令和元年(2019)12月15日。今年も、贈答用の牡蠣を求めて、兵庫県たつの市御津町室津の室津漁港を訪ねました。岡山県内にも有名な産地があるのですが、とてもきれいに洗われた室津の牡蠣が気に入って、このところ4.5年は毎年通っています。
井原から山陽道・龍野西IC経由し、目的地に向かいますが、はりまシーサイドロード国道250号に入り少し走ったところに、道の駅・みつがあります。
いつ通っても、駐車場は満車状態で、こんなに賑わっている道の駅は、あまり見たことがありません。
道の駅・みつ
道の駅を出て少し進むと、目的地・室津漁港が眼下に見えてきます。井原からの所要時間は約1時間45分でした。
漁港に面した通りに、牡蠣の直売所が並んでいます。
この時季の土日祝日には、どのお店も店頭に牡蠣の無料試食コーナーを設けています。
中国人の実習生と思われる女性が、「いらっしゃいませ!牡蠣いかがですか!」と牡蠣を焼ながら、連呼しています。
大抵、どのお店にも試食を求めて、行列ができています。
室津漁港 上から撮ってみました。
遠くにたくさんの牡蠣いかだが見えます。
室津は天然の良港です。この時間多くの漁船が並んでいます。
防波堤
お気に入りの牡蠣の店です。
販売店前の様子
直売店が並んでいます。
県別養殖牡蠣の生産量
それでは、牡蠣の県別生産量はどうなっているのでしょう。平成29年度のデータは次の通りでした。
1位 広島県 59.5% 広島湾北部
2位 宮城県 14.0%
3位 岡山県 07.8% 日生(ひなせ)、邑久(おく)、寄島(よりしま)など
4位 兵庫県 05.1% 室津(むろつ)、坂越(さこし)、赤穂(あこう)
5位 岩手県 03.7%
6位 北海道 02.4%
7位 三重県 02.2%
実に7割以上が瀬戸内海沿岸で生産されていることがわかります。
川からのミネラル豊富な栄養分を含む水の恩恵を受け、牡蠣養殖に適した環境となっています。通常、牡蠣の生育には2~3年を待たなければなりませんが、室津では生育が早く、1年で出荷しています。
1年物の牡蠣は、身が白くて柔らかく、臭みがなく、ほんのり甘みもあり、加熱しても縮まないのが特徴です。
牡蠣を買い求めたあと、久しぶりに室津の町並みを散策することにしました。
室津の古い町並みを歩く
播磨国風土記に「この泊、風を防ぐこと室のごとし。故、因で名と為す」とある室津。
懐の深い入り江は、古くから天然の良港として知られています。
江戸時代には、西国大名が参勤交代の海上ルートで立ち寄る海の宿駅として、さらには朝鮮通信使の大船団が寄港する国際外交都市として隆盛を極めました。
また、竹久夢二が恋の逃避行の場所に選び、室津の船宿で「宵待草(よいまちぐさ)」待てど暮らせど来ぬ人を….. の歌が生まれました。
時刻は昼前でしたが、狭い通りに人の姿はありません。まるで時間が停まったようです。
細い路地の向こうに海が見え隠れします。
かつて室津千軒といわれた室津、静かな町並みに往時の面影はありません。
狭い室津の町並み
漁船の修理工場でしょうか?
通りからも穏やかな海が見えます。
古い町並み
歴史のありそうな寺院の山門
天気のよい一日でした。
井原から山陽道・龍野西IC経由し、目的地に向かいますが、はりまシーサイドロード国道250号に入り少し走ったところに、道の駅・みつがあります。
いつ通っても、駐車場は満車状態で、こんなに賑わっている道の駅は、あまり見たことがありません。
道の駅・みつ
道の駅を出て少し進むと、目的地・室津漁港が眼下に見えてきます。井原からの所要時間は約1時間45分でした。
漁港に面した通りに、牡蠣の直売所が並んでいます。
この時季の土日祝日には、どのお店も店頭に牡蠣の無料試食コーナーを設けています。
中国人の実習生と思われる女性が、「いらっしゃいませ!牡蠣いかがですか!」と牡蠣を焼ながら、連呼しています。
大抵、どのお店にも試食を求めて、行列ができています。
室津漁港 上から撮ってみました。
遠くにたくさんの牡蠣いかだが見えます。
室津は天然の良港です。この時間多くの漁船が並んでいます。
防波堤
お気に入りの牡蠣の店です。
販売店前の様子
直売店が並んでいます。
県別養殖牡蠣の生産量
それでは、牡蠣の県別生産量はどうなっているのでしょう。平成29年度のデータは次の通りでした。
1位 広島県 59.5% 広島湾北部
2位 宮城県 14.0%
3位 岡山県 07.8% 日生(ひなせ)、邑久(おく)、寄島(よりしま)など
4位 兵庫県 05.1% 室津(むろつ)、坂越(さこし)、赤穂(あこう)
5位 岩手県 03.7%
6位 北海道 02.4%
7位 三重県 02.2%
実に7割以上が瀬戸内海沿岸で生産されていることがわかります。
川からのミネラル豊富な栄養分を含む水の恩恵を受け、牡蠣養殖に適した環境となっています。通常、牡蠣の生育には2~3年を待たなければなりませんが、室津では生育が早く、1年で出荷しています。
1年物の牡蠣は、身が白くて柔らかく、臭みがなく、ほんのり甘みもあり、加熱しても縮まないのが特徴です。
牡蠣を買い求めたあと、久しぶりに室津の町並みを散策することにしました。
室津の古い町並みを歩く
播磨国風土記に「この泊、風を防ぐこと室のごとし。故、因で名と為す」とある室津。
懐の深い入り江は、古くから天然の良港として知られています。
江戸時代には、西国大名が参勤交代の海上ルートで立ち寄る海の宿駅として、さらには朝鮮通信使の大船団が寄港する国際外交都市として隆盛を極めました。
また、竹久夢二が恋の逃避行の場所に選び、室津の船宿で「宵待草(よいまちぐさ)」待てど暮らせど来ぬ人を….. の歌が生まれました。
時刻は昼前でしたが、狭い通りに人の姿はありません。まるで時間が停まったようです。
細い路地の向こうに海が見え隠れします。
かつて室津千軒といわれた室津、静かな町並みに往時の面影はありません。
狭い室津の町並み
漁船の修理工場でしょうか?
通りからも穏やかな海が見えます。
古い町並み
歴史のありそうな寺院の山門
天気のよい一日でした。
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