はい、大丈夫ですよ！

いまだに苦手なのが、電話での会話。
　
特に仕事での電話は、何故か緊張してしまう。
原因は分かっている。
慣れない言葉遣いをしようとして、テンパッてしまうのが元凶なのだ。
　
高卒で就職した時に、社員教育として、
電話対応の研修もした。
その後、配属されたのが現場だったので、現場同士の内線での
会話が主だ。丁々発止の会話が主だったので、研修での言葉遣いは
役に立たなかった。
　
今では携帯で連絡するが、それが無かった時には、
家に電話していた。
そしてまずは、こちらが名乗らなければならない。

「○○さんのお宅ですか？」
　
「はい」
　
「わたし、久太郎と申しますが・・・」
　
「えっ？誰？」　
　
この段階で、非常に緊張してしまう僕がいる。
先方に「えっ？」って聞き返された段階で、汗が吹き出る。
　
この時も、かしこまって丁寧な言葉を使わなければと
思ってしまうからだろうと思う。
　
最近、苦手な電話は、
普段、何気なく付き合っている年下の人から、
仕事の依頼を受けた場合。
　
別に、知らない中じゃないから、普段通り喋ればいいんだけど、
どうも、依頼主として会話を成立させなければと言う、
昔習った“研修”の成果をココで発揮させようと
使ってない脳細胞が動き出すかの如く、
変な丁寧語とも分からない言葉が飛び出す。
　
しかしそこは年の功。
　
最近では対処法も完成しつつある。
　
簡単な対処法だ。
　
　
笑うのである。
　
困ったときには笑うのである。
　
言葉は丁寧に喋りならが、随所に笑い声。
これで少しはフレンドシップな雰囲気にはならないだろうか？
　
こんなことを考えながら電話する人も
少ないだろうが・・・