おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

西暦2112

2005年11月26日 | 日記・エッセイ・コラム
寒いのは苦手なの。

季節も11月になり、日中はまだ温かく思える日もあるけれど、
朝晩の冷え込みが厳しく感じるこの頃。
太っている僕は、人目には温かそうに映るが、結構寒がりでもある。

しかし、この季節いやなのは他にある。

「ポケット」の数である。

薄着な夏場は、ほとんどTシャツ姿なので、ポケットは少ない。
厚着になると、上着にもポケットが沢山ついているので、
結構面倒な事がある。

太っている僕としては、ズボンのポケットはほとんど使わない。
立っている時ならまだしも、座ってしまえば物を出すのに
一苦労なのだ。せいぜいライターぐらいをいれるぐらいかな。

ポケットが多いといっても、入れる物は多くはない。
携帯電話、タバコ、ライター、財布、手帳、車のキーぐらいかな。

これらをそれぞれの「ポケット」に入れるもんだから、
いざって言う時に、探しまわってしまう。

立ってタバコを吸うとすると、ライターはズボンのポケットに
入れる事が多い。箱を左手で持ち、ライターを右手で持ちながら
一本取り出す。
箱をしまって、タバコをくわえる。
火を着けたあと、ライターをしまう。

この一連の動作だと、タバコは左手側のポッケに。
ライターは右手側のポッケにとなる。

しかし、しかしである。それを入れる時に車のキーやら
携帯が入っていると、違う方へ持っていくのだ。
時には、車のキーを移動させる。

そうなると、どこに何が入っているのか分らなくなる。

車のキーは右手側のポッケにいれる事が多い。
でも、荷物を持っている時に、ポッケの中をまさぐっても、

「ない!」

結構重い荷物を持っているので、片手で持つのも限界がある。
荷物を左手から右手に持ち替えて、左手側のポッケを探索。

「ない!!」

そうだ!ポッケがかさ張るからと、机の上に置いたんだ。
そっと荷物を降ろし、机に向かう。

とにかく、入れる場所が多いと自分で入れておいて
イライラしてしまう事が多い。
それがこの季節だ。

夏場はポッケが少ないので、バッグを持ってその中に
全部入れているが、その時はバッグの中を探索しなければならない。

何かいい方法か、いい物はないかなと考えてたり
探したりしているが、見つからない。

ただ一つだけ、「理想的」な物がある。
しかし、それを手にいれる事は僕には出来ない。
それが完成するのは、ほぼ「100年後」の事だから。

西暦2112年。

107年後に「ドラえもん」は誕生する。
そうすれば僕の「理想的」な物が手に入る。

そうです、あの「ポケット」が。

コメント
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