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日々の暮らしのなかで

運動不足

2006年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム
思うように身体が動かない。明らかに運動不足である。

村の行事の一環として、溜め池の草刈りに参加した。
作業的には、電動草刈り機を使うんで、大した事はないと思っていたが、
土手の斜面を刈取るのは、結構体力を使う。

足場に気をつけながら作業を進めていったが、
1時間程すると、すっかり息も上がってしまっていた。

(ダメだぁ~)

膝から落ちるように座り込む。
ポケットからタバコを取り出し一服。

(これがアカンねやぁ!)

紫煙を吐きながら、しみじみ思う。

作業は3時間ほどで終了。
しかし、僕自身は約1時間40分ほど休んでいた。休憩しすぎである。

作業の後のペットボトルのお茶が何とも言えず旨かった。

「ほな、今度のビーチボールバレーの選手を決めるから」

村おこし事業として、ビーチボールバレー大会が開催されるのだが、
それの出場選手をここで決めると言う。

(絶対あたるやん!)

年齢順から言えば、僕もその範囲内に居る。
案の定、有無を言わせず決定してしまった。

ビーチボールを使ってするバレーボール。
まったく季節はずれの感は否めないが、老若男女で実施するには
丁度の企画だろう。

数年前に“ビーチドッヂボール”をした事がある。
あれは流石に疲れた。

砂浜でドッヂボールをするだけだが、砂に足を取られ
思うように動けないのだ。
逃げようにも逃げられない。

相手は高校生チーム。こっちと言えば、平均年齢36、37歳の

“大会の中では、結構年配の部類にはいるチーム”

だった。

逃げるだけに体力を使い果たし、ボールを受け取っても
相手に当てるだけの体力が残っていない。

相手チームには数人の女子高生が居たので、結構楽しく出来るな
と思っていたが、そんな気力もなくなっていた。

あっと言う間に勝敗が着く。勿論、圧倒的な大敗であった。

(あかんは。もっと運動せななぁ!)

そう思ってから数年。
僕の体力は、あの頃よりも数段落ちている。確実に落ちている。

ビーチボールバレーも一度だけした事はある。
勝敗のつきにくいスポーツである。
アタックが上手く出来ないのである。ラリーが永遠と続く事もある。

それなら何で“勝敗”を決めるのか?

ズバリ“持久力”である。

足をもつらせたり、空振りした方が負けてしまう過酷なスポーツ。
ビーチボールという、柔らかなイメージに騙されてはいけない。

体力の無いヤツにとっては、真剣勝負なスポーツだ。
本番に向けて、明日から鍛えてみようかな? 

勝利の美酒のために。