おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

萱葺きの家

2010年09月08日 | 日記・エッセイ・コラム
帰郷中の弟が、夕食を終えたあと、
オモシロイ事を言ってきた
 
「昔の間取りって覚えてる?」
 
今の家は、35年ほど前に建った
それまでは、萱葺きの屋根を持つ家で、
幼い時の記憶では、
結構楽しげな家だった事を覚えている
 
親父と僕にそれぞれ紙とボールペンを持たせ、
以前の家の間取りを書けと言う
 
オモシロイ
 
親父とは別々に間取りを書き進めていると
ふむふむ!と弟が頷いている
 
『あれ?違うのかぁ?』
 
少々不安にもなったが、
自分の記憶を信じて書き進める
 
「これ、心理テストも兼ねてるから」
 
順調に書き進めていると
新たな情報が追加される
それを知ったからと言って、間取りを変えるような事は
ないと思うが、気持ちの持ちようが違う
自分の好きな間取りではなくて
実際に住んでいた間取りを書け!と
言っているにも関わらず
 
一通りの記憶を辿り、間取りをあわせてみると
僕と親父の記憶は一緒だったが、
弟は少し記憶と違ってたみたいだ
 
「で、心理テストはなに?」
 
一応聞いてみると、
間取りを書く場合、その大きさは
微妙に違う
そりゃそうだろう!と思っていると、
 
「一番大きく書いた場所が、印象に残っている場所」
 
だと言う
 
奇しくも親父と僕は同じ部屋を大きく描いていた
 
親父にとってのおばあさん、僕からみれば
曾おばあさんの部屋だった
 
ちなみに、それは弟も同じだった
 
 
 


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1秒の至福

2010年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム
日常の中で、小さな幸せを探してみる
 
なんと言っても、ぴたっ!って瞬間が幸せ~と思う
例えば、駐車
さぁーっと滑り込むように駐車場に流れ込み、
そのまま切り替えして、さぁ!と一発で停車
 
「久太郎さんって、運転GJですねぇ!てへ!」
 
なんて褒められた日にゃ、
もう、日記、少なくとも5ページは書き殴り
 
仕事が煮詰まった時には、
洗顔フォームを泡立ててさっぱり顔を
洗うのが、今のマイ・ブーム
 
タオルを棚の上に置き、
手のひらで、水を足しながら徐々に泡立てる
キメの細かい、柔らかな泡が手のひらにひろがり
おもむろに顔面へ
ソフトに泡で包み込み、
井戸水が冷たい蛇口から流れでる
手ですくい、これまた顔面へ
 
「うん!気持ちいいっすぅ!」
 
で、手をパッと伸ばしたときに
一発でタオルを握り締めることが出切るあの瞬間
 
仏壇の前で唱える般若心経
 
本を一発で開けられた時の快感!
 
日常の中で、このピタッと感を実感できる瞬間が
なんとも言えない、小さな幸せだ
 
コンビニのレシートが777円になったり、
サンテレビ、朝日放送のリレーナイターで
切り替わる瞬間を見計らってチャンネルを
変えた時に、一瞬のタイムラグもなく
始まったときとか、
車に乗った時に、聞きたい曲から
CDが始まったり、
ツイッターで、会心のつぶやきができたり・・・
 
一日の中で、数知れず幸せを感じるひと時がある
尾崎豊の「もうひとつの土曜日」の歌詞のように
 
“小さな幸せを繋ぎ合わせて僕は生きている”
 
いや、尾崎の歌にこんな歌詞はありませんけどね
雰囲気です、雰囲気
説明しなくても、この一節の意味を理解してもらったと
したら、
それも気持ちいのいい瞬間ですかね
 
 


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三文の得

2010年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム
昼飯はコンビニ弁当
 
今からだと思い出せないけど、
キョーレツな個性を持った人が
雑誌を立ち読みしてたの
 
『わぁ!きっついなぁ』
 
勿論胸の中でつぶやいて、弁当コーナーへ
色々あって悩んだが、お手ごろな
そぼろ弁当に決定
振り返ると、レジには可愛い女性
その女性と僕の間に、
またまたキョーレツな人が!
 
『おいおい』
 
と思ったが、あまりもキョーレツで
少しハニカンダ笑顔を浮かべてしまった
その顔のままレジに視線を移すと
 
“ニコ”
 
おぉ!レジの女の子も微笑んでいる
同じ意味の笑い?
僕の微笑みに対しての微笑み返し?
オレのこと、好き?
好きなの?
 
