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日々の暮らしのなかで

食欲の秋

2006年09月07日 | 食・レシピ
グルメリポーターって、“おいしい”仕事かな?

最近、テレビを観ていて思う事がある。
色んな御馳走を前に、レポートするグルメリポーター。
しかし、ちっとも

“旨そう”

には見えないのだ。
味音痴の僕だけなのだろうか?

肉を食べれば、「やわらかぁ~いぃ!」
果物を食べれば、「あまぁ~いぃ!」
スイーツの時は「見た目と違って、さっぱりしてますね!」

まぁ、味の表現なんてどれも同じって事は理解しますけど、
やっぱり伝わらないって言うか、

(お前、本当にわかってんのか!)

って感じてしまう。
時には口に入れた瞬間に

「うわっ! う、うまいぃっ!」

大開の口で絶叫!汚いですね。

「ウワァァァ! 宝石箱や!」

は、ギャグとしても赤点だが、僕の中ではもはや「論外」な存在だ。
レポートの極意と称して、いろんな裏ワザ(?)紹介でテレビに出たり
してるけど、やっぱり食べてる姿が

“旨そう”

ではない。

実際食べてみないとワカラナイものを表現するんだから、
難しいのは分かる。
時には“マズイ”料理だって食わなきゃならないらしいから、
結構ツライ仕事ではあるんだろう。

そんな中でも、すべてのリポートが僕の食欲を刺激しない訳でも無い。

ラーメン。

どうしてラーメンの時は、何を観ても

“旨そう!”

と感じるんだろうか。

また、ラーメンに限らず
アニメに出て来る“御馳走”を見ると、無性に食べたくなる事がある。

小池さんの食べるラーメンは実に旨そうである。
ハクション大魔王が食べる山盛りのハンバーグに憧れた。
ハイジとペーターがむさぼり食うパンと溶けたチーズを
どれほど真似しただろう。
ギャートルズの

“骨付きマンモスの肉”

が売っていたら、速効ゲットを目指すだろう。


ここまで来ると、ひとつの結論が導き出される。

僕が旨そうに思えない理由。
それはやっぱり“リポーター”に問題があるんだろう。

だって、画面に映った瞬間は

“旨そう”

だと感じても、食べはじめた姿を観てその気持ちが
ちょっとずつ消えていくんだから。

小池さんのように、言葉はしゃべらずとも

“食べている姿だけで納得させられる”

そんなグルメリポーターが出現しないものだろうか?
 
 


コメント
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