(新庄村 不動滝)
日中の最高予想気温が35度という猛暑日、早朝に真庭市鉄山の玉泉寺を訪ねたあと、久しぶりに、新庄村の不動滝に行ってみることにしました。訪問は2度目です。
玉泉寺から時間にして、北西に15分ほどの距離です。
道は迷うことはありませんでしたが、何と男滝(おんだき)への道が全面通行止めになっていました。仕方なく、女滝(めんだき)から歩くことにしました。
駐車場はあったようでしたが、気付かず、道路の端に車を停めて、いざ出発です。ところで、この不動滝の名称、全国にいくつもあるようで、新庄の不動滝は、「新庄不動滝」または
不動滝(男滝)、不動滝(男滝 女滝)と呼ばれて識別されています。
女滝(めんだき)は道路を降りたすぐのところにありました。小さなやさしい滝です。ここから男滝(おんだき)までは約100m、渓流の遊歩道を歩きますが、これがなかなかの景観で癒されます。
流れのそばとあって、幾分涼しく感じます。しかし、平日の朝の早い時間、途中、誰とも会いませんでした。
男滝に近づくにつれて、「ザー!」という滝の大きな音が聞こえてきます。すごい迫力です。
その存在感は半端ではありません。水量も想像以上のものでした。マイナスイオンをいっぱい吸収して不動滝をあとにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5c/4f93c5b2e9d6192e7b5de1c4ce730392.jpg)
女滝(めんだき)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/f6/2db28740d7bac23aa8dd761bf62a395c.jpg)
女滝にもう少し近づいてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ba/de92c8136ee22c92c455edca371049ec.jpg)
遊歩道沿いの豊かな水の流れ、癒されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8b/f4388be1bc5727bea3f2a96bc527090a.jpg)
なかなかの景観です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4a/11aaa0563dbaf958937c4bf7b72f0743.jpg)
不動滝(男滝おんだき)なかなかの迫力です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/18/f9f758bbea4de13e78ee50cd66178c74.jpg)
少しスローシャッターで撮ってみました。
(新庄村がいせん桜通り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f0/0788d287b15142e88abd55fdebd78b44.jpg)
新庄宿の案内板。
次に向かったのが、がいせん桜通りです。岡山県の桜の名所の中では、一番開花が遅いことで知られています。道の駅「がいせん桜新庄宿」に車を停めて、通りに向かいます。
この日の通りは、とても静か、人の姿はほとんどありません。
道の両側には、石積みの水路があり毛無山を水源とする清流が勢いよく流れています。
この、さらさらと流れる水の音が何とも心地よく、「日本の音風景百選」にも選定されています。
この水路は、古くから生活用水として使用されていたようで、水辺まで降りる数段の石段が今も多く残っています。また、水路沿いの“いけす”には、鯉が飼われていました。
その多くは、鉄柵で出ないようにしてありますが、とあるお宅では、それがなくコイは水路に出ていました。たまたま出てきた家人が、興味深そうに見ていた私に「かわいいでしょう!ちゃんとまた帰ってくるんですよ!」と教えてくれました。その言葉どおりコイはすぐに“いけす”に帰ってきました。
かつては貴重なたんぱく源として、また客をもてなすため、料理して出された時代もあったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9c/c534dadf3a7c08eca584c1f9abd17c55.jpg)
株式会社まちづくり新庄村の咲蔵家(さくらや)左と新庄宿須貝邸(右)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/70/c163b9486565021b8e8a976a4a14d149.jpg)
いけすのコイ。とにかく水がきれいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ad/39a7e3f3a23ded0c33e379dd01ea1700.jpg)
脇本陣木代邸
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7e/80276a23ffc6c4436338e11390d3baff.jpg)
静かな通りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d1/4ef4ca33441d7b4ed583f3386d02f218.jpg)
通りの両側にある水路。昔は生活用水としても使われていました。
最近のニュースで紹介されていた、宿泊施設「新庄宿 須貝邸」がありました。一日2組4名限定だとか。
散策を楽しんだ後、次の目的地、真庭市美甘の「クリエイト菅谷」に向かいましたが、最後に新庄村のおさらいです。
新庄村は、早くから「小さくても合併せずに自主独立の村を目指す」ことも決め、ただの一度も他と合併したことはありません。林業や農業の他にがいせん桜など観光資源も強みとなり、財政的にもなんとかなったのでしょう。
村の人口は、令和元年6月30日現在、918人、世帯数は386.です。
日本の郡の中では、もっとも人口が少ないのだそうです。
NPO法人“日本で最も美しい村連合”に2009年に加入。「日本で最も美しい村」の名称が使用可能となりました。
そして道の駅「メルヘンの里・新庄」は、2018.4月リニューアルし、道の駅「がいせん桜新庄宿」としてオープンしています。
恥ずかしながら、私はずっと新庄村は真庭市だと思っていました。この度の投稿で初めてその事実を知りました。真庭郡=新庄村なのですね。
(クリエイト菅谷)
帰りに、真庭市美甘のクリエイト菅谷に寄りました。
広い敷地内に、コテージやバンガロー、テントサイト、茅葺の宿泊施設に、陶芸、木工体験もできる施設がいろいろとありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7f/c23d3f9e6e714d17bfdddad1aebf50b7.jpg)
広い園内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/65/8ce7cad8443af431319607f38ca8d8be.jpg)
宿泊もできる茅葺きの家
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ce/5b042c1059827a7f9104be9a76f04586.jpg)
センターハウスでは食事もできます。
