おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

忘れないうちに

2011年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム
忘れることだ、それが一番
 
くよくよと考え込んでしまう
それが、小さな失敗であっても、
大きな失恋でもあっても、
とかく僕は、引きずってしまう
 
ストレスが溜まるほどでもないと思いたいけど、
それに費やす時間が増えるってことは、
それに比例して、心は少しずつ
削られているような気配がある
 
悩みごとは、時間が解決してくれる
 
ドラマの台詞だったかな?
 
歌詞か?小説のフレーズだったか
 
それはある
悩み事は、だいたいの事は時が経てば、
おのずと道は開けたり、
悩んでいたことを、忘れさせてくれる
 
引きずる、忘れられない!とは言うものの、
僕もたくさんのことを、すでに忘れている
 
全部覚えていれば、
こんなに平和に暮らせない
人間の脳が、すべての記憶を残せるのなら、
毎日、どんなに苦痛だろう
 
小さな悩みごとがあっても、
新たな心配ごとが持ち上がれば、
それまでの悩みは、少し忘れる
 
寝付く瞬間、
 
(あれ?オレ、今何考えてた??)
 
すでに寝ているのか起きているのかの
間で揺れ動く、あの感覚のように、
次の難題が登場した瞬間に
それまでの“主役”は脇に一歩引く
 
そう
 
一歩引くだけで、結局は解決してないんだけど、
それでも、それさえも、時間が経てば、
ほとんどの事は悩むこともなくなる問題
 
まずは、忘れることだ
 
試行錯誤して結果なり、その先が見えたりする事なら、
時間をかけても、その道のりを照らす方法を
探り当てれば納得もできるけど、
済んだことを思い返してみても、
次への糧になるぐらいで、解決はしない
 
解決しないことは、忘れよう
 
大きなことでも、小さなことでも
とにかく、一度忘れよう
 
忙しくしていれば、慌しさで考えないことでも
時間があれば思い返してしまうけど、
ボーっとする時間をつくろう
無理にでも、そんな時間をつくろう
 
特に、いま、
難題や難問を抱えているわけでもないけど、
ふと、そう思ったから、忘れないうちに
書き残してみた
 
 
 


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知りません!

2011年10月12日 | 日記・エッセイ・コラム
だって、知らないんだもぉん!
 
あぁ、恥かいたぁ!
って、周りには、僕が恥をかいたことも
もしかして、分かってなかったりして・・・・
 
勉強会があった
 
先月から始まった“新事業チャレンジ塾”といって、
コンサルタントの先生の授業を受ける
 
今のままではいけない!と
この勉強嫌いな僕が、一念発起(?)して
通うことになった
 
当然だが、誰もが現状よりも
より良くしようと勉強しているわけで、
熱意も伝わってくるし、皆、経営者なり後継者なりの、
それなりに実務もこなしていらっしゃる面々
 
そんな中、講師の先生が
僕に質問をしてきた
 
「フルカラーが刷れる印刷機は、1億4千万ぐらいですか?」
 
知りません
 
とは言えない
だって、俺、印刷屋さんなんですもの・・・
 
でも、知らないモノは知らない
 
うちの作業場の規模では
四色印刷機を導入しても、それに見合う
仕事がこなせない
 
だから、買おうと思ったことすらない
展示会にも行ったことはあるが、
それでも値段はその場限りの話のネタにしただけで
記憶の片隅にも残っていない
買う気の無いものの値段なんて、知らない
 
でも、正直には言えない
まぁ、そんなもんだろうと
 
「そうですね!」
 
同意してみました
先生、少し怪訝な顔をされました
 
(あれ?違った?)
 
同意を求めてきたのか?と思ったから同意の
返答をしたのに、
 
「そうですかぁ・・・・」
 
声を落とし気味で言うもんだから、数人が僕の顔を
見たじゃないですか!
 
「長さが6メートルほどですよね?」
 
先生、かぶせてきます
たぶん、僕が何か違う機械と間違ってる?って
訝しがってらっしゃるのかも知れませんけど
僕としては、これまた肯定する道しかない
 
「そうですね!」
 
長さはそれぐらいだ!と確信を持って
返答しましたけど、それで余計に
四色印刷機=1億4千万と言う整合性があやふやな感じに 
 
とどめは
 
「久太郎さんなら、どうしますか?」
 
導入するか?しないか?の問いだったと思いますけど、
もう頭の中は、1億4千万は妥当なのか?って事が
気になってしまって、
それ以降の流れをまったく把握してない僕に
その質問の答えがあるわけもなく、
 
「どうしましょうかぁ?」
 
疑問形に疑問形で返すのが精一杯です
 
先生、すべてを読み取って、
話を先に進めてくださいました
 
落ち着いた今なら、
 
「我が社には、四色印刷機を入れるスペースがありません!」
 
と、ユーモア(?)で切り返せるんですけど・・・
今日は寝付くまでに、少し時間がかかりそうです
 
 
 
 
 


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とどかぬ声

2011年10月11日 | 日記・エッセイ・コラム
よぉ~く通る声がある
 
かなり離れているのに、会話の声が聞こえる
さほど大きな声でもないのに、
グラウンドの対角線上に位置していても、
その内容がはっきり聞き取れる声がある
 
僕はその反対
 
目の前の店員さんにも
時々聞こえないときがあるようで、
ことさら、大きな声で言おう!と一息吸ってから
発声しないと、
聞き取ってもらえない時がある
 
だから、相手が間違っても
特に腹は立たない
 
(聞こえなかったかぁ~)
 
