おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

土曜日

2007年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム
土曜日は雰囲気が違う。
 
意味があるんだろうけど、何ゆえに、
土曜日は他の日と雰囲気が違うのだろうか?
 
日曜日が違うのは分かる。休日だからだ。
 
だが、土曜日はなぜなんだろう。
 
最近では学校も週五日制のおかげで、土曜日は休日となった。
 
僕たちが小学生の頃はもちろん休日ではなかった。
休日ではなかったが、土曜日は特別だった。
 
 
はんどん。
 
 
どんな字を書くのか知らないが、ハンドン。
昼までで帰れるのが、ものすごく楽しみだった。
 
昼で帰る。世間もなぜかのんびりしているように思えた。
大人は仕事をしているはずなのに、土曜日はのんびりと
していたように思う。
 
関西人なら誰でも同じかも知れないが、
土曜日は吉本新喜劇が楽しみの一つだった。
昼飯もそこそこにテレビの前へ。時には飯を食いながら
見ていて、オカンに怒られたものだ。
 
今でも新喜劇が放送されていると思うが、
それも冷静に考えると、
 
「なぜ、土曜日はテレビのプログラムも違うのか?」
 
って疑問につきあたる。
 
テレビも帯番組ってのは月~金までだ。
ラジオでも土曜日は違う。
 
なぜなんだろう?
 
日曜日の前の日。それが土曜日。
 
花金はすでに死後なのかと思う。
週休二日制で、昔の雰囲気ではない。
それなのに、土曜日は日曜日に準じて特別な雰囲気を醸し出す。
 
 





夏の思い出

2007年08月24日 | 音楽
8月と言えば、どんな歌が浮かぶだろうか?
 
学生時代のこの時期。
高校野球も終わり、宿題に追われる。
昔なら、暑さも少しは峠を越えた、八月の終り。
 
なんとも言えない、この時期に毎年思い出す歌がある。
 
シブがき隊の主演映画「ボーイズ&ガールズ」で
流れていた

“ひと夏だけのメモリー”
 
って歌だ。
多分、こんな題名だったと思う。
 
映画自体は、男女6人組の青春映画。
お色気担当は、かたせ梨乃だった。
 
その映画の最後に、シブがき隊が列車で去っていくのだが、
その時にこの歌が流れる。
 
“ひと夏だけのメモリー 彼女のあだ名さぁー!”
 
で始まり、最後の歌詞が、
 
“たぶん二度とは会えない ひと夏だけのメモリー”
 
とつづく。
つまり、彼女たちとは、もう逢う事はないだろうって事。
初めて聴いた時に、なんて切ない歌詞だろうと思った。
 
夏休み、何気なく観ていたテレビから流れてきた
映画だったが、強烈に夏の印象として今でも残っている。
 
ZONEの「secret base」を聴くまでは、
この歌が、夏の歌だったが、
思い出す歌としては、いまだに上位に入っている。
 
昨日、久しぶりにこの映画とこの歌詞が聴きたくなったので、
レンタル店に立寄ったが、
なかった。

 
もう一度、映画を観た後に、あの歌を聴きたい。
 
 



雨降って・・・

2007年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム
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ワイドショーだけじゃなく、夜のニュースでも取り上げられている。
 
横綱の話。
 
もともと相撲には興味が薄いので、
どういう結果になってもいいんだけど、
このニュースのお陰で、本来伝えるべきニュースが
削られているような気がしてるんで、早期の解決がベストだと思う。
 
ただ、何がここまでこじれているのか、
理解する努力も虚しい。
 
そもそも今の症状は、 
 
“後悔の念”
 
なのか、それとも協会への反発なのか?
 
