訪問日;令和7(2025)年1月13日(祝)
久しぶりに最上稲荷に出かけました。いろいろ用事があって、自宅を出発したのは昼過ぎでした。コロナ禍が続き、しばらく遠慮していたので訪問は、実に4・5年ぶりとなります。
行きは高速で、帰りは下道を帰ることにしました。
参道入り口付近では、各駐車場の係の人が、(失礼ながら)シオマネキのように警棒を振って道の両側から手招きしています。
いつも一番奥付近の駐車場に停めているのですが、うっかり入るところを間違えて大型駐車場に停めてしまいました。駐車料は1000円でした。日にちが経つにつれて値段もだんだん下がってくるのですが、当日は安いところで700円、もう少し日が経つと400円と下がってきます。
参道前の広場 屋台が並び活気があります。そして大勢の参拝者。
参道入り口付近には、多くの人々の姿がありました。1月の中旬とはいえまだまだ参拝者は堪えません。おいしそうなイカ焼きや、串焼き、たこ焼き、クレープなどのお店など屋台が並び食欲をそそられますが、お楽しみは帰りです。長い参道(門前町)は、延々と続き、両側に歴史を感じさせる古いお店から、新しいお店まで、見て歩くのも楽しいものです。
参道が途切れ、いきなりという感じでインド式の仁王門が出現します。老朽化のため、平成25年に改修工事が行われ、2体の金色仁王尊像もこのたび改修されましたが、びっくりしたのがそのお姿、まさに黄金の像でした。
仁王門を抜け、御水舎で手と口を清めて最初に向かったのが祈祷の申込所です。さすがにこの時期、1時間待ちで午後3時となっていました。先ほど、門前町の出口付近で買った線香にローソクで火をつけて、先に七十七末社参りをすることにしました。
参道は門前町 古い店から新しい店まで
昭和レトロな趣き
1本ずつ線香をあげて一回りすると、ちょうど無くなるのでうまいことできています。この日は風があって、線香の束が燃え上がり、消すのに苦労しました。そして旧本殿横で、恒例のおみくじを引きました。実は、ここのおみくじ、過去の経験から、かなりの確率で「凶」が出ます。でもこの日はなんと「大吉」でした。破魔矢を買わずに済みました。
おみくじは、金属製の箱をガラガラと振って廻し、小さな穴から番号の入った竹の棒が出るというものですが、物理的にうまく混ざらない結果だと思います。
旧本殿
扇子型のおみくじ
鉄筋コンクリート製の巨大な本殿
インド風の仁王門(山門)が見える
猿回しが行われていました
おみくじを引き、鐘楼で勢いよく鐘をついたあと広い境内に戻り、午後3時からのご祈祷の昇殿口に並びました。そしていよいよご祈祷ですが、以前から変わったことがいくつかありました。今までは、大広間に座ってご祈祷を受けましたが、すべて椅子席になっていました。
この最上稲荷、正式名称を「最上稲荷山妙教寺」といい日蓮宗の寺院です。祈祷の最後に
一斉に並んだお坊様が、「南無妙法蓮華経」と祈祷肝門を唱えながら、木剣を打ち鳴らすと、そのカチカチという音で、悪い運気が取り払われるようで、すかっとした有難い気分になるのです。しかも退場時には、2列に並び両側からお坊様が背中を、お経巻で頭・肩・背中にやさしく当てて。気を授けてくださいます。
御祈祷を受けた後の帰り道、国道を出るまで空いていなければ5分ほどですが、この日は30分以上を要しました。
いつものことながら、岡山方面からの帰り道、立ち寄るのが真備町の「横山へんこつうどん」です。私のお気に入りの麺処です。
こうして帰途につきましたが、どうか今年も一年、家族全員無病息災でありますように。
【日本三大稲荷】
ホームページでは、伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷として、1200余年の歴史を紡いできたとあります。この日本三大稲荷、何を基準にしたものでしょうか。歴史、格式、初詣の参拝者の数、などでしょうか。伏見は確実、豊川はほぼ確実、続く3番手を、最上稲荷の他、笠間稲荷神社、祐徳稲荷神社が名前を連ねています。
このうち、豊川稲荷は円福山豊川閣妙厳寺曹洞宗の禅寺、最上稲荷は、最上稲荷山妙教寺という日蓮宗の寺です。
明治の神仏分離で稲荷神社へと転身したのですが、豊川稲荷(妙厳寺)、最上稲荷(妙教寺)は奇跡的に神仏習合の姿を留めています。
