未熟なカメラマン さてものひとりごと

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大山の紅葉 撮影日記=平成24年10月27日(土)

2012-11-04 00:53:03 | 風景

岡山県と鳥取県の県境に位置する鬼女台。ススキの名所です。

次の週の週末が予定で埋まっていたので、少し早いと思いながら、大山の紅葉を見に行ってきました。天気予報では翌日の日曜日が雨との予報。この日が午前中晴れ、午後から曇りとなっていました。早く行けば何とかいい写真が撮れるかも、と思ったわけです。
自宅を9時に出発、美星から高梁に抜けて、賀陽から岡山自動車道に乗ります。中国道から米子道に抜け、蒜山ICには11時頃に到着しました。このまま大山環状道路に向かいたいところですが、どうしても蒜山大根を買いたいと思っていたため、まず道の駅に寄ることにしました。新鮮な食材は早く売り切れてしまうため、買うのは午前中に限ります。
それにしても、なんと買い物客の多いこと。広い駐車場はほぼ満車でした。お目当ては皆さん、蒜山大根でしょう。買い物かごには、数本の大根が入っていました。お値段は、小さいものが100円、大きいものが120円でした。いろんな野菜がありましたが、何と、マツタケも少ないながら出ていました。聞くところによると今年は不作とか。そのせいでしょう、小さいものが2本入って9,000円でした。これでは手が出ません。

買いたいものを買ってとりあえずほっとしたところで、蒜山大山スカイラインを通って大山環状道路に向かいます。最初の訪問地は鬼女台(きめんだい)です。道路脇の展望台からは、蒜山、大山の素晴らしい眺望が望めます。そして頂上方面には、ススキがびっしり。岡山県の秋の風物詩となっており、よくローカル放送で紹介されていますね。
そして次に寄ったのが、大山・鏡ヶ成です。広い草原の中にある針葉樹、奥大山休暇村の白い建物がどこか異国情緒を感じさせてくれます。そして周囲の景色にとてもマッチして見えます。こちらにも山の斜面にススキがびっしり、そして遠く鳥ヶ山を望む風景は素晴らしいものですが、私の目的は駐車場横のマツムシソウの群落です。淡いブルーがやさしげで何とも言えません。この時間、残念ながら風が強くて撮影には、なかなか苦労しました。それでも風をもろともせず、花に停まるミツバチなど虫たちには感心します。
鏡ヶ成を過ぎると、いよいよ大山環状道路です。少し進むと、奥大山スキー場あたりで渋滞にかかりました。何と、テントで屋台がいくつも出され催し物が開かれていました。何でこの季節にと、私的には随分迷惑な話です。そして何か所か工事のため規制がかかっていました。ブナ林の紅葉の見ごろは、残念ながらもう少し先のようでした。ところどころ、小さな駐車スペースがあり停めますが、車が次々とやってくるので撮影も落ち着きません。

そして、一番のビュースポット、鍵掛峠に到着です。駐車場に入る少し手前から混み合っていました。取りあえず中に入れて待つことにしました。それでも回転率はなかなかいいようです。たいして待つことなく停めることができました。荒々しい大山南壁とすそ野に広がるブナ林は、とても美しいものです。何とか青空もところどころに見えていたので、撮影としてはまあまあでしょう。10分ほど滞在し、本日の予定は終わったわけですが、できれば撮影したい場所がもう一か所ありました。ちゃんと調べておけばよかったのですが、江府町の田園風景、特に茅葺小屋と大山の取り合わせは、よく知られているところです。ということで、桝水原まで行って、小休止し帰りに農道を探しながら帰ることにしました。ミルクの里で軽い食事でも思いましたが、なかなか混み合っていたので、帰りに蒜山で食事をして帰ることにしました。農道は、環状道路と違って民家があり雰囲気も良かったのですが、なかなかお目当ての茅葺小屋を探すことができません。やはり、事前の準備は必要ということですね。

しかし、このころから正真正銘の曇り空、撮影意欲は一気になえてきます。ということで、蒜山の白樺レストランで、ご当地グルメ、ひるぜん焼きそばを食べて、帰途に着きました。時刻はちょうどお昼の3時頃。何とか明るいうちに帰れそうです。



大山、一番のビュースポット鍵掛峠
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