日中の最高予想気温が35度という猛暑日、早朝に真庭市鉄山の玉泉寺を訪ねたあと、久しぶりに、新庄村の不動滝に行ってみることにしました。訪問は2度目です。
玉泉寺から時間にして、北西に15分ほどの距離です。
道は迷うことはありませんでしたが、何と男滝(おんだき)への道が全面通行止めになっていました。仕方なく、女滝(めんだき)から歩くことにしました。
駐車場はあったようでしたが、気付かず、道路の端に車を停めて、いざ出発です。ところで、この不動滝の名称、全国にいくつもあるようで、新庄の不動滝は、「新庄不動滝」または
不動滝(男滝)、不動滝(男滝 女滝)と呼ばれて識別されています。
女滝(めんだき)は道路を降りたすぐのところにありました。小さなやさしい滝です。ここから男滝(おんだき)までは約100m、渓流の遊歩道を歩きますが、これがなかなかの景観で癒されます。
流れのそばとあって、幾分涼しく感じます。しかし、平日の朝の早い時間、途中、誰とも会いませんでした。
男滝に近づくにつれて、「ザー!」という滝の大きな音が聞こえてきます。すごい迫力です。
その存在感は半端ではありません。水量も想像以上のものでした。マイナスイオンをいっぱい吸収して不動滝をあとにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5c/4f93c5b2e9d6192e7b5de1c4ce730392.jpg)
女滝(めんだき)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/f6/2db28740d7bac23aa8dd761bf62a395c.jpg)
女滝にもう少し近づいてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ba/de92c8136ee22c92c455edca371049ec.jpg)
遊歩道沿いの豊かな水の流れ、癒されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8b/f4388be1bc5727bea3f2a96bc527090a.jpg)
なかなかの景観です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4a/11aaa0563dbaf958937c4bf7b72f0743.jpg)
不動滝(男滝おんだき)なかなかの迫力です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/18/f9f758bbea4de13e78ee50cd66178c74.jpg)
少しスローシャッターで撮ってみました。
(新庄村がいせん桜通り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f0/0788d287b15142e88abd55fdebd78b44.jpg)
新庄宿の案内板。
次に向かったのが、がいせん桜通りです。岡山県の桜の名所の中では、一番開花が遅いことで知られています。道の駅「がいせん桜新庄宿」に車を停めて、通りに向かいます。
この日の通りは、とても静か、人の姿はほとんどありません。
道の両側には、石積みの水路があり毛無山を水源とする清流が勢いよく流れています。
この、さらさらと流れる水の音が何とも心地よく、「日本の音風景百選」にも選定されています。
この水路は、古くから生活用水として使用されていたようで、水辺まで降りる数段の石段が今も多く残っています。また、水路沿いの“いけす”には、鯉が飼われていました。
その多くは、鉄柵で出ないようにしてありますが、とあるお宅では、それがなくコイは水路に出ていました。たまたま出てきた家人が、興味深そうに見ていた私に「かわいいでしょう!ちゃんとまた帰ってくるんですよ!」と教えてくれました。その言葉どおりコイはすぐに“いけす”に帰ってきました。
かつては貴重なたんぱく源として、また客をもてなすため、料理して出された時代もあったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9c/c534dadf3a7c08eca584c1f9abd17c55.jpg)
株式会社まちづくり新庄村の咲蔵家(さくらや)左と新庄宿須貝邸(右)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/70/c163b9486565021b8e8a976a4a14d149.jpg)
いけすのコイ。とにかく水がきれいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ad/39a7e3f3a23ded0c33e379dd01ea1700.jpg)
脇本陣木代邸
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7e/80276a23ffc6c4436338e11390d3baff.jpg)
静かな通りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d1/4ef4ca33441d7b4ed583f3386d02f218.jpg)
通りの両側にある水路。昔は生活用水としても使われていました。
最近のニュースで紹介されていた、宿泊施設「新庄宿 須貝邸」がありました。一日2組4名限定だとか。
散策を楽しんだ後、次の目的地、真庭市美甘の「クリエイト菅谷」に向かいましたが、最後に新庄村のおさらいです。
新庄村は、早くから「小さくても合併せずに自主独立の村を目指す」ことも決め、ただの一度も他と合併したことはありません。林業や農業の他にがいせん桜など観光資源も強みとなり、財政的にもなんとかなったのでしょう。
村の人口は、令和元年6月30日現在、918人、世帯数は386.です。
日本の郡の中では、もっとも人口が少ないのだそうです。
NPO法人“日本で最も美しい村連合”に2009年に加入。「日本で最も美しい村」の名称が使用可能となりました。
そして道の駅「メルヘンの里・新庄」は、2018.4月リニューアルし、道の駅「がいせん桜新庄宿」としてオープンしています。
恥ずかしながら、私はずっと新庄村は真庭市だと思っていました。この度の投稿で初めてその事実を知りました。真庭郡=新庄村なのですね。
(クリエイト菅谷)
帰りに、真庭市美甘のクリエイト菅谷に寄りました。
広い敷地内に、コテージやバンガロー、テントサイト、茅葺の宿泊施設に、陶芸、木工体験もできる施設がいろいろとありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7f/c23d3f9e6e714d17bfdddad1aebf50b7.jpg)
広い園内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/65/8ce7cad8443af431319607f38ca8d8be.jpg)
宿泊もできる茅葺きの家
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ce/5b042c1059827a7f9104be9a76f04586.jpg)
センターハウスでは食事もできます。