おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

引き際

2007年09月13日 | 日記・エッセイ・コラム
大事なことである。

最近で真っ先に頭に浮かぶのは桑田・清原のKKコンビだ。
メジャーリーガーとなった桑田は、手術を受けて来年もメジャーに
挑戦するようだし、清原はどうなってるのか知らないが、
今のところ引退をするって報道もない。

二人とも、残念ながらすでに“一線級”ではない。
すごい選手だったと言う感じになってきている。

しかし、僕はこの二人を何故か応援したくなる。
新庄とかサッカーの中田とか、真相は知らないが、
印象としては、余力を残して去って行ったという感じが残る。
それに比べてKKコンビは

“引き際”

を失った感さえ漂う。
だがそんな生き方も、ひとつの美学として応援してみたくなる。

そんな大きな事と比べては申し訳ないが、
日常の中でも“引き際”が難しい時がある。

ふと出会った知り合い。
随分とあってなかったんで、結構話は弾んだが、
どうやって切り上げたものか。
僕としては、まとめに入っているにも関わらず、言葉尻を取って
会話を続けようとする彼。

「ほな!」

といってもお構いなし。

あまりにも強引にすると、心象を悪くしないかと思ってもみたり。


そういう点で言うと、今回の首相の引き際(?)には
何も感じない。いや、感じるものはあっても、
言葉にしたくない。

ただただ、唐突なだけ。

 
それだけだった。