急ぎ足で駆け抜けた、たった2日のベルギー。
今ごろですが、少しだけ心に残った一こまを載せてみたいと思いました。
今回のツアー。
一番深く印象に残ったのはベルギーで私たちを案内してくれたガイドさんでした。
許可なく載せるので後ろ姿にしておきます(^^)
最初、空港で紹介を受けた時は(ええーーっ?!この方がガイドさん?!)
(どうしちゃったの、日本旅行~)(かばちゃんみたいだし~・・・)
って、かなりの衝撃だったんです(笑)。
だって確かその日はお化粧もしていたし~
びっくらぽん!でした。
ところがこの方、一緒にいればいるほど魅力的で素晴しい方で
初め「目が点!」だったのが、お別れする頃には「目がハート!」でした。
バスの中で「皆さん、もしお金をいっぱい持っていたら何に使いますか?」
「日本は物作りがあったから伸びて来た。」
「日本は物作りをやめてはいけないんです。」
「中国に物作りを移してしまった。しかし中国はこれから伸びるんでしょうか」
「いや伸びません。なぜならアイディアがないからです。」
なんて、バスの中で始まるんですよ。
面白い方だな~、と思うと同時に心の中で「うん、うん」と頷いている私がいました。
そしてとにかく造詣が深い。
これにもびっくらぽん!でした。
(びっくりぽん、以上のビックリなのでびっくらぽん、笑)
建物のこと、歴史のこと、宗教のこと、芸術のこと、全て語るんですもの。
ま、とにかく♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!! の一言でした。
そんなガイドさんと巡るベルギーでの二日間。
今まで体験したことのない圧縮された濃さの観光でした。
古い建物はみな煉瓦造り。
しかもこの煉瓦の建物、中に柱というか鉄筋などは入っていなくて
ひたすら煉瓦を積み上げたものなのだそうです。
よくもまぁ、倒れずに何百年。。。
建物の壁はお隣の建物と続くようにして強さを保っているのだそうで
街の中、どの建物も間が空いていないでしょう?
ぎゅっと詰めることで煉瓦が崩れない効果があるのだそうです。
そしてところどころ、お隣がなくなった所などは壁がゆがんだり傾いだりしていました。
すごいですね~、地震なんてあったらひとたまりもないんじゃない??
階段式にデザインされた三角屋根の正面もステキでした。
このデザインはベルギーのあちこちの街で見られました。
(といっても、観光で訪れた2つか3つの街ですが、汗)
ベルギーには山が無くて、平野が続いています。
そこで採れるのは粘土。だから煉瓦の建物なんですね。
ですから石で建物を造るということは大変贅沢なことだったそうです。
石造りの建物は庁舎とか、大きなギルド(同業者組合のこと)の建物など
お金をたくさんかける力のある建て主だけだったそうです。
彼の上手な説明(まるで講義のようでした)で
歴史がとんと苦手な私の頭にもいろいろ刻まれました。
そして普通の(?)お家は
一戸建てなのか、アパートメントなのかよく分かりませんが
窓の周りがステキでした。
煉瓦の壁に這わせた植物とか・・・ガーデニング好きなら自然と目が行ってしまいます。
横に組まれた煉瓦の壁に、窓の上だけ煉瓦の向きを変えて飾り
黒い広め幅の縁取りと白い桟の窓。
レースのカーテンの真ん中に手編みなのか丸いレースを飾ってあります。
良いなぁ、こんな飾り方・・・と思いながらシャッターを切りました。
一緒に行ったmikoさんが撮ってくれた写真です。
こんなカッコで写真撮ってたか~と初めて知りました(笑)。
絶対パスポート盗まれるな、財布はしまっておけ、見せるな、、、、などと脅され(?)
バッグをかかえてエッチラオッチラ。
mikoさん、写真ありがとう。
ベルギーの旅、また後日^^
スンマソン、どうかポチっとよろしく♪
(CTRLキーを押しながらタップすれば画面が飛びません)
↓
ありがとう♪