おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

僕はフリスク派

2009年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム
落ちてるモノは拾いますか?
 
スーパーのレジ
なにかの戦略か客心理をついたレイアウトなのか
レジに並ぶと、ガムやらタブレットが目につく
運よく電池が並んでいるレジならセーフだが
目の前にガムが並んでいると
ついつい手を伸ばしたくなる
 
そんなレジ横にあるガムコーナーでのこと
ちょうどひとつだけ残ったのか
まっさらな、ぎっしり詰まった箱の上に
一個だけガムが飛び出ていた
 
目を閉じて思い出してほしい
レジ横に限らず、ガムのディスプレイは
箱に入ったままで、少し斜めに置いてあるものだ
取り出しやすいように、手前が低く置いてある
すなわち、上面は前方へ傾いているのである
 
その不安定な、ぎっしり詰まったガムの上に
一つだけ飛び出したガム
じっとしていない
じっとしているはずがない
はずがないのだが、すぐには落ちない
これがミソだ
 
僕がレジに並ぼうとした時、オバサマが何かを
拾っていた
 
(何を落とされましたかぁ?)
 
心の中で紳士の呟きを吐くと
それはガムだった
落ちたガムを乗せようとしているのだが
微妙な傾斜の上には、なかなか上手く乗らない
そぉ~っと置いて、なんとかその場は治まった
 
レジの列は進んで行き、僕の番
財布を出して、レジのお姉さんを睨みつけていると
 
“トンッ!”
 
さっきのガムが落ちた
 
僕の後ろに並んでいたお婆さんが
ガムを拾っていた
 
(やっぱり、落ちたら拾うかぁ!)
 
無視は出来ないよなぁ~と感心した
 
次の日も同じスーパーに出掛けた
で、同じレジに並ぼうとした時
ガムを拾っているオッサンを見た
 
やっぱり拾うよなぁ~と再度感心したのと同時に
誰かそのガムを買えよ!って
他人事のように憤慨してみた
 


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散髪

2009年02月14日 | 日記・エッセイ・コラム
気がつけば今年になって
いまだ散髪に出向いていない
 
ここ一ヶ月ほど、バタバタしていた事もあるし
この不景気、髪型にこだわらないのなら
短めにカットしておけば、出向く回数も減るから
カット代が節約できる
そんな考えもあって、少し短めにしておいた
髪の毛だが
やっぱりそろそろ気になってきた
 
それに、ここ数日
春の訪れと錯覚するような陽気が
余計に散髪に駆り立てる
だが、だ
明日はどうやら休みのようだ
ここら辺は、第3日曜日、理髪店は休む
来週の日曜日は用事があって
その次の日曜日は、そんでもってその次の
日曜日は・・・・
 
おう!
 
ない、行ける日が一ヶ月先までない!
丸一日用事が詰まっている日も少ないが
それでも何かしらの予定が詰まっている
しまったぁ!
先週、いっときゃよかった
 
人間面白いもので、理髪店の椅子に腰をかけ
鏡に映る自分を見たとき
 
(あれ?まだカットしなくてもいいのか??)
 
なんて、妙にその時のセットが
気に入ってしまうことがあるが
今回のように、行けないとなると
いま、こうしてキーボードを叩いている瞬間でも
前髪が気になって仕方が無い
耳にかかる毛が気に掛かる
なんか、あぁ!全部かきむしりたい!
いっそのこと丸坊主に!
なんて、衝動的にもなりかねないほど
切りたくなってくる
 
どうしようか・・・
 
自分でカットしていた時期もあったが
最近じゃそれは出来ない
頭頂部の淋しさは
自分の力ではなんとも出来ないからだ
 
自分の無力さに泣けてくる 
さて、ほんとに、どうしよう?
 


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イーッ!

2009年02月13日 | 日記・エッセイ・コラム
たまには愚痴でも書いてみたい
 
オヤジとの会話はストレスが貯まる
これは、思春期を迎えた乙女だけのことじゃなくて
とにかく、ストレスが貯まる
 
なぜストレスが貯まるのか?
ひとつにはボキャブラリーが致命的に少ないからだ
なかには、色々な経験、それこそ
若い頃は遊び人だったオッサンもいるだろうが
ことうちのオヤジに限っては
多く見積もっても、ボキャブラリーの数は
7個ほどがいいところだろう
 
とにかく、どんなに変化をつけた会話でも
ほぼ、この7個を使い回すことで
乗り切る
乗り切れるんだから、それはそれで
凄い話術なんじゃない?
なんて、お褒めの言葉も頂けるかも
知れないが、ストレスが聞き手に貯まる時点で
上手な会話ではないと思う
 
あと、世のお父さんの共通項かも知れないが
なぜか、否定から始まる
 
「せやけど!」
 
そうだけど、ね、君!って意味だ
表情を見ていても思う
あぁ、途中から自分の言う事を少ない引き出しから
探しているのがわかる
僕の言う事は、この辺りから聞いてないな
差し詰め、返答は若い頃のドライブの話だな
 
「わしが車を始めて買ったときは・・・・」
 
やっぱり!
 
