いま使っている財布。
デザイン的にもその他的にも、イマイチ感は否めない。
地元消防団の会計をしていた時に使っていた財布だ。
しかし、今また再びこの財布を使っている。
理由は二つ。
まずは、誰かが言っていた
「お札は折り畳んじゃダメ! まっすぐなままじゃないと」
つまり、長財布だとお金が増えるって意味だったと
記憶している。それを実践するためだ。
もう一つの理由は、
“持っている事を実感する為”である。
“キーホルダーちゃらちゃら理論”
と同じ発想だ。
以前、車のキーを落として無くした事があった。
その時は、国産車に乗っておきながら、
外国車のオーナー気分が味わいという、
貧乏的発想でキーだけを持っていた。
後から思えば、ちゃらちゃらと“音”のするものを
付けておけば、落とした時に気付いたのかも知れないと後悔した。
また、過去何度かレジまで行ってから
「あっ! 財布わすれた!」
って事があったから、ポケットに入れるにしても
手に持ってるにしても、煩わしいぐらいな大きさが
欲しかった。
ただ、気に入るデザインの財布が無かったから、
仕方なくこれを使う事となった。
使い続けて一ヶ月半になるだろうか。
二つ目の理由は、慣れてきたので改良が必要だと思っているが、
一つ目の理由は、最近になってやっと効果が表れ始めた。
コンビニでのお釣も、飲み会の割り勘の支払も、すべて
“千円札”
で帰ってくるのだ。野口英世オールスターズだ。
必然的に、財布が膨らむ。
開けて見る。増えている。
ただ、金額的には増えないのは必然である。
理論としては、
“ポケットの中のビスケット理論”
と同じである。
叩いても増えないけど。