思います」とコメント。香港の地で復活の舞を演じ、次なる野望へとつき進んでいく。
■ラヴズオンリーユー 父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母の父ストームキャット。鹿毛の牝5歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。戦績は13戦6勝。重賞は2019年G1オークス、21年G2京都記念に次いで3勝目。クイーンエリザベス2Cは矢作芳人調教師、ヴィンセント・ホー騎手ともに初勝利。馬名は「みんなへの愛を込めて」。母名より連想。


 

いやぁ、日本馬強かったですね。スプリントのダノンスマッシュ6着は残念でしたが、QE2はなんと綺麗に日本馬が上位独占、最後はまるで日本のG1レースを見ているような気分になりました。(しかも、1~3着が全て別々のクラブ馬とは、一昔前にはちょっと考えられなかったかも…)

勝ったラヴズオンリーユーは中団からレースを進め、直線では馬場の真ん中に出す堂々とした競馬。インをピッタリ回って抜け出してきたデアリングタクトを捻じ伏せ、外から伸びてきたグローリーヴェイズを抑え切って勝利は見事だったと思います。ドバイシーマクラシックではミシュリフ、クロノジェネシスに僅かに遅れをとりましたが、これは、京都記念を勝ったあたりから完全に一時の不調(?)を脱した感がありますね。

2着に入ったグローリヴェイズもよく頑張っていました。展開的には完全にデアリングタクト、ラヴズオンリーユーのレースだったと思いますが、外から豪快に脚を伸ばしてデアリングタクトを交わし、ラヴズオンリーユーをあと一歩のところまで追い詰めたのは立派です。人気ではデアリングタクト断然だったようですが、この馬も古馬中距離路線でトップクラスの実力があることを、改めて示してくれたのではないでしょうか。

デアリングタクトは期待が大きかった分、3着というのは少し残念だったかもしれませんが、内容は全然悲観するほどではなく、3冠牝馬の強さは充分に見せてくれたと思います。初めての海外、初めての競馬場、最内枠からの先行策に戸惑ったところがあるかもしれませんし、そもそも牝馬の難しさを考えると、これで文句を言っては可哀相な気もします。

ちなみに矢作先生は(コロナの関係?)日本で応援だったようですが、ドバイの敵を香港で討ったのですからさすがです。オーナーサイド(DMMさん)の意向、ラヴズオンリーユーの個性も含めての判断でしょうが、使い方が全く縮こまっていなくて、ドンドン前に踏み込んでいるのがこの結果に繋がったのだと思います。

矢作厩舎としては、パンサラッサ除外の不運をわずか2時間後に払拭、何事もなかったように乗り越えた形になりますし、今の勢いはそう簡単に止まりそうもありません。。簡単に止まらないとするならば、5/9マイルカップはバスラットレオンとホウオウアマゾンのワンツー…なんてことだって、あり得る話ではないでしょうか(^^ゞ

 

**2021/4/25香港 クイーンエリザベス2世C(G1/芝2000m)・良**

 


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2 Comments

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Unknown (くろぼうちゃん)
2021-04-27 10:18:48
先日はご迷惑お掛けしました。極力他の方のコメント差し控えさせていただきます。ただちょっと違うかなと思ってしまいコメントしてしまってすみませんでした。ヴェイズ君の評価ありがとうございます。月が替わればクラブの流れも変わると思うのでレオン君の活躍お願いします。今年の私の出資馬も余り成績は振るいませんが1頭でも活躍している子がいると又元気になれてしまうんですよね。NHKマイル外野から応援ならびに楽しませてもらいます。怪我なく出走してくれるだけでもOKなんですが。
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Unknown (Az)
2021-04-27 10:58:48
>くろぼうちゃんさん

グローリーヴェイズさんは香港ヴァーズも勝っているように、もともと強いですからね。
ある意味、あのぐらいは走って当然といったところでしょう(^^)
(グランソヴァールが併せ馬で教えてもらっていたのが懐かしいです)

バスラットレオンも少しでも近づけるように、まずはマイルカップでの好走に期待です!
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