待っていた雨が降らない。野菜の苗たちに水をやりに畑に出かける。植え付けて3日目だが、ようやく生き残ったような感じである。途中、石竹が群がって咲いていた。世の中は密集が禁じられているが、石竹が肩を寄せるようにして咲いている様子はほほ笑ましい。石竹といえば、撫子の仲間である。日本原産のものは、河原撫子と呼ばれる。こちらは花びらの間の切り込みが深い。いわゆる大和撫子だ。石竹は中国から来たもので、唐撫子とも言われる。撫子が秋の七草であるのに対して、石竹は6月ごろには花をつける。今年は、さらに早い開花のようだ。
石竹の小さき鉢を裏窓に 富安風生
周囲の田では、田植えの準備が始まった。田に水を張る光景があちこちで見られる。張られた水に、山や付近の光景が、鏡のように映しこまれる。この季節ならではの風景である。カメラを手にする人にとっては、またとないシャッターチャンスでもある。こんな季節を好んだのは良寛である。田に水が張られると、すぐに蛙が鳴きはじめる。
草の庵に足さしのべて小山田の
山田のかはず聞くがたのしさ 良寛
自然の景色や講座の内容に、自分の心にゆとりの
時間がなかったことが反省されます。
ブログのブックマークに登録させていただき
表にアップしてよろしいでしょうか?私より
少し先輩でいらっしゃいますね?
宜しくお願いいたします
ブログを書いたり身体を動かすことで
コロナの不安と闘っています!
先を考えると1日を大切に生きる以外
選択肢はありません。
どうぞよろしくお願いします!