おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ノルマ

2007年06月07日 | 日記・エッセイ・コラム
あぁぁぁぁ、今日も忘れてたぁ!

牛乳の話。

もう、かれこれ20年近くなるだろうか?
風呂上がりに牛乳を飲んでいる。

最初は“コーヒー牛乳”だった。
風呂上がりに、キンキンに冷えたコーヒー牛乳を
腰に手をあて一気に飲み干すのが
一日の締めくくりであり、ささやかな

“贅沢”

だった、あの頃。

酒の席でその事を言うと、

「せやからお前は、メタボリックなんや!」

と、激しく叱責された。
前の席で飲んでいた女子にも笑われたので、
牛乳に変更した。

背を伸ばしたいとか、健康に気をつけるとかの
特別な理由はなく、ただ牛乳が好きだった。
特に風呂上がりの牛乳は格別だった。

そんな好きな牛乳であるが、
数年前から、微妙な立場になってきた。


“飲まなければならない”


好きだったモノが、飲まなければならない

“ノルマ”

になった瞬間、敬遠する気持ちが芽生えた。


以前なら飲み忘れたり、飲めなかったりしても
次の日に纏めて飲んだりしていたが、
徐々に、たくさんの量を一度に飲めなくなってきた。

一度忘れたり、飲まなかったりすると、
当然の事ながら、どんどん貯まっていく。

冷蔵庫を開けると、そんな牛乳が何本もある日もある。

朝飲んで、風呂上がりにも飲む。
しかし、このノルマは直ぐに忘れてしまう。


何事でもそうだが、
ノルマになった瞬間、あれだけ好きだったモノが
嫌になってしまう事。

 
 
勝手ないい訳だろうか?
 
 
 

 


コメント
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