おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

コンビニ

2005年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム
仕事帰りには、毎日コンビニに立ち寄る。

僕の住む田舎にも、ずいぶんコンビニが増えたが、
家から歩いていけるコンビニは一件しかない。
ほとんどは車で行く。田舎住まいだと、
コンビニに行くのも、ちょっとしたドライブ気分だ。

そんなコンビニでトイレを借りるようになったのはいつ頃だったか?

そもそもコンビニにはトイレが無かった。
(もちろん従業員用のはあったと思うが)
コンビニにトイレが設置された時にはCMにもなったと思う。

最初の頃にはトイレの入口に
「トイレ使用の際は、従業員に一声おかけください」
と貼り紙があった。
すべての店鋪であったのか知らないが、
少なくとも僕が立ち寄ったコンビニには貼ってあった。

そしてドアは施錠されていた。

「あの~、トイレ使いたいんですけど…」

店員に声をかけると、鍵をあけてくれる。
僕も勿論使いたかったが、
その時は彼女(?)が一緒で、彼女が使いたいと言って借りたので
先に彼女がトイレの中へ。
彼女が出てきたので、
「それでは僕も」とドアに手をかけると「開かない」

オートロックだった。
恥ずかしそうに振り向く僕に
店員も馴れているのか、視線があっただけで
開けに来てくれた。
(結構そんな客が多かったのだろう)

長い間、コンビニでトイレを借りるってことはなかったし、
いつも行く所は、施錠なんてされていない。
フリーパスだ。

でも最近、久しぶりに貼り紙のあるコンビニに立ち寄った。
入口のドアには
「ご使用の際は、店員に声をおかけください」

以前の事があったし、馴れている所をみせようと
トイレに近づくことなく、施錠されている事を確認することなく
くるっと向きを変えてレジへ。

「あの~ トイレ使いたいんですけど…」
「どうぞ」
店員は軽く返事をしただけで、レジを打ち続けている。

「開いてるの?」
トイレに進みドアノブを握ると、くるっと回った。
「開いてるやん!」
小さく呟きながら中へ。

ドアをあけると、もう一つドアが。
そしてそのドアを開けようとした時に、もう一枚の貼り紙が
目に入った。

「どうぞ御自由にご使用ください。」

どちらか一枚にしてくれないかなぁ~


コメント
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