ほらね!
 
あぁ、それ知ってる!
 
まぁ、それ知ってる!とは思っても言わないことにしてる
これ、結構僕もするから
 

 
「久太郎さん、それ前も言ってましたよぉ!」
 
って言われると“イーッ!”ってなるから
 
だから、思っても言わないが
厳選されたボキャブラリーのお陰で
“あの思い出話を語ってもらおうか!”
って事も出来る
こっちが返事を引き出すようなキーワードを
ちりばめた話をすると、高確率で的中する
 
そして最後に
耳が少し遠くなってきたのか
一度目を聞き逃すことが多くなってきた
それでいて、何故か独り言への反応は
オグシオ並みの反射で
 
「えっ? なに?」
 
それを説明するのも
 
イーッ!
 
ってなる
 
 


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逆襲のチョコ

2009年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム
今週末はバレンタインデーなんだ
 
今週はラジオからずっとその話題
今年は土曜日だから、中学生や高校生さんは
渡すのが大変だね
って言うか、最近でも
 
“告白”
 
的な甘酸っぱい雰囲気は残ってるんだろうか?
 
いつぞやから、義理チョコなるモノが出現
大昔からあったんだろうが
ネーミング好きな国民にぴったりハマッたんだろう
で、最近じゃ“友チョコ”とか“自分チョコ”とか・・・
自分にご褒美って、どんだけ自分に甘いんだよぉ!
って思わなくもない
チョコだけに?
 
そして今年のトレンドはなんと
 
“逆チョコ”
 
最初聞いた時には
 
『逆襲のチョコ』
 
って聞こえたから、物騒な世の中になったもんだと
嘆いたが、よくよく聞けば
男性から女性に渡すって事らしい
これは画期的だぁ!って少し興奮する
出来るなら、あの頃に戻って
あの娘に、顔真っ赤にしながら
告白してみた・・・・ん?
なんだぁ!逆チョコって!
 
確かに、一年唯一の女性が告白する日!
なんてのは時代に合わないし
草食男が増えてる現実じゃ、女性からの告白なんて
珍しくもない
しかし、だね
この日ぐらいは
ついでに言えば、やっぱコレは恋人同士と言うか
カップルな日であるわけで
その日に、チョコでいいんですか?って
 
今までもサプライズで、男どもも
それなりに色んな事してきたでしょ?って
 
まぁ、僕がそんなに熱くなる必要はない
今日なんて、チョコのこと考えただけで
鼻血が出てきたし
 
くれぐれも、企業の戦略に流されないように
いや、あえて乗るってのは
人生を愉しむ手段ですけどね
 
 




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あっ!

2009年02月11日 | 日記・エッセイ・コラム
思わず声が出てしまった
 
ゴミの分別
僕の住む地域でも燃えるゴミと燃えないゴミに
分別して捨てる
家の中でも、食品トレーは勿論
紙類とプラ類は分けるようにしてるんで
ほかす時に気を使うことは少ない
 
また最近じゃ
缶コーヒーを再び飲み始めるようになって来たが
朝、自販機で買う時には
前日飲んだ空き缶は捨てるようにしている
スーパーのゴミ箱なんかを見ていると
明らかに家から持ってきた
大量のゴミを捨ててる人がいるが
僕の場合は、前日買って飲んだのを
同じところのゴミ箱に捨てるんだから
問題はないはず
と言うより、それでいいはず
 
仕事場で飲み終わった空き缶や
ペットボトルは常に車に積んでおく
そうすれば、次に何かを買うときには
捨てることができるから
 
そんな僕が昨日もお茶を買うために
コンビニへと立ち寄った
助手席の足元にはペットボトル
拾い上げ、颯爽とゴミ箱へ向う
すると、可愛い女性の運転する車が
目の前にすべり込んできた
目が合う
やっぱり可愛い
 
そんな事を思いながらゴミ箱にペットボトルを
捨てようとしたとき、キャップは違うところに
捨てるんだったと気付いた
 
(そうか、分別ね!)
 
右後方からは、先ほどの可愛い女性が
車を降りて近づいてくる気配を
常にチェックしている
 
キャップを緩めて外す
 
(エコですからね!)
 
女性にアッピールするようにキャップとボトルを
両手に分け、颯爽とキャップを
ペットボトルと書かれたゴミ箱に投げ入れた
 
あぁーーーーー!!
 
間違えたぁ!と
思わず声が出てしまった
右手にペットボトルを持って立ち尽くすこと0.8秒
 
ナニゴトも無かったかのように
その女性を店内へ入っていった
 
 


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