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[ケンタッキーダービー(G1)]激戦制したのはメイジ! 日本調教馬Vならず。。

2023-05-07 10:19:46 | JRA G1・重賞戦線

【ケンタッキーダービー】米国馬メイジがV デルマソトガケは6着:サンスポZBAT!
5月6日(日本時間7日)にアメリカ・ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場・第12レースで行われた「第149回ケンタッキーダービー」(3歳、G1、ダート・左2000メートル、1着賞金186万米ドル=約2億5296万円)は、ハビエル・カステリャーノ騎手とコンビを組んだメイジ(牡、アメリカ=グスタホ・デルガド厩舎)が中団の後ろから長くいい脚を使って差し切り、デビュー4戦目で米国3歳の頂点に立った。勝ちタイムは2分1秒57(良)。日本から挑戦したデルマソトガケ(栗東・音無秀孝厩舎)はスタートが今ひとつだったものの道中で徐々に位置取りを上げて6着、大井競馬から挑戦した渡米2戦目のマンダリンヒーロー(大井・藤田輝信厩舎)は12着に終わった。
レースはヴェリファイングの逃げで幕を開け、デルマソトガケは今ひとつのスタート。キングズバーンズが2番手につけ、リインカーネイト、トゥーフィルズ、コンフィデンスゲームなどが続く。マンダリンヒーローは10番手あたりを追走し、デルマソトガケもその直後からレースを進めた。よどみない流れでラップが刻まれ、3コーナーではキングスバーンズが外から先手を奪うと、さらに4コーナー手前ではトゥーフィルズがこれを内からかわして先頭に立って直線へ。デルマソトガケも押して4コーナーでは6番手あたりまで進出するが、その後ろから外を回って勢い良く押し上げてきたのがメイジ。直線半ばからは先に抜け出したトゥーフィルズとの争いに持ち込み、きっちりと差し切って栄えあるダービー馬の称号を手に入れた。デルガド調教師、カステリャーノ騎手というベネズエラ出身のタッグは、ともにうれしいケンタッキーダービー初勝利。トゥーフィルズがそのまま2着に粘り、最後鋭く追い込んだエンジェルオブエンパイアは猛追及ばず3着だった。
クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだデルマソトガケは道中でスムーズに追い上げたものの、スタートの遅れが響いたのか最後に伸び切れず6着。前走(サンタアニタダービー2着)に続いてカナダ2年連続リーディングの木村和士騎手を鞍上に迎えて臨んだマンダリンヒーローは、スタートこそ良かったものの中団追走から伸びを欠いて12着に終わった。
ケンタッキーダービーを勝ったメイジは、父Good Magic、母Puca、母の父Big Brownという血統の米国ケンタッキー州産馬。通算成績は4戦2勝。G1初勝利。ケンタッキーダービーはグスタホ・デルガド調教師、ハビエル・カステリャーノ騎手ともに初勝利。
■ケンタッキーダービー アメリカ3冠レースの初戦に位置付けられるが、注目度と盛り上がりは断然のナンバーワン。優勝馬にバラのレイがかけられることにちなんで〝Run for Rose〟といわれる。また、オフィシャルドリンクとして定着しているミントジュレップ(バーボンベース)や、入場時に演奏されるケンタッキー州歌(My Old Kentucky Home)などが名物。過去の勝ち馬にはセクレタリアト、アファームド、サンデーサイレンスやフサイチペガサスといった名馬がいる。

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ケンタッキーダービーに果敢に挑戦したデルマソトガケ、マンダリンヒーローはそれぞれ6着、12着でした。

デルマソトガケはサウジダービー3着、UAEダービー優勝、マンダリンヒーローはサンタアニタダービー2着の実績があり、優勝あるいは上位入線が期待されていましたが、さすがにダートの本場アメリカの3冠レースは甘くないですねぇ…。何しろテンの半哩が45秒台という日本ではありえないペース、何ならパンサラッサが出てるんじゃないかと疑いなくなるほどのハイペースですから、どの馬にとっても本当に厳しいレースだっただろうと思います。

しかも、このあとプリークネスS、ベルモントSを約1ヶ月の間にこなすのがアメリカの3冠。いやいや、3歳馬がこんなに厳しい路線を歩むのは、今の日本の感覚ではちょっと考えられないぐらい。。そりゃあ、全てのレースに出るだけでも大変な負担になりますし、アメリカの3冠馬が滅多に出ないのも分かりますよね。

そう考えると、2015年にAffirmed(1978年)以来の3冠馬となったAmerican Pharoahってすごいよなぁ。。1970年代と2015年ではレースを使うことに対する考え方も違いますし、余程の抜けた実力とタフさがなければ挑戦する気にもならないハズで…。(そんなすごい馬の血を受け継いでいるのですから、メリタテスにも頑張ってもらわなくちゃ(^^ゞ)

話が逸れましたが、直前で出走を回避せざるを得なかったコンティノアールも含め、日本から果敢に挑戦した3頭の陣営、関係者には心から敬意を表したいです。その上で、今年のケンタッキーダービーを見てしまうと、もしも自分の出資馬が行くとなったら躊躇いが出るかも…ぐらいにビビっています。もちろん、今のところその心配は全く必要ないわけですが、正直なところ、できれば来年も気楽に観戦したいレースですm(_ _)m

 

2023年5月6日(土)チャーチルダウンズ競馬場
ケンタッキーダービー(G1/ダ2000m)

海外 レース結果:JRA

 


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