どういう結果で落ち着くのがベストなのか、
また、妥協点を探すことが解決になるのか判らないし、
考える事もメンドクサイのだが、
ただただ、早期の解決を望む。
 
そしてその結末は
空に虹がかかるような、清清しいモノであって欲しい。
 
 
ただ、ひとつだけ注文をつけるとしたら、
朝青龍の映像、空港でのあのフテクサレタような表情、
あの映像を使わないで欲しいと思う。
 
あの表情、反感を買うには十分だから。
 
 






群青

2007年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム
テレビで芸人達のカラオケ大会が放送されていた。
 
こういった番組は苦手なんで、本腰を入れて見てはいないけど、
歌が上手いと言うよりは、
 
“上手いと思っている芸人さん”
 
って感じだっただろうか。
 
ただ、カラオケってのはそれも大事だと思う。
自分が気持ちよく歌えてこそなのだ。
恥ずかしがりながら唄っても、
それこそ周りに迷惑だ。 
 
カラオケを唄う時は、トコトン自己陶酔するものだと思う。
 
そんな僕も、自分では結構上手く歌えていると
思っている。
以前、足しげく通ったスナックのママ・ジュンちゃんも
上手いと誉めてくれていた。
 
このブログによく登場する“ユキちゃん”は
カラオケ仲間だった。
ジュンちゃんの店へはだいたい二人で行った。
知り合いがいればすぐにジュンちゃんが
 
「始めよかぁ?」
 
と、カラオケを歌合戦モードに切り替える。
これがなかなか面白い。
 
ただ、カラオケの採点機能ってのは、
どういう基準で判断を下しているのか、
ムードたっぷりに歌いあげても、
おちゃらけに走ったとしても、結構接戦になる。
 
接戦になるからこそ面白いんだろうけど。
 
歌合戦が進んでいくと、それぞれ
 
“十八番”
 
が登場してくる。
当時、僕の十八番はMr.Childrenの歌で、特に高得点が出たのは
“innocent world”だった。
 
そして大トリは勿論ユキちゃん。
彼の絶好調時の声量はハンパじゃない。
目の前のグラスに注がれたウィスキーが波打つほどだ。
 
そんな彼が最高得点をたたき出した十八番がある。
 
“群青”
 
これはよっぽど調子がいいか、機嫌の最高潮の時しか
歌わない。
そしてこれ歌うと言うことは、まさしく
歌合戦の勝利を確信させてくれる曲だった。
 
カラオケってやっぱ素晴らしい。
 



水分補給

2007年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム
文字だとそうでもないのに、言葉にすると
妙に現実感が増す
 
“暑い”
 
って言葉。ホント、聞くだけでも暑い。
 
あー暑い。
 
こまめに水分補給をすることは、熱中症の予防にもなるんで
気を使っている。
まぁ、僕の場合、ツウフウとムネヤケがあるんで、
普段から水分だけは、十二分に摂取している。
 
しかし、思い返してみれば、
僕達の学生時代は、運動中に水分を取る事は禁止されていた。
 
中学校の部活でも、
終わるまで水を飲んではいけなかった。
 
ランニングとなれば、グラウンドではなく、
学校の外周を走るのだが、その外周からグラウンドに
戻るには、バックネット裏の小さな小川を飛び越えなくては
ならない。
 
幅にして50cmほどだったか。
飛び越えられない川ではない。
むしろ、その川へ落ちる方が難しいほどだ。
そんな難易度100%の川を目の前に何度考えただろうか?
 
“落ちたどさくさで、水を飲めるか?”
 
もちろん、湧き水の様な綺麗な水ではなかったと思うが、
それほど枯渇していた。
いまからでは考えられない。
 
ただ誰もが、あの手この手で水を飲んでいたのも確かだ。
僕は小心者だったお陰で、飲んだ事は無いのだが。
 
後輩でひとり面白いヤツがいた。
彼はトイレに行きたいと言ってきた。
生理現象は仕方がない。
トイレに走っていく彼。しばらくすると彼が帰ってきた。
 
僕は何も思わなかったのだが、監督の顔色が変っていくのは
はっきりとわかった。
周りの同級生は笑っている。

彼は何事もなかったかのように帰ってきたが、
手招きをされ、監督の前へと呼ばれた。
 
「水飲んだのかぁ!」
 
苛ついた言葉がグラウンドに響く
 
「いえ、飲んでません!」

 
きっぱり言い切った彼であったが、
彼の帽子の“ツバ”は後頭部にあった。

邪魔だったんだろうなぁ、水を飲む時。
 
 
その後、彼は練習が終わるまで
ランニングを続けた。