おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

なんで?

2009年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は弁当を作っておきながら
仕事場へ持って行くのを忘れてしまった
 
弁当を取りに帰って、仕事場に戻って食する
 
ってことで、昼休みの予定が狂ってしまった
本来なら、少し買い物を済ませたかったのだが
そんな事、嘆いても仕方がない
我が家にタイムマシンでもあれば
 
「おい!弁当忘れてるぞぉ!」
 
と、愛おしい自分に忠告のひとつでも言いに
タイムマシンを飛ばしていく所であるが
我が家には、タイムマシンはまだない
 
そんな行きそびれた買い物を
仕事帰りに行くことにした
大した買い物じゃなくて、ホームセンターで
野暮用程度の買い物だ
昼休みに行こうと思っていたぐらいだから
売り場も即座に見つかり
さっと買ってパッと店を出た
 
出たのだが、いつもの 
 
「もう一軒で確認」
 
と言う、ショッピングを楽しもう癖が出てしまい
もう一箇所寄り道
 
結局は欲しいものはなかったが
せっかく入ったのだからと、何か飲み物をと
物色していると
4歳児ぐらいのガキが足元をちょろちょろ
 
どうやら、アイスが欲しいと
傍らでショッピング中のママに必死のアッピール中!
僕よりも若干背の高い、モデルのようなママはママで
ショッピングに夢中
 
「おかあさん、おかあさん!」
 
(ほほぉ!ママじゃないんだ)
 
最近にしては珍しいのかな?と思いながら
耳を傾けた
 
「お母さん、アイス買っていい?」
 
可愛い声でるなぁ、ガキ!
 
モデル母さん振り返り
 
「アイスなんかいらない!」
 
きっぱり!いいね、いいね、その断言口調
 
「なんで、いらんの?」
 
食い下がるガキ!
そうだ、もう一押しだぁ!って、まぁ応援してやる
義理もなにもないんだがね
 
「なんでいるの?」
 
モデル、少し苛立ち口調
 
「なんでても・・・」
 
ガキ、弱気・・・
 
その後のやり取りに注意を払うことなく
僕は僕のショッピングを続けた
 
レジに並ぶ
 
するとさっきのガキが足元をちょろちょろ
 
(割り込みはあかんぞぉ!) 
 
と、視線を落とすと手にはアイス
ガキのアイスを確認したあと、顔を上げると
お母さんが立っている
 
モデル体形のおかあさん
顔もモデル並み
 
(なんやかんや言うて、買ってやるんやね、ママ!)
 
昼休みに来なくてよかったと
少しだけ思った
 
 


コメント
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