見ノ越駐車場に到着
8月11日(日)アルディー観光「あるあるツアー」の、「剣山・生きた化石と呼ばれるキレンゲショウマを見に行く!」ツアーに参加しました。個人的に剣山は、本年6月16日に次いで2度目となります。
今回のツアー、井原を早朝5時半始発となっており、10分ほど前に井原駅に行くと、バスは一丸観光の中型バスがチャーターされていました。座席指定となっており、私は何と一番前でした。申し込みが1人の場合は、座席がひとりがけとなっており、荷物が多い今回のような登山では大変ありがたいと思いました。井原で4名、途中、笠岡、里庄、鴨方、金光、玉島、新倉敷などで参加者を拾い、スタッフ2名と合わせ総勢17名となりました。男女の比率は、男6対女4の割合でしょうか。ご夫婦や友人のペアもあり一人の方もいます。バスは玉島ICから山陽、瀬戸中央、高松、徳島の各自動車道を経て美馬ICを降り、登山口の見ノ越駐車場には、予定の10時ぴったりに到着しました。
その到着時間の正確さにも驚きますが、美馬ICから剣山への道は、相当狭いところもあり中型バスが通れるのかなと心配もしましたが、難なくクリア、対向車が来ても下がりませんし、後ろに車が何台並んでも動じることはなく、決して先に行かせることもありません。さすがにプロのドライバーと、感心することしきりでした。
見ノ越駐車場で、お弁当をもらい軽く体を慣らして、いざ出発です。ザックを背負い、右手にスティック、左手にカメラを持って歩きますが、皆さん何と早いことか。付いて行くのが精いっぱいでした。初心者の私はどうしても遅れがちになり、自分のペース以上の無理をしたのでしょう。先頭が休憩している頃、やっと追いつき、わずかな休憩時間で、それでは行きましょうかと声が掛かると、しかたなく歩くという悪循環となります。しかし、一人のために、全体の行動を遅らせるわけにはいきません。ここがつらいところです。
先頭は、T社長、しんがりは女性スタッフと前後をしっかりガードしていただいているので迷う心配はありません。休憩するときは、腰を降ろさない方がいいとか、降ろしてもすぐ立てるように石段のあるところに座るといいとかアドバイスも適宜ありました。こうして何とか西島駅に到着しましたが、もう私にとってすでに一日のエネルギーは使い果たした感じでした。あとで聞いた話ですが、山のぼりの経験を何度もしていると、最初は同じようにしんどいけれども、一定時間を過ぎるとそうでもなくなる、ということです。体が順応するのでしょう。同じリズムで歩く自分のペースを造るということが大事ということでしょうが、まだまだ経験が必要のようです。そしていよいよ西島駅を出発して、一行はキレンゲショウマの咲く、行場周辺に向かいました。(つづく)
登山口です。