と、そこまでは飛躍しないまでも
なんか、空間を共有している感じで
清清しい
受け取るそぼろ弁当も旨そうだ
 
夕方、夕飯の買出しに出かけると、
駐車場で僕のタイプど真ん中の女性が
目の前を車で通りすぎる
一瞬の出来事だったが、確かに僕の
好みのタイプだ
 
夜、飯を食ったあとに
ダイエットのためのウォーキング
信号待ちをしていると、こっちを見ながら
曲がってくる車
知り合いかと思ったが、運転していたの
綺麗な女性だった
 
今日は、三人の美女に遭遇したことになる
大安でもないのに・・・
 
そういえば、今日は少し早起きしたか
昔から言うからね
早起きは三文の得!って
 
そういうこと
 
 
 


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四人連れ

2010年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム
中学へ入学して、野球部に入りました
 
周りは僕が野球部に入部したことを
大変驚きました
小学生時代、僕は野球はおろか、
休み時間に興じるソフトボールにも
参加しなかったからです
 
しかし、ある日を境に
僕は、野球が好きになっていました
 
幸い、家にグローブはありましたが、
ほとんど、野球のルールを知りませんでした
ルールも知らない僕です
野球部に入っても、買い揃えるモノさえも
解りません
指定された練習着を買い、
二年生になると
練習用のユニフォームを買い揃えました
 
そんな時期に
歩いていける所に、新たにスポーツ店が
オープンしました
 
スパイクを直したり、グローブの手入れを
してもらいに、学校の帰りに
よく立ち寄りました
NIKEの靴を始めた買ったのも、この店でした
 
ヤッケを買ったのをきっかけに
親子連れでいくようになりました
 
親父は仕事で帰りが遅かったので、
おじいさん、おばあさんと一緒に夕食を食べ、
そのあと、オカンと弟、妹と
僕のジャージや、弟たちのヤッケを買いに行くのが
楽しみなりました
 
片道、歩いて10分も満たない距離でした
 
でも、一日あったことをお互いに喋り
オカンを笑わせ、妹たちに
中学校がいかに大人な集まりであるのかを
説き伏せていました
 
今日、あの時の気持ちがスーッと蘇りました
 
親子連れが、自販機の前で
笑顔で、何を買おうかと迷っているようでした
本当に楽しそうに
 
僕が、そう感じただけかも知れませんけど、
その三人を見ていると、
あの日の四人を思い出し、
当時はまだポツンと灯りが光るスポーツ店へ
笑顔で出かけたひとコマを
思い出しました
 
 
 


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キャッチャー・矢野

2010年09月03日 | スポーツ
矢野さん、引退っすか・・・
 
スポーツ選手は、いつかは辞める時が来ると
常々わかっているものの、その日が来ると、
やっぱり寂しいもので
 
98年でしたか
中日とのトレード
関川と久慈が阪神から出て
大豊と矢野がやってきた
 
当時は、矢野も関川もレギュラーキャッチャーでは
なかったから、このトレードはいかがなものか?と
少し猜疑な面持ちで眺めたものだったし、
どちらかと言えば、期待したのは
大豊の方だった
 
ただ、バッティングが良いのは
中日で外野を守りながら試合に出ていたから
ある程度は知っていたが、
それでも久慈はお気に入りの一人だったので
少々、ショックもあったのは確か
 
阪神は暗黒時代
真っ只中ではなかったけど、夜明けはまだ先
中日に行った二人は活躍し、
優勝の立役者になっていた
 
転機はノムさんだったんだろうか?
徐々にレギュラーの座を確かなモノにしていき
貧打にあえぐ打線にあって
三番など、クリーンナップも努めた
 
で、2003年
 
18年ぶりの優勝の時には
レギュラー捕手として、投手陣をひっぱった
 
最近では、金本、下柳と不惑の40代トリオで
チームを引っ張った
 
やっぱり寂しさが残るな
 
でもね、プロスポーツの選手で
自分で引退を決められるのは、
結果を残した人だけ
 
そう思えば、涙の記者会見も
選ばれた人の特権
 
あぁ、でも来年から居ないと思うと、
やっぱ寂しいな
 
出来れば今日は勝って欲しかったけど、な
 
 
 


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