おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

星の降る部屋

2007年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム
あれを見たのは何年振りかな?

最近、まぁ、最近って言っても5~6年だけど、
眠る時はテレビをつけたままにしていた。

それ以前はカセットかCDを流しながら
眠りについていたが、
ある時、金縛りの際、隣に気配を感じてからは
明るくないと眠れなくなっていた。

だから、テレビをつけたままで眠る事にしていた。

それが今月になって少し変化してきた。

テレビから流れてくる声が耳障りになってきたのである。
教育テレビですらである。

これは困った。

明るさという点だけを残すため
ボリュームをしぼって寝るコトにしたが、
それでは電気代が無駄なような気がして、
何年かぶりにテレビをつけずに眠ることにした。

明るすぎても眠れない僕は、
蛍光灯は消す。
テレビがついていないと、部屋の中は真っ暗だ。

(眠れるかな?)

少し寝苦しさを感じながら天井を見上げる。


「おぉ!」


すっかり忘れていた。

いや、気にしなかっただけかも知れない。


見上げる天井。

そこには無数の星が光っていた。


もう15年程前になるだろうか?
蛍光塗料の星を天井に貼付けた。無造作に貼付けた。
それがよかったんだろう。

真っ暗になった僕の部屋の天井は、
まるで本物の夜空のように輝いている。


おかげで最近、気持ち良く眠れる。

 






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