未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岡山県の桜の名所 井原堤(いばらづつみ)を堪能する 平成31年4月7日(日)

2019-04-13 00:04:06 | 桜の名所

山の上から撮影してみました。

今年は開花が遅れて、週末に間に合うかどうかと心配していましたが、ちょうど満開見ごろとなりました。山の上から井原堤を撮ってみたいと思い、早朝から出かけましたが、何と肝心の道が土砂崩れで全面通行止めとなっており、山道を歩く羽目になってしまいました。木々の間から何とか撮影できましたが、納得のいく出来栄えではありませんでした。

そして、10時過ぎから、再度出かけました。車は商店街の一角に設けられた駐車場に停めました。大仙院とかかれたアーケードを潜ると、桜橋の手前の土手(井原堤)に出ます。花見客はそれほどでもありませんでしたが、桜橋では、道中踊りが行われている最中でした。数十人の踊り手が、編み笠を被り、短めのカラフルな着物をまとり、曲に合わせて踊りながら練り歩きます。
私は初めて見ましたが、聞くところよると、この踊りは、数年前から行われており、地元の方と井原高校生徒が参加しているとのことでした。



桜橋を練り歩く道中おどり、編み笠にカラフルな短めの着物が印象的です。


小田川に向かって左が井原堤、右が桜橋公園です。
西日本豪雨の際は、小田川の水位が危険な状態でした。下流の真備地区では甚大な被害が出たのはご存知のとおりです。


井原堤の代表的景観です。


対岸の桜橋公園側から見た井原堤


天気がよくて何よりでした。

桜橋公園では、銭太鼓など催し物がいろいろ行われているようでした。井原堤にはソメイヨシノが2キロにわたり800本植えられていて桜のトンネルを楽しむことができますが、桜橋からみると対岸の桜橋公園の桜も満開となり、川の両側での桜は、見ごたえがあります。対岸からの撮影を楽しんだ後、再び土手に戻り、トンネル桜を楽しむことにしました。
正午に近づくにつれて観光客も徐々に増えてきました。
道幅はやっと車が通れるほどの細い道、その両側に大きなソメイヨシノが相互に枝を伸ばし、濃密な桜のトンネルが形成され、延々と続いているのです。



井原堤に戻ってきました。ご覧のような人出です。


古いものは100年を超しているはずですが、まだまだ元気です。


まだまだ、このボリュームです。


西側の端まで歩いてきました。ここまで来ると人影もまばらです。トンネルはさらに濃密です。


見事というしか言葉が見つかりません。ここから引き返しました。


市内で有名なお菓子の老舗の倉庫です。和の雰囲気はいい感じです。


夜はぼんぼりが灯ります。


川岸に降りてみました。下から見るとこのような景観です。


ひときわ大きな桜の木です。


対岸の桜橋公園側を見たところです。

端から端まで2キロですから行って帰れば4キロにもなります。ということで井原市民の私でさえ走破したのは一度きりです。
健康のための毎朝の散歩コース、また愛犬の散歩コースにと井原市民に100年以上愛されてきた井原堤、高齢となり限界に近づいたソメイヨシノは少し心配ですが、井原市民のため、井原観光の目玉として、何とか維持管理していただきたいと思うのです。
また川の反対側には、寄り添うように民家が連なり、この土手も生活道路としても必要なものです。咲けば一番近くで愛でることができますが、散れば、大量の花びらが民家のいたるところを覆い、秋になれば枯れ葉が屋根や道路に降り注ぎます。
これらは100年以上つづき、まさに運命共同体となっています。



また上に上がってきました。


桜橋を歩く人たち。背景は桜橋公園の桜です。


まさに春爛漫です。


お昼前の様子です。

実は前日の夕方、様子を見に出かけたのですが、河原で大勢の中学生が橋に向かって小石を投げていました。非常に危険なので警察に電話しようと思いましたが、結局、そのまま帰ってしまいました。どなたかが通報したのでしょう。この日の河原には、「ここで、石を投げて遊んではいけません」と大きな看板が出ていました。さすが、対応が早いと思いましたが、逆にこの看板が撮影の邪魔になって少々困りました。
商店街の駐車場ですが、お昼ごろには満車となっており、待ちの車で道路が混雑していました。係員を配置して案内をするとか、もしくは「この先の河原にも広い駐車場があります」と大きな目立つ看板を設置するなど対応をしていただきたいと思いました。

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