おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

追悼 本田美奈子さんへ

2005年11月07日 | ニュース
「本田美奈子さんが、亡くなられました。」
突然ラジオから流れてきたニュースに、ハンドルを握る手に力がはいった。
雨の中を走る車中で、そのニュースはあまりのも悲しかった。

本田美奈子。就職した時によく聴いていた。
熱烈ではなかったがファンだったので、テレビでもよく観ていた。
彼女の代表曲と言えば、「1986年のマリリン」だろう。
当時はマドンナのパクリ(?)なんて友だちと言っていたものだが、
それも今では懐かしい。この曲以外でも「Temptation~誘惑~」や、
「Sosotte」も好きな曲だ。買ったばかり車の中で聴いていた。
「One way Generation」はドラマの主題歌にもなっていた。

当時、夜勤をやっていた時に、同じ部屋の人が帰ってきて、
寝ていた僕を起こしてくれた。
その時に寝ぼけていた僕はその人に向かって

「本田美奈子って何課だっけ?」

と聞いた。こんな笑い話も彼女が生きていればこそ懐かしく思い出せるが、
訃報のあとでは淋しさが込み上げてくる。

38歳。あまりにも早すぎる事に、周りの人は勿論だが、
本人はさぞ悔しかっただろう。若すぎる死を悔やむ声が大きいほど、
彼女の存在感を感じる。彼女の死去に対して、多くの方がコメントを残している。
惜しまれる事は彼女の人生の充実感を表しているのかも知れないが、
本人に聞く事はもう出来ない。

今はただただ、彼女の御冥福を祈るしか僕には出来ない。

コメント
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