満車状態の駐車場
きれいに整備された遊歩道
木立の中を歩く
山鹿市で予定の時間を1時間ほどオーバーしたため、少しあせっていました。次に向かったのが、小国町の鍋ヶ滝です。
一般的に知られておらず、旅行情報誌にも紹介されていませんが、ネットで観光地を調べているとき見つけました。
近年、お茶のCMで知られ、一部の間では有名になりました。
この滝は、いわゆる裏見の滝で、滝を裏側から見ることができるのです。ナビで名前を検索してもヒットしませんが、国道387号線(日田街道)の滝への入り口にある坂本善三美術館にセットして進むと難なく行き着くことができます。
国道沿いの鍋ヶ滝の案内板は小さく、見落としやすいので注意が必要です。滝までの途中、車を交わせないような狭いところが数箇所ありますが、比較的見通しがよいのでさほど苦になりません。
滝に着くまで、あまり車は目にしませんでしたが、駐車場に着いてびっくり。第1、第2駐車場はいっぱい。おまけに道路の脇にも車があふれていました。
若いカップルが目立ちましたが、なんと西欧人のグループもいました。入場料は200円でした。
駐車場から滝までは、専用の遊歩道が整備されていて、雨でも降らなければ靴を汚すこともありません。ここが他の滝とは違うところです。
遊歩道を下ると、右方向から滝の音が聞こえてきます。
若者の姿が目立ちます。
滝の横からの撮影です。外人さんもびっくりの様子。
裏側から見るとまるで水のカーテンのようです。
裏側はまるで洞窟のようです。
反対側から見る滝
さらに進むと、滝の全景が見えてきました。落差はそれほどでもありませんが、幅は20m近くあります。真正面から撮影しようと滝つぼに近いところに三脚を構えました。そしていよいよ滝の裏側へ。奥行きは広くまるで洞窟のようです。天井からぽつんぽつんと雨だれが落ちてきます。
岡山県北にも岩井滝という裏見の滝がありますが、幅は倍以上あるでしょう。まるで水のカーテンのようです。想像以上のスケールの大きさに、「来てよかった」とうれしく思いました。まさに日本を代表する裏見の滝といってもいいでしょう。
カメラの設定を変えながら、何枚も撮影したあと鍋ヶ滝をあとにしました。
そばの名店「吾亦紅(われもこう)」
茅葺のバスの停留所
賑わう店内
コシのあるそば
お昼はそば街道のそばと決めていました。いろいろ調べたあげく「吾亦紅」というお店にしました。鍋ヶ滝から15分ほどで到着しましたが、人気店らしく20分ほど待たされました。
この街道筋にはいろいろお店があるので食べ比べてみるのもいいでしょう。こうしてお腹を満たし、続いて向かったのが、くじゅう花公園です。