おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

早朝

2007年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム
朝夕が随分涼しく、過ごしやすくなってきた。

今頃が丁度いいだろうか。
夏は寝汗の不快さで目が覚め、
冬はぴゅーぴゅーと吹きすさぶ風の音で目が覚める。
布団から出るときに、一瞬の間が出来るが、
快適な秋の朝は、目が覚めると同時に飛び起きるように
目が覚める。

冬には少し運動をして身体を温めるのだが、
今は、涼しいと言っても適度な汗という訳にもいかず、
またシャワーを浴びるような気分でもないので、
早く目が覚めた分、ゆったりとした朝を過ごしている。

顔を洗い、朝食をすませた後、
炒飯つくり。弁当だ。
一通りのルーティーンを終えてから、新聞に目を通す。

居間で読んでもいいのだが、
テレビの音が気になってしまうので、最近は
玄関で読むことにしている。

ゆったりとした時間がしずかに流れ、
適度に差し込む朝日がなんとも言えない空間。
それが玄関なのだ。
一面から読み始め、地方面に載っている地元ネタに移る。
社説を読み、読者からの投稿に癒される。

そんな贅沢な時間を過ごしていた今朝、

“うぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!”

「サイレンだぁ!」

消防団を退団してから随分経つが、何時聞いてもびっくりする。

(朝っぱらから大変だな、消防さんも)

早朝のゆったりとした時間に出動しなければならない消防団の
事を思いやりながら、新聞を閉じた瞬間、

「うぅぅぅぁぁぁぁぁ~  眠た~いぃぃぃ!」

サイレンだと思ったのは、オカンの“あくび”だった。


紛らわしい。