紅と白のそば畑 満開見ごろです。
10月8日、は何の日でしょう。テレビやラジオで、今一番話題になっているのが、皆既月食の話ですね。どうも肉眼でも見えるそうです。天気がよければいいのですが、可能性は十分あるようですね。もっとも今年の10月8日に限っての話です。
そして、もう一つ、10月8日は、そばの日です。なぜかというと、漢字の十は「そ」と読み、八は、「ば」とも読めるからなんだそうです。これは、東京都麺類生活衛生同業組合が制定したもので、今年で4年目になるそうです。
さて、今年も、「風の駅いでたに」代表の吉岡さんから、そばの花が見ごろというお便りをいただき、代休の昨日、出谷(いでたに)にひとり撮影に行ってきました。出谷は、井原市芳井町のもっとも北あたりに位置し、すぐそこが弥高山というところにあります。
県道9号線から、分岐した勾配のある山道を進むと、突然民家が点在する地域に出ます。そこが出谷です。不便なことから、過疎と高齢化が進み、日中でもほとんど人影はありません。しかし逆にいえば、豊かな手つかずの自然が残っている、とても懐かしい感じのする里山といえるでしょう。
紅そば 高嶺ルビーというヒマラヤ原産の品種です。
日曜日の午後から台風の影響で天気が崩れ、夜中は風の音で眠れませんでしたが、たいした被害もなくなによりでした。翌日の午前中も雨が降ったり止んだりとはっきりしないお天気でした。着いたのはお昼前で、折り畳みの傘を持参して撮影に臨みました。車を停めている公民館から少し歩くと、丘陵地にそば畑が広がります。誰がこのような場所に、このような大空間があることを想像できるでしょうか。蕎麦の白い花が満開で、紅そば(高嶺ルビー)の花も見ごろでした。
空は曇り空でしたが、雨が降らないだけでもましと、いろんな角度から撮影をしました。次の予定があったのでひととおり撮り終えると、車まで戻りましたが、その頃から急に青空が広がり始めました。折角なので、またそば畑まで戻り、同じように撮影をしました。
私は、「風の駅いでたに」のそばオーナー制度に毎年参加しています。収穫の頃、また刈り取りの案内がくることでしょう。作業のあとは、いつものことながらバーベキューを楽しみ、会員(約20名)相互の親睦を深めます。何年も経験していると誰もがそば打ちの道具をそろえ、配布されるそばで、年越し蕎麦を打つようになります。そして年が明けると、そば打ち教室が開かれ、さらに腕に磨きをかけます。私も旅行先でそば粉を見つけると都度購入し、またおみやげにいただくこともあって、冷蔵庫の中は、そば粉でいっぱいです。新そばがでる頃までには、何とかそばを打って消化したいと思っています。
高原のそば畑
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