昔からそう言い聞かせてきた
 
「カツ丼セット!うどんでぇ!」
 
一ヶ月に一度は訪れる“たいこ弁当”で、
毎回同じモノを頼んでいるにも関わらず
 
「え?」
 
って聞き返される時がある
 
毎回、おばちゃんは変わるけど、
僕のテンションは腹を減らしていってるわけで
注文の声に力が入らないわけがない
 
なのに、聞き取って貰えない
 
でも怒らない
 
昨夜は、文庫本の仕入れに出掛けた
 
今読んでいる本を最後に
ストックが無くなったからだ
一冊読むのに、早くて3日
大体は、一週間で読み終わるんで、
それを見越してストックしておけば問題はないはずだが、
落ち着かない
 
今日は居酒屋での飲みだから、
まぁ、5千円もあれば・・・・なんて思っていても、
財布の中に1万円だけだと寂しい
出来れば、1万五千円ほど充実していれば、
なんの衒いもなく、存分に飲み明かせる
 
それと似たような感覚
とにかく、ストックの無くなった
文庫本を買いに出掛けた
 
時間が遅かったせいか、
レジは一人の店員で対応している
どれくらい待ったか?
順番を静かに待っていたけど、
動かず待っていたお陰(?)で
痰が絡んだ
 
「ブックカバーはどうされますか?」
 
店員が笑顔で聞いてきた
 
咳払いも出来ずに
 
「お、ねぇがい・・うっ・・します」
 
カスレ声で何とか伝えたつもりだったが、
つけてはもらえなかった
 
僕の声は届かなかった
 
 
 


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また、来年

2011年10月10日 | 日記・エッセイ・コラム
今年の秋祭りが終わりました
 
赤いトランクスを準備しました
 
なにか、いいことがあるかも?って思いながら、
 
赤いトランクスを買いに出掛けました 
 
白いシャツも買いました
 
鯉口シャツです
 
通販で買いました
 
祭りに新調したシャツに袖を通すのは
 
気持ちのいいものです
 
シャワーを浴びました
 
気持ちを清潔に 
 
身を清めて、祭りに出掛けるために
 
シャワーを頭から浴びました
 
新しいトランクスと
 
新しいシャツに袖を通しました
 
目の前を歩いていた女性がバックを
 
落としました
 
「落ちましたよ」
 
って声をかけましたが、
 
「お前はアホや」
 
と、なじられました
 
酒が入ったお陰で、年上の人を
 
呼び捨てにしました
 
面白いと思ったから、無礼を承知で呼び捨てましたが、
 
注意されました
 
赤いトランクスを穿いているのに
 
いいことがない、と、嘆いてしまいました
 
そういえば、鯛焼きを10個買ったときに、
 
おまけだと言われ、1匹余計にもらえたことを
 
思い出しました
 



とにかく、祭りは終わりました
 
しばらくは、
 
 
 
 
111010_100618_2


 
 
抜け殻です
 
 
 
 
 
 
また、来年
 
 
 


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材料費650円かかりました

2011年10月08日 | 日記・エッセイ・コラム
111008_110400
 
一年に一度の秋祭り
 
大体の場合は、一年に一度がお決まり
そうそう何回もやってちゃ有り難味が薄れるし、
毎日やる祭事は伊勢神宮にまかせて、
我々庶民は、一年のストレスとエネルギーを
蓄積させて、発散させるぅぅ!ってのが、
秋祭りの醍醐味!であーると思う
 
画像は、祭りのアイテムのひとつ
“警護人”と呼ばれる人たちが、
この“シデ”と呼ばれる棒を振って
 
「おぉ!こら、こっちこんかい!!」
 
と、誘導と言うか、舵取りと言うか、
とにかく、警護人の合図のもと、
いろいろとやっていくわけです 
 
え?違うって
 
いや、まぁ、大体そうじゃないですか・・・
 
知らない人に説明するには、
こう、ざっくり!ってのが大事です
 
で、もうひとつ
 
お気づきだとは思いますけど、
画像の“シデ”は、ミニチュアの偽物です
実物は約1メートルほどあると思いますが、
これは約10センチですから、
10分の1の縮尺でしょうかね
 
今から10年ほど前に、
同じようにこのミニチュアを作って
祭りに持っていったことがあったんですけど、
静かに人気が出たと自覚してます
 
遠巻きに見ているっていう感じです
 
当時、声に出して褒めてくれた人は
割と少なかったですけど、
記憶には結構の人に残っているようで、
毎年この時期になると
話題に上ります
 
個人的は、同じネタを繰り返すのは
本意じゃないけど、人気があるとなれば、
 
(さて、何年ぶりかに作ってみるかぁ!)
 
思い立ったのが、昨日のこと
 
以前は、本物の紙も用意して、
その切れ端で作っていた、
いわば、
 
“本当のミニチュア”
 
だったが、今回は、あくまでも
趣味の範疇ということで、似た色紙で
作ってあります
 
明日の祭りに持っていくつもりです
 
何人が褒めてくれるか?
 
その前に、何人が気づいてくれるか・・・・
楽しみです
 
 


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