久しぶりに最上稲荷に出かけました。いろいろ用事があって、自宅を出発したのは昼過ぎでした。コロナ禍が続き、しばらく遠慮していたので訪問は、実に4・5年ぶりとなります。
行きは高速で、帰りは下道を帰ることにしました。
参道入り口付近では、各駐車場の係の人が、(失礼ながら)シオマネキのように警棒を振って道の両側から手招きしています。
いつも一番奥付近の駐車場に停めているのですが、うっかり入るところを間違えて大型駐車場に停めてしまいました。駐車料は1000円でした。日にちが経つにつれて値段もだんだん下がってくるのですが、当日は安いところで700円、もう少し日が経つと400円と下がってきます。
参道前の広場 屋台が並び活気があります。そして大勢の参拝者。
参道入り口付近には、多くの人々の姿がありました。1月の中旬とはいえまだまだ参拝者は堪えません。おいしそうなイカ焼きや、串焼き、たこ焼き、クレープなどのお店など屋台が並び食欲をそそられますが、お楽しみは帰りです。長い参道(門前町)は、延々と続き、両側に歴史を感じさせる古いお店から、新しいお店まで、見て歩くのも楽しいものです。
参道が途切れ、いきなりという感じでインド式の仁王門が出現します。老朽化のため、平成25年に改修工事が行われ、2体の金色仁王尊像もこのたび改修されましたが、びっくりしたのがそのお姿、まさに黄金の像でした。
仁王門を抜け、御水舎で手と口を清めて最初に向かったのが祈祷の申込所です。さすがにこの時期、1時間待ちで午後3時となっていました。先ほど、門前町の出口付近で買った線香にローソクで火をつけて、先に七十七末社参りをすることにしました。
参道は門前町 古い店から新しい店まで
昭和レトロな趣き
1本ずつ線香をあげて一回りすると、ちょうど無くなるのでうまいことできています。この日は風があって、線香の束が燃え上がり、消すのに苦労しました。そして旧本殿横で、恒例のおみくじを引きました。実は、ここのおみくじ、過去の経験から、かなりの確率で「凶」が出ます。でもこの日はなんと「大吉」でした。破魔矢を買わずに済みました。
おみくじは、金属製の箱をガラガラと振って廻し、小さな穴から番号の入った竹の棒が出るというものですが、物理的にうまく混ざらない結果だと思います。
旧本殿
扇子型のおみくじ
鉄筋コンクリート製の巨大な本殿
インド風の仁王門(山門)が見える
猿回しが行われていました
おみくじを引き、鐘楼で勢いよく鐘をついたあと広い境内に戻り、午後3時からのご祈祷の昇殿口に並びました。そしていよいよご祈祷ですが、以前から変わったことがいくつかありました。今までは、大広間に座ってご祈祷を受けましたが、すべて椅子席になっていました。
この最上稲荷、正式名称を「最上稲荷山妙教寺」といい日蓮宗の寺院です。祈祷の最後に
一斉に並んだお坊様が、「南無妙法蓮華経」と祈祷肝門を唱えながら、木剣を打ち鳴らすと、そのカチカチという音で、悪い運気が取り払われるようで、すかっとした有難い気分になるのです。しかも退場時には、2列に並び両側からお坊様が背中を、お経巻で頭・肩・背中にやさしく当てて。気を授けてくださいます。
御祈祷を受けた後の帰り道、国道を出るまで空いていなければ5分ほどですが、この日は30分以上を要しました。
いつものことながら、岡山方面からの帰り道、立ち寄るのが真備町の「横山へんこつうどん」です。私のお気に入りの麺処です。
こうして帰途につきましたが、どうか今年も一年、家族全員無病息災でありますように。
【日本三大稲荷】
ホームページでは、伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷として、1200余年の歴史を紡いできたとあります。この日本三大稲荷、何を基準にしたものでしょうか。歴史、格式、初詣の参拝者の数、などでしょうか。伏見は確実、豊川はほぼ確実、続く3番手を、最上稲荷の他、笠間稲荷神社、祐徳稲荷神社が名前を連ねています。
このうち、豊川稲荷は円福山豊川閣妙厳寺曹洞宗の禅寺、最上稲荷は、最上稲荷山妙教寺という日蓮宗の寺です。
明治の神仏分離で稲荷神社へと転身したのですが、豊川稲荷(妙厳寺)、最上稲荷(妙教寺)は奇跡的に神仏習合の姿を留めています。
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