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2011年04月16日 | 日記・エッセイ・コラム
散髪に出掛けた
 
薄毛のお陰もあって、短髪にしている
短いと手入れも頻繁にやった方が
清潔感があって、薄毛ならではの
気遣いといったところだ
 
こまめに散髪に出掛ければいいのだろうけど、
そこはそこ
本来は三週間に一度は行きたいところだが、
いまは一ヶ月に一度行くようにしている
 
今回はそれよりは少し間隔があいた
 
日陰に入れば寒いくらいだと思っていた天候は
まさに寒風吹きすさぶ寒さで、
向かい風の中、悲鳴をあげながら散髪屋へ
 
ポケットには読みかけの小説を忍ばせていた
ちょうど1台の車が駐車場に停まっていたんで、
これはゆっくり本が読めると思ったが、
店内に入ると洗髪の最終段階で、
急いで栞に手を掛ける
 
そして僕の番に
 
「どうしますか?」
 
の問いかけに
 
「ばっさりお願いします!」
 
バリカンで刈上げ!
 
順調に刈上げられていく最中、電話が鳴った
この散髪屋、正面の鏡の横にテレビモニターが置いてある
勿論、流れているのはテレビ番組
大体の場合、鏡を見ずに視線はモニターの
方向を見ている
テレビを見たいという理由のほかに、
カットしている従兄弟と目が合うのが
なんとも気まずいときもあるから、
極力鏡は見ないようにしている
 
が、鳴った電話を取り次ぐために、
従兄弟が店内から家の中へ・・・・
 
ふと、見た
 
鏡を 
 
散髪に出かけようと思った朝、鏡に映った髪型を見て、
今の感じがちょうどいいなぁ~なんて思った事は
ないだろうか?
 
それと同じだ
 
両側を刈上げられた髪型を正面に映して思った
 
「いまがちょうどええ!」