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日々の暮らしのなかで

タバコ

2005年11月12日 | 日記・エッセイ・コラム
「禁煙」を考えてはみるものの、なかなか実行出来ない。

タバコを吸っている者としては、最近の風潮は甚だ迷惑だ。
公共の場での喫煙は出来なくなってきている。どんな所へいっても、
まずは灰皿をチェック。
「おぉ!ここは吸えるな」
と思うより早く火を着けている。

一番納得がいかないのは、吸ってはいけない所に煙草の自販機があることだ。
町施設で吸えなくなった時、自販機の撤去はしてなかった。

僕が吸っているhi-liteメンソールは270円だが、この内、170円が税金だ。
役場の人から見れば、「納税者」と言うことになる。
「お買い上げありがとうございます」の言葉が欲しいなぁと思ったりもする。

こんな僕でも今までに何度か「禁煙」をしたことはある。
でもその度に挫折を味わう。

自分の意志の弱さを嘆くのが大半だが、たまに人のせいにしたりする。

禁煙が原因では無くても、イライラする事はある。そんな時に家族から
「怒るぐらいやったら、煙草吸ったほうがええわぁ!」
なんて言われると、その場では吸わないが、決意が揺らぐのも確かだ。

普段は「たばこ、ある?」なんていっても、渋々くれる友だちが
「禁煙している」事を知ると、妙に笑顔で煙草をすすめてくれる。

「誘惑には負けない!」と思いながら、手はその煙草に伸びていく。

禁煙を考えながら吸っているのが一番身体に悪いと聞いた事もある。
そう思えば、ここ数年の喫煙は身体に悪いってことになる。

「どんな方法が一番効果があるかな?」なんて考えていると、知らず
知らずの内に手はポケットの中へ。

  カチッ カチッ シュー     ボッ =3   フ~ゥ

煙草を吸いながら「禁煙」の事を考える。
物思いにふける時は、タバコが必需品だ。