おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ワンピース

2006年09月08日 | テレビ番組
毎週、結構楽しみにしている番組がある。

日曜日に放送されている“ワンピース”だ。
スポーツ番組があったら削られるし、日曜日と言う事もあって、
毎回見れないのだが、時間のある時には必ず観る。

僕は常々自分の事を“設定フェチである”と公言している。
この“ワンピース”にハマったのも、その細やかな“設定”にあった。

悪魔の実の設定やアイディア、そして物語の中の“世界観”
すべてに置いて、僕の“気持ちのいい部分”を刺激するものだ。

物語の設定というか、“裏側”に興味が注がれる傾向は昔からあった。

「ウルトラ怪獣大図鑑」や「仮面ライダーのすべて」なんて本が
当時の愛読書だった。
仮面ライダーの解剖図を見ては、

「すんげー! 中はこうなってるのかぁ!」

目をキラキラ輝かせ、一日中見ていても飽きない子供だった。

ただ、いくら“設定フェチ”だと言っても、ここまでハマる作品も少ない。
それは何故か?
やっぱり

「最後には主人公が勝つ!」

ってのが、“気持ちいい”からだ。

どんな強敵が現れようとも、一度は完負なきまで叩きのめされても、
最後には勝つ!

思えば、ジャッキーチェンの映画にハマったのも、そう言う点が爽快だったからだ。

「正義は勝つ!」

ってのは、日本人に限らず万国共通だと感じる。
ジャッキー映画に限らず、ハリウッドのアクション映画でも、
憎たらしい悪役は、主人公を苦しめる。感情移入した僕達も、

「そいつをやっつけてくれ!」

って思うようになる。そして最後には、豪快にやっつけてジ・エンド。

(あぁ、よかった)

大量に分泌されたドーパミンも落ち着きを取り戻す。

もう一つ“設定フェチ”として避けて通れない作品がある。
今なお、その人気を保ち続けている

“ガンダム”

である。
これも様々な設定が張り巡らされている。作品中に登場しない設定まで
事細かに決められている。人となりから、生い立ちまで。

ただ、“ワンピース”ほどはのめりこむ事はなかった。
設定は惹かれる要素満載だが、
そこに“正義”を見つける事が出来なかった点と、主人公の活躍に

“爽快感”

が少なかったからだろう。

とまぁ、ここまで書いておきながら失礼な話ではあるが、
実はこの“ワンピース”は原作を読んだ事はない。

週刊少年ジャンプ。記憶に残っている最古の作品は
“ドーベルマン刑事”“すすめ!パイレーツ”
だろうか?
その後も、“Dr.スランプ”“キン肉マン”“北斗の拳”“ろくでなしブルース”
“スラムダンク”“ドラゴンボール”……
小学生の時は“チャンピオン派”だった僕もいつしか“ジャンプ派”となった。

毎週買っていたジャンプだったが、
次々と最終回を迎える作品の中、ある作品の連載が始まった。
それが

“ワンピース”

だった。
絵が僕の好みではなかった。それ以来、“ジャンプ”を買う事はなくなった。

そして、今。
ジャンプを買わないきっかけになった作品に夢中なのである。
連載が続いて“副読本”も発売され、その“設定”を目にするようになった
事も、ハマった理由だ。

“絵よりも設定”

まさに設定フェチの醍醐味である。

 


コメント
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